未来を選ぶこと
年が明けて間もない頃、ちゃぶだいに新たな出会いがありました。
川越市内のエコハウスで暮らしている高橋真樹さん、由美子さん夫妻。
エビスダニがピースボート繋がりでお宅にお邪魔したのがきっかけでちゃぶだい+80%の荒木さんともご一緒する場を持てました。(もちろんすずのやで。荒木さん大興奮)
エコハウスってすっごいの!断熱・気密がしっかりしていて、家じゅうが夏は涼しく冬は暖かい心地いい生活がすごく少ないエネルギーで実現するんです。
今一番ほしいもの、エコハウス(笑。
エコハウスでの暮らしを紹介しているご夫婦のブログはコチラ。
ゆみさん(由美子さん)は、ピースボートで主にツアーガイドや新しいツアーを作ることなどをしてこられた方です。
ピースボートですから、一般的な観光ツアーもありますが、先住民に会いに行くツアーや現地の若者と大交流、現地で起きている問題について学ぶツアーなどユニークなツアーもあります。
そんなツアーを1から作るゆみさんの仕事はイモトのようなものだとのこと(笑。
ゆみさんには今後ちゃぶだいの良きアドバイザーとして頼ることがあるかと思っています!
そして真樹さんは2月からポレポレ東中野で公開している「おがやかな革命」という映画でアドバイザーを務められたジャーナリストです。
この映画は、色々な地方で始まっている地域資源を生かしたご当地エネルギーを立ち上げた人たちのこと、そこから始まる地域の中での色々なもの、人の循環などを取材されたドキュメンタリー映画です。
私も観に行きましたが、ゲストハウス関係だと、岡山県西粟倉村のあわくら温泉元湯が紹介されています。
元湯がそれ単体ではなく地域の資源や住人とうまーく繋がりをもって成り立っている宿なんだということがよくわかりました。
この映画で紹介されているのは自然エネルギーをキーワードにしているので、私たちがいま川越でやっていることとは一見違うようではあるけれど「ほしい未来を自分たちで作る」という気持ちは共通しているなぁと思いました。
すごく勇気と希望をもらえる映画なので是非みてほしい!
そして最近つくづく感じているのは、買い物、つまりどうお金を使うかって、ほしい未来を選ぶことだなぁということ。
気づくの遅いよって思われるかもしれませんが、、、
電力会社を選ぶこともそうだし、ただ安いからといって何でもかんでも〇Kストアで買うのはもうやめようっと。
川越には地場産野菜を売るお店だってあるし、手仕事で作られた雑貨を売る店だってあるし、現代でも使える伝統工芸品を売る店だってある。
外食チェーンではなく、ていねいに作っている人の顔が見える小さな飲食店もたくさんある。
私が選ぶ一つ一つのものが未来につながっている。
「私が思うほしい未来」をどうちゃぶだいで提供できるか、そんなことを考えるようになりました。
頭が足りないので大したことは田中さんとにっしーが考えるとして、私は大したことないアクションでもちゃぶだいを通じて起こしていきたいと思っています。
さぁ、ちゃぶだいもいよいよ忙しくなりそうですよー!
それって・・・どういうこと!?
ふふふ、これからもお見逃しなく!!
蔵端カイギとイベント告知!
あれま!
気づけばもう2月も終わりなんですねぇ。
寒い寒いと言ってはいるけれど、ふと周りを眺めると梅が咲いていたり、春の七草であるハコベが伸びてきている(我が家の文鳥の好物)!
そんな中、ちゃぶだいとしては現在じりじりともどかしい時間を過ごしています。
私たちの春はまだもう少し、、、かなぁ。
さて、2/20、川越蔵端カイギという、㈱80%が新しくオープンさせたコワーキングスペースダイクマチで行われたイベントで少しお話してきました。
いやさぁ、記念すべき第一回目のゲストで私ってもったいなくない?他に2人素敵なゲストがいるからいいものの。
でもせっかく頂いたお話だったので、お受けしましたさ。
人前で自分のことを話すのって難しいー。
言葉の選び方とか、考えていたけれど緊張で頭ぐちゃぐちゃに。
・なぜゲストハウスをやりたいと思ったのか
・旅の話
・なぜ川越に決めたのか
・まちキャンからこれまでのこと少し
みたいなことをお話ししました。
所々言いたかったことが抜けていきました。
「川越で一番好きなところは?」
という質問に
「おいしいものが食べられるところ」
・・・って!
