川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

思い出したこと。

引っ越し以来、我が家の収納という収納の中身は減ることがなく後から後から詰め込まれる一方でした。

かつては必要なもの全てがバックパック一つに詰め込まれていたのいうのに、なんというありさま!!

このままでは赤ちゃんのものを置く場所がないじゃないか!

それにアンタはもっとシンプルな暮らしが好きなんじゃぁないのか?

というわけで、自分のモノ達を見直してみることに。

 

ここ何年も着ていない服、ゴムののびきったパンツ、もはや何が入っているか思い出せない箱。。

こんなモノ達を何年も抱えていたなんて。。

一度は私の一部だったモノ達に合掌をし、ゴミ袋へブチこんでいきます。

 

押入れの奥地へ奥地へと進んでいくと懐かしいものが出てきました。

 

学生時代に撮りまくっていた写真。

 

そういえば、山ほどあったプリントは一度処分したけれど、気に入っている数枚は手元に残していたんだった。

フィルムで写真を習う最後の世代だった私たち。

私はモノクロを好んで使っていて、東京の下町と呼ばれる場所や商店街のあるまちをとにかく歩きたおしていました。

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商店もまばらにしか存在しない山の中で育った私には商店街はとても楽しい場所でした。

 

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お祭りの雰囲気にわくわくしたり、小さな神社のささやかなお正月の風景に心が穏やかになっていったのを覚えています。

 

ちょっと懐かしい風景のなかで色々な人の営みが今も続いている、そういうところに惹かれてフィルムを何本も使ったものです。

 

海外へ行くようになっても、私が好んで撮るものはまちの中に人がいる、なんてこともないスナップでした。

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思い起こせば昔から、私は色々な日常に惹かれていたのだなぁ。

ホームランとなるボールがバットに当たった瞬間の写真でも、すらっと美人なデルモがポーズをとるスタジオ撮影でもなく、どこにでもころがっていそうな日々の風景を撮ることに夢中になっていた頃を思い出しました。

 

旅をするようになってからもその傾向は同じで、そんな中で心に残るのは出会った人のことでした。

展望台からの眺めよりそこでピクニックをしていた家族がコロッケをくれたこと、日本より物価が安いからと泊まってみた高級ホテルより屋台で出会ったおばちゃんが招いてくれた決して裕福ではない自宅。

 

「日常」と「人」。

私が心動かされてきたこと。

川越を私の日常にしたくて越してきた。

そんな私が見せたい川越は?

改めて考えるいいきっかけの大掃除となりました。(掃除はまだ続く…)

 

 

あっ、そうそう、ゲストハウスちゃぶだいの飲食部門に救世主現る!

きちんと決まったらまた紹介しますね♪

あとは飲食のアルバイトさんと宿泊のヘルパーさんを募集する可能性があります。

興味のある方がいらっしゃいましたら考えておいてネ(^_-)-☆