第二回まちづくりキャンプin川越 その1
私たちのちゃぶだいプロジェクトが生まれたまちづくりキャンプの第二回が12/8~三日間行われました。
今年はワタシは・・・
田中さんは80%で今年も関わっていき、にっしーも途中いなくなったりしながらも参加するとのことで、、、ここだけの話ですが、エビスダニは去年のまちキャンほんとに辛くて(*_*)、今年は公開講座と最終プレゼンだけ見に行こっかなーくらいに思っていましたが。。。運営のオープンエー飯石さんから「えびちゃんセルフ参加しようよ!」と悪魔のささやきが届き、セルフリノベーションコースという、実際に手を動かしリノベーション作業をするコースに金曜夜から半分スタッフで参加することに。
初日
金曜夜の高藤さんの「手づくりの向こうにユートピアはあるのか」という、本人曰く、「せかされてなんとなくカッコよくつけたタイトル」のレクチャーから参加することができました。
高藤さんは鳥取のコモン建築事務所の代表で、鳥取家守舎という家守会社もやられています。
私が無知だったのですが、驚いたのは高藤さんは18切符の旅で鳥取に行ったときに訪れたホンバコの仕掛人でした!
マツトソさんともつながりがあるし、わたし鳥取大好きになったから、そんな人が川越に来てくれたのが嬉しくてオープニングパーティーでアイドルのファンみたいに話してしまって思い返すと恥ずかしい。
レクチャーでは、ドライバーというおもちゃを武器にネジというネジを外す子供時代を経て、車業界から建築へ移行し、まちづくりに興味が出るまでの話もとても面白かったのですが、やっぱりまちづくりに関わるようになってからの話はすごかった。
発表から3日で公開中止になった高藤さん作の鳥取城マスコットキャラクターかつ江さん↓
にまつわる話とか、興味深い話はたくさんあったけど、おもしろくて、ちゃぶだいでもできるかなと思ったのが「空き家バー」。
一言で言えば空き家での誰でも参加できる飲み会だけどいくつか決まりがあり、例えば、
・お掃除からスタート
・近所に挨拶
・収支報告をする。
など。近所から嫌がられず、あわよくば一緒に楽しんでもらうためにドリンクチケットを配ったりもしているとのこと。
そういうことを始めると何が起こるかというと、
好奇心で人が集まり、昔話が始まる。私も今の交渉中物件のこと、その周りの昔話、とても聞きたい。
そしてオーナーさんも楽しくなっちゃう♪
何度もやるうちに自然とスタッフ側の仕事をする人が出てきて、本気の人があぶり出される。
ホンバコでも、空き家バーをやっているうちに手伝い始めた人たちにアルバイトで入ってもらうことになったみたい。
10分の面接よりずっと信用できますよね。
そしてデッドストック工務店の話。
メンバー選りすぐりのゴミを持ちより(ごみやげと呼ばれる)ゴミニケーションとりつつ素敵なものに生まれ変わらせていく、子供のひらめきを忘れない大人たちの集団です。
今回のセルフリノベコースには、デッドストック工務店のすげーかっこいい職人が代わるがわる参戦してくれてイケイケな指導者のもと作業が行われました。
すずのやでのオープニングパーティーで初日の動きをキャッチアップし、なんとなく顔ぶれも見て二日目から本格始動です。
対象物件は
第一回まちづくりキャンプで誕生したお馴染みすずのやの二軒隣の長屋です。
もともと骨董店だったのをコワーキングスペースにリノベーションします!
この事業を進めているのはちゃぶだいの兄貴分(株)80%。
今回の我々のミッションは大きく3つ。
・右奥にあるらせん階段を隠している壁を破壊する。
・大きなセンターテーブルを作る。
・お外でお仕事セットを作る↓
らせん階段から上がった二階部分は後から増築したらしくスペースの問題で仕方なく螺旋階段になってしまったと思われます。
それが壁で隠れていて、外から覗いてもまさかあそこにらせん階段があるとは思いません。
だけど、我々はそういうのをカッコいいと思う人種。
これが見えたらパッと見の印象全然違う!と。
高藤さんはそれを「引き算のリノベーション」と表現されていて、作るだけじゃないリノベーションを体感してほしかったとのこと。
この壁の向こうにらせん階段が!
そして大きなセンターテーブル。
この案、最初は80%側からイベントの時などに邪魔になるので折りたたみにできないかと相談されたらしいです。
が、そこはさすがの高藤アニキ、なんと上下に動くテーブルを発案!
イベント時は頭の上に上げてしまえばいいのだと。
これ、すごいよ、ほんとに。ふふふ!
更に急きょでたアイディアがお外でお仕事セット。
箱がいくつか入れ子仕様で入る入れ物にタイヤとモバイルバッテリーを搭載させ、それがデスクと椅子になるのです。
この案を思いついたのは、近所に蓮馨寺というお寺があり天気のいい日にここで仕事できたら気持ちいいだろうなという妄想から。
また、高藤さんがここで感じた違和感が「地元の人と観光客の隔たり」だったそうです。
そして境内のお団子やで団子を買って食べるときに大体の人が座る石垣(画面左側)が冷たい!
そこで、この石垣にピタッとはまる座布団を作って観光客に使ってもらえたら、地元民と観光客のコミュニケーションのきっかけになるのではというナイスアイディア!
座布団を借りた観光客はきっと川越のこと好きになるよね。
そしてプラスアルファのミッションに、男性的なイメージのコワーキングスペースにちょっと「かわいい」を足すため、川越出身で内装デザインなどなどの仕事をされている「まるちゃん」をサブチューターとして迎え入れ、入り口の大きな窓に装飾を作ります。
さぁ、どんな風にリノベされるのか・・・!
長くなってしまうので一旦ここまで(^^)/~~~