嘘ではない、嘘ではないけれど何か答えなきゃと焦り、たぶんお腹がすいていたのでしょう、ね。
言い忘れてしまったことの中に、
私の、川越の好きなところに「バランスと規模感」ということがあります。
都会すぎず田舎すぎず、美味しいものも食べられて良いものも手に入る。
東京ほど選択肢が多すぎず、モノが溢れかえっていない、人も多すぎず、閑散ともしていない。
古いものも新しいものもまちの中に混在している。
中心地と言われるエリアは一日歩き倒すのにちょうどよく、一歩外に出れば里山の風景が残る。
・・・大事なこと言い忘れたねぇ(笑)
いや、でもとてもいい勉強になりました‼
企画してくれたにっしー、そっしー、ありがとう。
さて、他のゲストにはお馴染み80%の荒木さん、そして今月15日に川越市駅近くに念願のギャラリーをオープンさせた中村純子さん。
純子さんともまちキャンで出会い、創業スクールでは一期先輩という関係です。
ギャラリーの名前はruriro。
さっそくお邪魔してきましたがとっても素敵な空間になっていました!
純子さんのお話は、緊張していて全部をきちんと聞くことができませんでしたが、
アートって子供の頃はとっても身近なもの。お絵描きをしたり、工作をしたり。
けれど大人になると、下手だからとか知識がないからと遠ざかってしまう。
ruriroはアートをもっと身近に、思うがままに自由に感じる場所。
純子さんの言葉とは少し違うかも知れないけれど、そんなお話をされていました。
そして荒木さんはついに死生観を語り出し、布教活動も絶好調でした。
どんどん話すのがうまくなっている荒木さん。
二番目に話した私は、今度は逆に集中力がぷっつり途切れて荒木さんの話はほぼ右から左へ笑。
自分の死のイメージをもつこと、みたいな話から気づけば80%の活動内容についてのお話をされていました。
川越でオモシロイことをやっている人、やりたい人を横につないでいくことを目的としたこのイベントはこれからも続けていくみたいです!
ちゃぶだいイベント第1卓
(前回は第0卓)
ちゃぶだい主催イベント第二弾のお知らせです。
3月5日、場所は前回と同じ水谷意匠一級建築士事務所さんをお借りします。
今回はゲストをお迎えしてお話して頂き、その後は参加者も交えて座談会のような形を考えています。
ゲストとは・・・なんとシーナと一平のオーナー、日神山さんです!!
「マチにとけ込む宿-椎名町のお話」と題して、宿ができるまで、そして、できてからのよもやま話を伺います。
シーナと一平とは、豊島区椎名町にある豊島区のリノベーションスクールで誕生したゲストハウスです。
商店街の中に昔からあったとんかつ屋さんをリノベした宿で、一階にはシェアミシンがあるカフェを併設しています。
「布で世界とつながり、ミシンで地域とつながる」
シーナと一平では、地域の人が手芸サークルのようにミシンを囲んでわいわいと活動していたり、外国から来たお客様と一緒にビールを飲んだり、親子やPC片手にやってくる若者がおいしいスイーツを食べながら楽しそうにしていたり熱心に仕事をしている様子など、色々な風景に出会います。
椎名町に住む人、通う人、訪れる人がわらわらと出入りするお宿です。
そんな宿のオーナーさんからどんな話が聞けるのか、楽しみです!
まだ残席が少しありますのでお早目の参加表明をお待ちしています!!
イベントページ↓
https://www.facebook.com/events/2037635646454586/
初めてのイベント!
満員御礼!
(撮影:にっしー)
26日金曜日、ちゃぶだい主催で初めてのイベントを開きました。
ありがたいことに予定以上の参加者が集まり、ある程度予想していた身内以外の初めましての方も何人かいらっしゃって嬉しい限りの夜になりました。
どんなイベントだったかというと、「川越のまちやどを妄想する」イベント!
まず我々ちゃぶだいの自己紹介を軽く。
そして参加者の自己紹介。
ここで「宿選びで譲れない点」を聞いてみたのですが、わいわいしているのが好きな方、静かな場所が好きな方、おいしい食事と温泉とか、仕事でなら駅近だけど家族でなら自然に触れられる場所、など色々でここからもう面白かったです。
そのあと、まず各自で宿の機能について思いつくことを何でも付箋に書き出してもらいました。
風呂やベッドなどあって当然のものから、使い捨てスリッパなどアメニティ関係、マッサージやウェルカムドリンクなどプラスアルファのサービス関係、ハーブガーデンやハンモック、ファイヤープレイスに足湯、おはやし体験に座禅・写経体験・・・
ドキッとしたのは「いいかんじの家主(運営者)」!お、おう。
後で発見してつっこみたかったのが「おもしろいおじさん」。
誰?これ書いたの。笑。
そして2つのチームに分かれて、各自考えた機能を出し合います。
同じものはまとめて、似たような機能もまとめていって・・・
今度はその機能を川越の地図に落としていきます。
寝室はどこ?
