川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

家族が増えました。

出産をしていました。


f:id:chabudaikawagoe:20180825131037j:image

 

結局、陣痛が来たその日の昼まで現場でサンダーがけをしたりしていて、8月に入ったら少し現場から離れようと思っていたけれど、やっぱり気になって足を運んでしまうのでした。

f:id:chabudaikawagoe:20180820144828j:plain

この日、11日の夜に陣痛がきました。

 

いやぁ、世の母全員尊敬するわ。

分娩時間的には私は安産だと言われたけれど、未だかつてない痛みでしたよ。

この世に楽なお産なんてなくて、みんなそれぞれ色んなところで苦しんで、死ぬ思いして産んでる。

その辛さは比べられるものではなくて、体はボロボロで、一回のトイレに悲鳴をあげながら30分かかるような状態でも乳を与え始める母たちはみんな尊敬に値する。

赤ちゃんも頑張って頑張って新しい世界に飛び出してくる。

ようこそ。元気でよかった。

いい経験しました。

という訳で、エビスダニはしばらく今度こそ現場から離れています。

 

 

振り返ると

まだ田中さんとにっしーに会う前、私はゲストハウスをやりたかったけれど、こんな形でやることは想像していませんでした。

個人事業主で、自分にできる範囲のDIYで、細々とでも生きていける収入があればいいってくらいのレベルで考えていました。

3人で始めることになった時も、会社を作るとか、本格リノベとか、話がでかくなりすぎと思ったし、にっしーの話はインテリっぽくてよくわかんない横文字とか出てくるし、田中さんは中目黒に会社もってるなんてバリバリイケイケな人と自分が一緒に仕事なんてできるのかって不安がたくさんありました。

だけど今となっては、一人ではできなかったと素直に思います。

消防やら保健所やらとのやりとり、簡易宿所を取るために必要な改修の段取り、HPどうするか、予約サイトは使うのか、収支はあうのか・・・。

もし一人でやっていたら、この妊娠が発覚したときにゲストハウスは諦めていたでしょう。

今は、にっしーのインテリにも慣れてきたし、田中さんはそんなにバリバリ感を出さない人だったし、3人でいるのもなんだか楽しい時間になっています。

そして、妊娠を伝えたときに「どうにかなるよ」って言ってくれたことに感謝しています。(あれ、にっしーは「マジか」って言ってたっけ笑?)

 

3人でやることになったから出会えた人がたくさんいて、どんどん関わってくれる人が増えていって、今、色んな人がちゃぶだいを気にかけてくれている。

忍田さんがちゃぶだいに来てくれたことで床貼りワークショップも実現して、普段の作業も自分にできることで大工さんと一緒に仕事ができました。

お手伝いに来る人、ワークショップに来る人、ゲストハウスに興味がある人や、古い建物を守りたいという人、色んな人が色んな想いをもってここを訪れてくれて、たぶん少しは何かを得て帰っていってくれて、みなさんの心に沸いたこの場所への愛着の余韻が建物の中に残っていくような感覚があります。

その様子を現場で感じられないのはやっぱり寂しいです。

来てくれる人と直接お会いできないのはやっぱり・・・寂しいです。

ちゃぶだいが、私の知らないところで勝手に育っていってるような。

でもきっと子供も、私の知らないところで勝手に育つのでしょうね。

とはいえ、今無理すると更年期に響くという噂がまことしやかにささやかれているので、しばらくおとなしくしていようっと。

 

ちなみに、次回のワークショップは9/1、左官です!

イベントページはコチラ

絶対楽しいと思います!

 

どんどんできあがっていくゲストハウスちゃぶだいを私も楽しみにしています。

しばらくは育児日記以外の記事が書けないと思うので・・・(;^_^ ブログもちょっと滞る気がします。

ちゃぶだいのこと、忘れないでくださいね~。