川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

庭と眼鏡と

小春日和な日もあれば、顔がヒリヒリするほど寒い日もあって体が大変ですよね。いかがお過ごしでしょうか。

夏でも素足を見せることがなくなったエビスダニですが、とうとう男の足かと思うほどすね毛まみれになった自分の足を見て、自分の中で何かが終わったと感じている今日この頃です。

 

澤口眼鏡舎お披露目会

さて、これまで触れてこなかった庭の小屋について。

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↑小屋before

さぁ、これがどうなったのか!?その目で確かめて!

 

ここは澤口さんという眼鏡のフレームを作る作家さんのショールーム兼工房としてオープンします。

「かける人を引き立てる上質な眼鏡」をテーマに手仕事で眼鏡を作っています。

すでに工房での作業は始まっていますが、3月10日に改めてお披露目会を開くことになりました。

当日は、複数の作家さんの出店もあり、クラフトマーケットのような催しになる予定です。

 

日時:3月10日(日)11~16時(出入り自由)

場所:埼玉県川越市三久保町1-14 ちゃぶだいGuesthouse,Cafe&Bar

出展者:クラフト「JOURNEY(革)」「TSUI(靴)」「森屋茉莉子(ガラス)」

フード「川越メル珈琲(コーヒー・書)」「ちゃぶだいCafe(サンドイッチ他)」

詳細はホームページをチェック!

https://sawaguchi-meganesha.com

 

澤口さんは、プロダクトデザインを生業としていたひょうきんなおじさん。

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お酒もおしゃべりも好きでくだらない話でわいわいすることも多いけれど、たまに外から工房を覗くと、真剣な表情で作業をしている姿が見られます。

このまま元の会社に勤め続ければまぁまず生涯安泰なはずだけど、やりたいことやろうと一念発起した澤口さんは軽そうに見えて、人生かけてます。その心意気に刺激をもらいます。

奥さんの智子さんは起業する夫に不安を抱きつつもしっかり支え、たまに暴走する澤口さんの妄想に「どうどう」とたずなを握る、バランスのとれたご夫婦です。よくチワゲンカしている姿もご愛敬。智子さんは、私が出産直後に現場を離れていたころ現場の様子をちょくちょくメッセージで伝えてくれて、私はそれがすごく嬉しかった。

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ここのところ、庭に眼鏡小屋がありますよーとご案内すると、私の眼鏡を見て「あ、じゃあその眼鏡も!?」とよく聞かれるのですが・・・違うんです。。が、オーダーしますよっ!買う買う詐欺じゃないよ!いずれ、そのうち、ちゃんと・・・。

 

そして、この小屋のデザイン・設計を担当してくださったのが、このブログでもお馴染みの水谷意匠一級建築士事務所の水谷さん。施工は、秩父で古材も扱う設計事務所とカフェのワプラスさん。左官は、ちゃぶだいでもお願いした服部左官の服部さん。

 

水谷さんは川越産まれ川越育ち。

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ちゃぶだいからも近い場所にある事務所は、毎月28日の成田山の蚤の市にあわせてワプラスさんの古道具とスコーンとコーヒーを販売したり、イベントスペースになったり(ちゃぶだいのトークイベントもここでした!)、設計事務所でありながら住む人の日常に彩りを与えてくれる場所です。

水谷さんも川越が好きで、古いものを生かして新しく面白いものに生まれ変わらせたいという想いがちゃぶだいと合致して、まだ私たちが物件難民だったころから仲良くさせてもらっていました。

最近は水谷妻のきよみちゃんと一緒にやったイベント「スナック沼」も大好評で、これからも一緒に色んなことを生み出していきたい仲間です。

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服部さんは水谷さんの同級生で、穏やかな人柄で丁寧な仕事をしてくれる職人さん。ちゃぶだいの壁の漆喰は、化学物質を使わずに仕上げられています。一階の真っ赤なトイレ、二階のきれいなブルーの手洗いの左官も服部さんの仕事です。

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みんなで飲んでいても決して口数は多くなく、ニコニコ人の話を聞いている服部さん。無駄に自己主張をせず、でも仕事には芯が通っている姿がとても好きです。

 

ちゃぶだいにまた一つ新たな魅力を加えてくれる澤口眼鏡舎、ぜひ見にいらしてください!

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ちゃぶだいガーデン始まります。

ちゃぶだいの庭開発の最終エリアである南側。

これまでゴミ置き場だった南側にとうとう手をつけ始めました。

ちゃぶだいガーデンにご指導・ご鞭撻を頂くのが「ままざめファーム」の岡村大和さん。

川越市の今福という地域で無農薬の野菜を育てている兼業農家さんです。

ファーマーズマーケットで知り合いづてに紹介して頂き、ちゃぶだいガーデンの開墾を手伝ってもらえることになりました。

 

大量のゴミ出しを経て、2月3日にまずは整地の作業を行いました。

床下から出た土、庭の前面をきれいにした時に出た余分な土などでできた小さな山を掘り崩し、平らに近くしていきます。

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瓦礫片やゴミなどを取り除きながら、耕うん機で土を耕していきます。

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注:私はテディベアのぬいぐるみを背負っているわけではありません。

 

そして、大和さん特製腐葉土(落ち葉ともみ殻をまぜて糠(ぬか)を振って一年寝かせたもの)、大和さん特製ボカシ肥(糠とオカラともみ殻燻炭を発酵させたもの)、もみ殻燻炭、かき殻をまきました。

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仕上げに、紫外線に弱い微生物や小さな生物が住みやすくなるように藁を敷いてこの日の作業は終了^^/

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まずは色々な悪いものを吸い取ってもらうために麦をまくことになりました。

種まきは2月下旬です。

まだまだ進化するちゃぶだい!

今後はちゃぶだいガーデンの進展もお楽しみに!!