食堂はどこ?
今あるレストランや施設を宿の機能に設定してもいいし、喜多院にハンモックと足湯作っちゃえ!なんてバーチャルな考えもアリ。
そして発表なのですが、2つのチームで全然違う仕上がりになったのでびっくり。
最初のチームは川越の中心部を広く使って、バーなどのくつろぎエリア、庭園やハンモックなどガーデンエリア、水辺の散歩を楽しむエリア、博物館・美術館など文化的なエリアなど分け、スカラ座がシアタールーム、旭湯が浴室、新河岸川沿いにバーベキュースペースなど細かい機能を落としていきました。
次のチームは対照的で、蓮馨寺前の立門前通りにフォーカスを当て、そこにある大丸屋呉服店さんを妄想の中で宿に見立てました。その周辺のコンパクトなエリアだけで朝食がとれるカフェやスケボーで遊ぶ、などの過ごし方を提案されました。
広くも狭くも楽しめるんだなという発見、似たような結果になりそうでならないという驚き、あったらもっと楽しくなるだろう機能、そして出会いと楽しい会話。
ちゃぶだいで初めてのイベントは、とても幸せな夜になりました。
来て頂いた皆様、本当にありがとうございます。
もう次のイベントのことも考え始めていますよ!
次回もよろしくお願い致します。
☆Special Thanks☆
場所を提供してくれた水谷意匠一級建築士事務所の水谷さん。
お酒が飲めるイベントスペースがなかなか見つからなかったので、とても助かりました。
公民館なども考えましたが、水谷さんの事務所でできて本当に良かった!
水谷さんはちゃぶだいの建築関係のことも相談にのってもらっています。
少ない予算でお菓子を作って下さったBanonの白土さん。
見た目もかわいいお菓子で特に女性のテンションが上がりました!
ワークの途中でもお菓子がコミュニケーションのきっかけになり、固くなってしまいそうな時間に優しい空気を出してくれました。
ありがとうございました!
これからもよろしくお願い致します!
イベントのお知らせ!!
あけましておめでとうございます!
今年こそオープンするゲストハウスちゃぶだいをどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
初イベント開催します!
ちゃぶだいで初めてのイベント開催です。
ちゃぶだいイベント 第0卓 「川越のマチヤドを妄想しよう」
「まちやど」とは、そのまちの宿が寝室、まちのレストランが食堂、銭湯が浴室、カフェがリビングなど、まちを一つの宿と見立てることで宿泊施設と地域が繋がりを持ち、まちの人が宿泊客をもてなすことでそのまちをもっと肌で感じて好きになってもらえる宿、、のような感じです笑。
ちゃぶだいも、まちやどを目指しているわけです。
そこで初めてのイベントとして、みんなで川越のまちやどを妄想する会を開くことにしました。
川越をご存知の方は「自分だったらこのレストランが食堂かなぁ」とか、川越はよく知らないけどちゃぶだいのイベントに参加してみたい!という思わず手を合わせて拝んでしまいそうなほどにありがたい方は「この辺においしいパン屋さんがあったらいいよね」なんていう妄想を発揮して頂ければと思います!
正解も不正解もなく、皆さんが思う「理想のまち、旅したいまち」のことをわいわいと話せればいいなと思っています。
そこで出た話がわたしたちのこれからに大きなヒントを与えてくれることでしょう。
これを見ると・・・
19:30-19:40 アイスブレイク、「アイスブレイク」ってなんのこっちゃ(=_=)
20:00-20:30 グループワーク、「グループワーク」なんてなんか緊張しちゃう!
なーんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫!
私もよくわかりません笑!
ただ、「みんなで理想の宿、理想のまちについて話すってことよね!」くらいの理解で挑みます!!
開催場所の水谷意匠一級建築士事務所さんも素敵な空間なんですよ♪
貴重なハナキンですが、お時間あれば是非遊びに来て下さいね!!
まってまーす(^^)/~~~
あ、もしFacebookやってないけど参加したいって方がいらっしゃいましたら、とりあえずここにコメントを残して頂ければ!
