川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

2021.06.14

こんにちは、エビスダニです。

 

今回は、ちゃぶだいニューカマーの紹介をしたいと思います。

ニューカマーといっても4月後半頃から来てもらっているのですが。

 

23歳のフレッシュなケイゴ君です。

 

まず、今回の求人に応募して頂いた方、みなさん素敵な方でした。

若い方が多く、みんなとてもしっかりしていてびっくり。

今回は宿直ができる方を探していたので、とてもいい方でも20代前半のかわいい女性はさすがに心配で採用に至らなかったりなど、一人に決めるのはとても心苦しく難しいことでした。

そして3名の方は私ののっぴきならない事情の為、面接に同席できず申し訳なかったと思っています。

 

面接って難しいですよね~。そんな短い時間で人のことなんてわかんないし。

私は直観に頼るタイプではありますが、今回は皆さんに同じ質問をしてみました。

どんな考えの人だったら一緒に働きたいかなっていうヒントになるような質問を。

 

「仕事をする上で大切にしていることはありますか?」

 

お客様に対してでも、一緒に働く仲間に対してでも良いのですが、何を大切にしているか、を訊ねました。

 

ケイゴ君はその質問に

「嘘をつかないで本音で話すこと」

と答えてくれました。

 

関係がうまくいかなくなる原因はだいたいどちらかが伝えなさ過ぎているか、聞かな過ぎているから。子供相手に仕事をした経験もあるケイゴ君は、本気で本音で話さないと相手の本音も聞けないということを感じたり、本音を隠して相手に合わせていた方が楽かもしれないけど分かり合えないというようなことを答えてくれました。

 

私が23歳の時におなじ質問をされたらきっと

「時間を守ります」

くらいしか答えられないと思うんですけど。

 

個人的に、彼の答えが一番好きでした。

まぁ、相手によっては本音を隠して適当に相槌うつことも多いですけどね、私は笑。

 

ちなみに私が大切にしていることは

「礼儀」

です。

ビジネスマナーとかほんと知らないの、私。

でも、何かしていただいた時に必ずお礼を言うとか、挨拶をするとか、細かいことも伝えるとか、返事は早めにするとかそういうことができればうまくいくんじゃないかと。

でもでも、人の顔と名前を覚えるのが本当に苦手で、お礼とかも忘れがちなのだけど、すぐ忘れる自分を自覚して意識してちゃんと覚えておくように努めてはいます。

しかし、つい最近も歯医者の予約すっぽかしたばっかだけどね。

お菓子もってお詫びと予約の取り直しにいきましたよ。。とほほ。。

 

まだまだな私の話はさておき。

ケイゴ君の志望動機の一つに、ちゃぶだいは「色んな種類の人がゆるく交わるサードプレイスのような場所」だと感じ、そういう場所で働きたいと思ってくれたことがあります。

そんなケイゴ君がさっそく自分企画の夜カフェを開催してくれました。

宿泊ゲストが減ってしまった中で、宿直スタッフの仕事を減らすのではなく、ちゃぶだいらしい何かをやっていこうと始まった夜カフェ

ケイゴ君はなんと自分の人生の紙芝居を作ってきました。

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毎日作っているというお味噌汁も振舞いました。

紙芝居は30分以上にわたる力作で、彼がなんどか壁にぶち当たりぐちゃぐちゃになりながらも

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人の為に働く喜びを知ったり、パーマカルチャーを学んだりしながらちゃぶだいに辿り着くまでのことが描かれていました。f:id:chabudaikawagoe:20210614160953j:image

 

ケイゴ君が感じた、色んな人がゆるく繋がる場を実感してもらえた夜になったかな。

色んなことがあってここに来たこと、ケイゴ君がどんな人なのかが少しわかって嬉しかった。

まだまだ、たぶん色んなことを探し続けるのだと思うけれど、その中でちゃぶだいに来てくれてどう変化するのか、楽しみです。

 

基本的に夜のシフトなので、日中はいないことが多いけれどもし会えた時には色々お話してみてください。

 

19日はタイキ&ケイゴの宿直で、こんな夜はもうないから残り2枠(ドミトリー)を争奪してくださいませ!

 

ケイゴ君へ。写真勝手に載せてごめんね。著作権に関わるようだったら削除しますので言ってね笑。