川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

イベントの報告と告知

どうも、妊娠7ヶ月に入り、くしゃみ時の尿漏れに悩まされ始めたエビスダニです。

 

さて、とりあえずこの前のイベントのご報告を!

 
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24日、3回目のイベントをすっかりお馴染みとなった水谷意匠一級建築士事務所で行いました。

テーマは「旅先としての川越 その魅力は!?活かし方は!?」ということで、ゲストをお願いしたのは高橋由美子さん。

世界一周クルーズを運営するNGOピースボートの元職員で、世界各国の様々なツアーを企画運営してきたキャリアを持った方です。

私が乗船した12~13年前には通訳スタッフとして乗船されていたのをよく覚えています。

なぜ覚えているかって、ゆみさん、その時坊主だったから!船のチャリティー企画で坊主になったらしいのですが。

 

ちゃぶだいの紹介、参加者の他己紹介(これがけっこう毎回おもしろい)を経てゆみさんのお話へ。


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アメリカで先生をしていた時から始まり、ピースボートの通訳スタッフからのツアー企画、現地添乗員としてのお仕事の話、特徴のあるツアーの紹介がいくつかありました。

ケニアの学校を訪ねたもの、マサイ族の青年とフラフープでコミュニケーションをとっている写真、チリのスラム街で壁画アートを楽しんでいるものやアマゾンの原住民の吹矢をツアーに入れてもみんなができるものかどうかゆみさんが試している写真(笑)。

ドイツでは廃炉になった原子力発電所を、廃炉になってからも雇用を生める場所に生まれ変わらせたテーマパークも紹介して頂きました。

 

そして葛藤。

とても素敵な場所を見つけて、みんなを連れていきたいと思う気持ちと秘密にしておきたい気持ち。ツアーにしたら秘密の場所じゃなくなってしまう。

これは例えば私たちがこれからちゃぶだいのお客様に地元の人しか行かないようなお店を紹介し続けたとき、果たしてそこはいつまで地元の人しか行かないようなお店でいられるのか、それがお店側にとって本当にいいことなのか、という疑問にもつながります。

また、ツアーを行うことによりお金が手に入り、普段はTシャツ短パンで過ごしているアマゾンの原住民も、ツアーの時だけ腰巻をしたり、マサイ族も携帯を隠して急にジャンプしだしたり、「それらしく見せる」ようになってしまい結局彼らの本来の生活とは違う姿に出会うことになってしまう。

そしてそれは川越でも起き始めているのでは、という意見も出されました。

川越を「川越らしく」見せようとしすぎているのではないか。

 

それから、2つに分かれて参加者の皆さんと実現可能かは考えずにどんなツアーができるか妄想してみました。

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ゆみさんからは、そこにしかないもの、そのツアーに参加しなければ体験できないこと、というアドバイスがあり、それを踏まえると妄想とはいえなかなか難しい。

結果、面白かったのは、一方のチームは朝のツアーを考え、もう一方は夜のツアーを考えたこと。20分くらいで考えたものなので内容はまだまだですが、改めて何ができるかみんなで考えるのは楽しい時間でした。

 

私がふとこの夜に思ったのは、夜の観光がないと言われますが、観光がないからこそ夜と朝には素顔の川越が見られるのではないでしょうか。

私は無理して夜にまで観光を作らなくてもいいのではないかな、と実は思っています。

お客さんが入ってくるなりみんなに向かって挨拶する銭湯であっっつい湯につかり、地元の人が好きで行くような呑み屋でその雰囲気に浸り、人気のない滑走路のような一番街を歩いてちゃぶだいに帰って来る。

そこでまた少しの程よい距離の交流があり、いい気分で寝て、朝には氷川神社をお参り、コーヒーとコッペパンの朝食をとってからまだ「川越らしい」川越になる前の準備体操をしている街を歩く。パンを買って川沿いを歩くのも気持ちいいし、なんだかそういう「ちょっと余裕のある休日」みたいな過ごし方っていいんじゃないかなーってね。

 

この日とても嬉しかったのは、ありがたいことでもあるのですが、参加者が知り合いだらけになっていく中このブログを見て参加してくれた初めましての方がいらして、楽しんでくれたこと。

色々な人が来てくれるのはやっぱりうれしいことです^^

ブログはとても難しくて、ちょっと恥ずかしいものですが、続けていればいいこともありますね。

 

次のイベント

次のイベントももう決定しています!!

ちゃぶだいイベント 第3卓 「川越にイキの良いコミュニティをつくろう!!」

と題して、5月22日の19時半~開催します。

ゲストにお迎えするのはコミュニティービルダーの柴田さん。

日本橋では移動可能な動産・タイ二ーハウスやDIYで作る屋台などを利用した期間限定(暫定利用)イベントスペース BETTARA STANDを、現在は横浜日ノ出町の高架下に誕生したTinys Yokohama Hinodechoを運営されている方です。

コミュニティービルダーっていったいどんなお仕事なんだろう??

私もわからないことだらけで、とても楽しみにしています。

少しでも興味があれば、ご参加お待ちしています!!

また、Facebookをやっていないけれど参加したい方がいらっしゃいましたら、このブログにコメントを下されば対処します^^

よろしくお願い致します\(^o^)/