よろしくお願いします!!
2017年のまとめ
2017年最後の日になりました。
川越も小雪がちらついています。
去年の12月に最初の物件の話がなしになってしまったときはすごく残念で悔しい気持ちで一杯だったけれど、また気持ちを切り替えて物件探しを続けることと並行して、色んな人に会いにいったり、自分なりに勉強したり、楽しい修行の一年だった気がします。
今年の初めに交渉させて頂いた物件は、とても素敵な建物だったのですが莫大な修繕費のために私たちでは実案件化することはできませんでした。
それからゲストハウスちゃぶだいのfacebookページも作って、まだあんまり発信できることがないんだけど、それでも今日で174人もの方から「いいね!」を頂くことができました。
この一年があったからこそ応援してくれる人や仲間が増えて、川越の中でもつながりが増えていって、きっと、あの時勢いのままに開業するよりこれから私たちがつくる宿はもっともっといいものになると思えています。
ただ、2018年には開業させたい!
いつまでも「勉強」しているだけじゃぁ、みなさんも冷めてきちゃいますよね。
いまちゃぶだいは開業に向けて必要なことをいろいろと調べています。
川越ほどの観光地にゲストハウスが一軒もないのにはやっぱり理由があって、それがまたけっこうなハードルだったりします。
まだそのハードルを飛び越えるための助走の第一歩くらいの段階ですが、色々なアプローチを模索中です。
早くもろもろご報告できるよう最善を尽くします!!
年明け頃からはちゃぶだい主催の小さなイベントも開催していくつもりです。
イベント担当にっしーがなんだか楽しいことを考えているところ。
なかなか進まない私たちの動きを見守って下さっている皆様、どうもありがとうございました。
2018年のちゃぶだいもどうぞよろしくお願い致します!
楽しかった川越祭り。
あっ、にっしーがいない!
はい、にっしー。
皆様、良いお年をお迎えください(=^ェ^=)!
第二回まちづくりキャンプin川越 その2
さあ!本格始動!
3つの大きなミッション
・センターテーブルを作る
・お外でお仕事セットを作る
・壁を破壊する
プラス、まるちゃん先生の装飾作り。
の、チームに分かれて作業開始です。
破壊王の登場
私はまずは壁の破壊を担当。
壁の面積が狭いため(という言い訳)私はほとんど見ているだけで壁はきれいになくなりました。
普段は高校の先生だけどパワフルに破壊!
恐らく日ごろのストレスをぶつけていたのでしょう・・・。
こうだったのが・・・
こうなりました!
これが「引き算のリノベーション」なんですね!
次のミッションへ
壁は無事になくなったので私はまるちゃん先生の装飾コースにジョインしました。
こんな感じで、流木をリースのように組んだり、照明のシェードを作ったりします。
まるちゃんと東洋大学建築学科の女子大生と3人で、テーブル製作なんかに比べたら地味な作業だけど陰でコツコツ頑張りました。
↑まるちゃん先生
シェード作りは、風船に麻紐を巻き付けて、水で溶いたボンドを塗りたくって固めます。
こんな感じに乾かします。
にっしーは後から来たくせに花形のテーブル作りにジョイン!
この人の、「溶け込む力」は本当に尊敬。
ずうずうしいだけか?
お仕事セットと座布団作りには、今回最年少の中3男子が参加!
デッドストック工務店の憲さんと。
この二人が最後にはマブダチになったのがいい。
実は、初日に市内の空き家から一見ゴミのようなものたちを回収していて、それらを生かすことも今回のミッションに含まれております。
座布団には、大量に回収したなんだか懐かしさを感じる布を使います。
流木も組んでいきます。
女子大生現場監督と共同作業(^v^)
そんなこんなで、二日目の夜はプレゼンに向けてのミーティングも始まり、私も去年のあの眠れない夜を思い出しながら暖かい目で見守りました。
ついでにちゃぶだい会議もやりましたyo!
完成はどうなったのか!
ビフォー↓
じゃーーーん!!
このモザイクのセンターテーブルはワイヤーでつられていて、柱に取り付けたハンドルを手動で回すと上下に動きます。
壁には座布団たち。
風船のシェードもこんなに素敵に!!
テーブルをフルで上に上げると・・・↓
テーブル裏にも照明が!!
そして色んな所にあのゴミたちが活用されています。
「デッドストック大喜利!」サイコー!!
表の風景。
流木のアーチも看板も無事に完成。
ステキなステキなスペースになりました。
そして、お仕事セットのほうは・・・
こっからの、
こうなって、
こうなって、
そんでこうなって、
こーんな感じに!
