川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

ラストサンデーマーケット

こんにちは。

ちゃぶだい、エビスダニです。

久しぶりに改めてお伝えさせていただくと、エビスダニと西村は夫婦ではありません笑。

 

ちゃぶだいの中に夫婦はいません笑。

よく間違えられるので、再アナウンスでした。

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先日の神棚例大祭。神様をお祀りしてもう2年か~



日曜日の日常に

ちゃぶだいでは、毎月最終日曜日にラストサンデーマーケットという市を開いています。去年の6月から始めた試みで、三軒の農家さんの出店から始まりました。

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左から、たばちゃん(夫)・たばちゃん(妻)・高橋農園まゆさん・ままざめ大和さん

「最終日曜日にちゃぶだいの辺りに行くと、色んな生産者さんの作ったものが直接買える」っていう新しい日常になればいいなとにっしーが始めた企画でした。

が、どうやらこの辺では昔そういう市があったようで、実は「新しい日常」ではなく自然と戻ってきた日常なのかもしれません。

毎回開店と同時に来てくれる人も増えて、中には飲食店の店主がいたりするのもとても嬉しい。

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このもじゃもじゃ頭は・・・



コロナ騒動で

気づかされたことってみなさんそれぞれ色んなことがあると思います。

私が最近感じることのひとつは「生産者さんとつながりがある安心感」。

少し前に買い占めなんてことがあったけれど、お店に物がなければお金を持っていても手に入らないんですよね、当たり前だけど。

国内自給率がとても低い日本。

みんな自分の国のことで精一杯だったり、感染防止で輸入や生産がストップしたり、そうなったら日本は自国の力で国民全員を養えないんですよね。

これって単純に致命的じゃないですか(;^_^

 

普段から交流のある生産者さんがいて自分もその畑を手伝ったりもできて、その人がどんな想いでどんな風に作っているかがわかること、これほど安心なことってありますかね。

 

ちゃぶだいのラストサンデーマーケットに出店してくれている生産者さんたちは、私たちが自信をもって紹介できる方々です!

 

これまで参加してくださった生産者さんたち↓

ままざめfarm

ファーマーズマーケットで出会い、ちゃぶだい開業前から何かと支えてくださっているままざめさん。兼業で限られた時間のなか、無農薬無化学肥料でお野菜を育てています。

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野菜の説明がアツい大和さん

たばちゃん農園

彩り豊かなちょっと変わったお野菜も多く育て、普段は直売を行っています。川越市内の飲食店でもよく使われています。女性が育てるお野菜は目にも美味しい!

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ヨーロッパ野菜も多く育てています

高橋農園

三芳町で代々河越芋を栽培している芋農家さん。芋も品種が違うとこんなに違うのか、と、芋の奥深さを知れます。干し芋や冷やし焼き芋も絶品。

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リノベ中から手伝ってくれていたまゆさん

晴耕雨読

カフェのお客さんだった橋本さん。ときがわ町で新規就農して間もない有機農業を実践している農家さん。野菜の個性が際立つ力強いお野菜を育てています。

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プラスチック製品をつかわないこだわりも〇

あらい農園

鴻巣市で お米、各種野菜苗、各種野菜の生産をしています。春先にみんなでたけのこ狩りにお邪魔させてもらいました!新幹線がすぐそばを通過していました。

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野菜ソムリエでもあるあらいさん。お米も美味しかった!

happy breadbaking

普段はパンの講師をされている岡本さんのパンは、ドイツパンを得意としていますがホシノ酵母やルヴァンリキッドなど色々な原料・製法を使い分けて美味しいパンを焼いています。

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店舗を持っていないので、なかなか手に入らない絶品パン

Holon

火曜日のランチでも紹介しましたが、マーケットではたばちゃん農園のお野菜をたっぷり使ったヴィーガン弁当やグルテンフリーのクッキーなどを出品されました。

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体の中から綺麗になれるお弁当は彩も素敵!



 

コロナで休業していた頃から、ラストサンデー番外編としてまんなか日曜のマーケットも始めました。

この日は今のところ予約販売を基本としています。

 

・・・が、対面販売にこだわるままざめさんだけ対面笑。

 

ままざめfarmの大和さんは野菜をコミュニケーションツールの一つだと言っていました。

作ったものがお金になるだけが目的ではなく、お互いに顔が見えるところで野菜を通して色んな人と関わっていきたいのだと思います。

ただでさえ畑に費やせる時間は少ないのに、わざわざ対面を選ぶ人。

大和さんは、独学で有機農法を学び実践しています。

薬は一切使いません。でもそれは大和さんの選択であって、農薬使う人絶対ダメって考えじゃないところが好き。それぞれの事情に合わせて、その人なりの考えでいいじゃん、って。

失敗することもあるそうですが、大和さんの作る野菜はきれいだし美味しい。

土の栄養とか、生態系とか、色んなバランスがいいと薬を使わなくてもできるんです。

そのためには色んな工夫や段取りが必要です。

 

川越の乗馬クラブから譲ってもらった馬糞もその一つですが、先日畑に行ったときに馬糞の山を見て感激したことがありました。

排泄物を見て感激するのはこれまでにもあまりない経験でした。

馬糞にまじっている木くず。その木くず、ウメバチ(えび夫の家具工房)から出た木くず!!(ブログでも少し紹介したばかり)

メバチでは、家具製作の過程で出るカンナくずを乗馬クラブへ持っていっているのです。

巡り巡ってここにある。ウメバチでは防腐剤など使われていない国産材を使用しているのでここに来ても安心。

こんな形で自分に戻ってくるなんて!!

 

スタッフと一緒に、ままざめ畑には何度かお邪魔しています。

先日はタイキ君と草むしりをしてきました。


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そんなにしょっちゅう行けるわけじゃないけれど、小さな関り合いを重ねているうちに人間性もわかってくるし、畑を訪れることでもこの人は農薬一切使ってないなって信用できる。私たちが保証します笑!(私も別に無農薬を押しつけたいわけではありません)

そして、そういう風に丁寧に人間関係を作っていきたいと常々思っています。

 

すてきな生産者さんばかりのマーケット、ぜひお越しください^^