この日はたまたま蓮馨寺でコーヒーフェスティバルが行われていたのでたくさんの人が!
実際に座布団も使ってもらって喜んでもらって、これは大成功だと手応えを感じることができました。
タイヤのついた箱はモバイルバッテリー搭載なのでスマホ充電切れ間近な観光客に貴重な電源をわけることができる。
「幸せのおすそわけ」
プレゼンもなんだか楽しくできましたよ。
セルフリノベーションコースのみんな。田中さんがジャンプしてるのがウケる笑。
リノベーションプランニングコース
他のチームはどんな内容だったのかざっと紹介すると、
1つは、すずのやと同じ通りの二坪くらいの「空き地」!を対象としたチーム。
名付けて「二戸一(ニコイチ)プロジェクト」。
小さな店舗を建てて、そこに「地元の愛され店」と新しく事業を始めたいひよっこが一緒にお店に入っちゃうという提案。
もう1つは、「まちやど夕」。
川越に残る「旭湯」という昔ながらの銭湯の隣の物件を対象としたチーム。
まち全体を宿に見立てる「まちやど」の宿泊機能を2階に儲けて一棟貸しの宿にし、一階では飲食営業をするという提案。
近くの桶屋さんや酒屋さんとコラボした銭湯セットの提案がすごく良いと思いました。
え?ちゃぶだいのライバル?
いえいえ、全然違うスタイルだし色んな特色のある宿があるまちって、いいじゃん!
私たちも負けずに頑張ります!!
嬉しかったこと
今回のまちキャンで私個人が一番感動したことは、若い人たちの心の変化です。
中3男子は「仕事ってもっと黙々と作業するのかなって思ってたけど話しながらで楽しかった」って。
仕事ってやっぱりあんまり楽しいものってイメージがなかったかも知れないけど、このセルフリノベは大人が本気で楽しんで取り組んでいたから、仕事って楽しくできるものなんだよって体感してくれたかな、この経験が彼の中にちょっといいものとして残っていけばいいなぁと、おばちゃんは思いました。
そして建築学科の女子大生。
彼女は今まで世間一般的に「まっとうな」人生を歩んできたけれど、このキャンプで「大学8年通った人」や、「フリーの木こり」や、「旅した果てにゲストハウスやろうとしてる人」に会って衝撃を受けたそうです。
そして、バリバリ新しくでかい開発をするデベロッパーかっけー!って思っていたけれど、このキャンプで古いものを生かす、しかもカッコよく!そんなことを体感したことでかなり心境の変化があったみたい。
なんかそれが嬉しい!
その「変化した心境」自体も嬉しいんだけど、人の心を動かすのはやっぱり実体験なんだということ。
自分の手で作ったものが色んな人を幸せな気持ちにできるんだっていう実感や、どんどん出来上がっていくライブ感、短い間でも生まれる仲間意識とか、やっぱりそういう実体験が人の心を動かせるのだ!!だぁ!!
ネット上の情報だけで満足してちゃあ人生膨らんでいかないよ!
「さあ、手を動かそう」
「ゴミ&ピース」
第二回まちづくりキャンプin川越 その1
私たちのちゃぶだいプロジェクトが生まれたまちづくりキャンプの第二回が12/8~三日間行われました。
今年はワタシは・・・
田中さんは80%で今年も関わっていき、にっしーも途中いなくなったりしながらも参加するとのことで、、、ここだけの話ですが、エビスダニは去年のまちキャンほんとに辛くて(*_*)、今年は公開講座と最終プレゼンだけ見に行こっかなーくらいに思っていましたが。。。運営のオープンエー飯石さんから「えびちゃんセルフ参加しようよ!」と悪魔のささやきが届き、セルフリノベーションコースという、実際に手を動かしリノベーション作業をするコースに金曜夜から半分スタッフで参加することに。
初日
金曜夜の高藤さんの「手づくりの向こうにユートピアはあるのか」という、本人曰く、「せかされてなんとなくカッコよくつけたタイトル」のレクチャーから参加することができました。
高藤さんは鳥取のコモン建築事務所の代表で、鳥取家守舎という家守会社もやられています。
私が無知だったのですが、驚いたのは高藤さんは18切符の旅で鳥取に行ったときに訪れたホンバコの仕掛人でした!
マツトソさんともつながりがあるし、わたし鳥取大好きになったから、そんな人が川越に来てくれたのが嬉しくてオープニングパーティーでアイドルのファンみたいに話してしまって思い返すと恥ずかしい。
レクチャーでは、ドライバーというおもちゃを武器にネジというネジを外す子供時代を経て、車業界から建築へ移行し、まちづくりに興味が出るまでの話もとても面白かったのですが、やっぱりまちづくりに関わるようになってからの話はすごかった。
発表から3日で公開中止になった高藤さん作の鳥取城マスコットキャラクターかつ江さん↓
にまつわる話とか、興味深い話はたくさんあったけど、おもしろくて、ちゃぶだいでもできるかなと思ったのが「空き家バー」。
一言で言えば空き家での誰でも参加できる飲み会だけどいくつか決まりがあり、例えば、
・お掃除からスタート
・近所に挨拶
・収支報告をする。
など。近所から嫌がられず、あわよくば一緒に楽しんでもらうためにドリンクチケットを配ったりもしているとのこと。
そういうことを始めると何が起こるかというと、
好奇心で人が集まり、昔話が始まる。私も今の交渉中物件のこと、その周りの昔話、とても聞きたい。
そしてオーナーさんも楽しくなっちゃう♪
何度もやるうちに自然とスタッフ側の仕事をする人が出てきて、本気の人があぶり出される。
ホンバコでも、空き家バーをやっているうちに手伝い始めた人たちにアルバイトで入ってもらうことになったみたい。
10分の面接よりずっと信用できますよね。
そしてデッドストック工務店の話。
メンバー選りすぐりのゴミを持ちより(ごみやげと呼ばれる)ゴミニケーションとりつつ素敵なものに生まれ変わらせていく、子供のひらめきを忘れない大人たちの集団です。
今回のセルフリノベコースには、デッドストック工務店のすげーかっこいい職人が代わるがわる参戦してくれてイケイケな指導者のもと作業が行われました。
すずのやでのオープニングパーティーで初日の動きをキャッチアップし、なんとなく顔ぶれも見て二日目から本格始動です。
対象物件は
第一回まちづくりキャンプで誕生したお馴染みすずのやの二軒隣の長屋です。
もともと骨董店だったのをコワーキングスペースにリノベーションします!
この事業を進めているのはちゃぶだいの兄貴分(株)80%。
今回の我々のミッションは大きく3つ。
・右奥にあるらせん階段を隠している壁を破壊する。
・大きなセンターテーブルを作る。
・お外でお仕事セットを作る↓
らせん階段から上がった二階部分は後から増築したらしくスペースの問題で仕方なく螺旋階段になってしまったと思われます。
それが壁で隠れていて、外から覗いてもまさかあそこにらせん階段があるとは思いません。
だけど、我々はそういうのをカッコいいと思う人種。
これが見えたらパッと見の印象全然違う!と。
高藤さんはそれを「引き算のリノベーション」と表現されていて、作るだけじゃないリノベーションを体感してほしかったとのこと。
この壁の向こうにらせん階段が!
そして大きなセンターテーブル。
この案、最初は80%側からイベントの時などに邪魔になるので折りたたみにできないかと相談されたらしいです。
が、そこはさすがの高藤アニキ、なんと上下に動くテーブルを発案!
イベント時は頭の上に上げてしまえばいいのだと。
これ、すごいよ、ほんとに。ふふふ!
更に急きょでたアイディアがお外でお仕事セット。
箱がいくつか入れ子仕様で入る入れ物にタイヤとモバイルバッテリーを搭載させ、それがデスクと椅子になるのです。
この案を思いついたのは、近所に蓮馨寺というお寺があり天気のいい日にここで仕事できたら気持ちいいだろうなという妄想から。
また、高藤さんがここで感じた違和感が「地元の人と観光客の隔たり」だったそうです。
そして境内のお団子やで団子を買って食べるときに大体の人が座る石垣(画面左側)が冷たい!
そこで、この石垣にピタッとはまる座布団を作って観光客に使ってもらえたら、地元民と観光客のコミュニケーションのきっかけになるのではというナイスアイディア!
座布団を借りた観光客はきっと川越のこと好きになるよね。
そしてプラスアルファのミッションに、男性的なイメージのコワーキングスペースにちょっと「かわいい」を足すため、川越出身で内装デザインなどなどの仕事をされている「まるちゃん」をサブチューターとして迎え入れ、入り口の大きな窓に装飾を作ります。
さぁ、どんな風にリノベされるのか・・・!
長くなってしまうので一旦ここまで(^^)/~~~