川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

マスヤゲストハウスと諏訪

明けましておめでとうございます。

まだ始めて間もないブログですが、本年もよろしくお願い致します。

 

さて!年末に長野・諏訪のマスヤゲストハウス、行ってきました!

川越から車で行きましたが、思ったより近い印象でした。

到着してまず、建物が素敵で一目で魅了されました。

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築100年以上の旅館をリノベーションした建物で、廊下がキシキシ鳴いたり、声が響いたり、寒かったりするけれど、それ以上に歴史を感じさせる風合いと手作りの暖かさが魅力的。

共有のくつろぎスペースにはながーいコタツが!特注??

小さなバーや暖炉のあるコーナーがあったり、長野だけでなく新潟や萩など各地の素敵スポットのフライヤーが並ぶコーナーがあったり。

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キッチンもいちいち素敵。

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廊下。


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今回はパートナーと一緒に来たのでダブルルーム。(荷物が邪魔・・・(;^_^))

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テラス?付きで、一階のリビングが見下ろせます。

 

お昼前に到着し、スタッフさんにおすすめスポットを教えてもらう。

 どんな風に滞在したいかを聞いてくれた上で、お蕎麦が食べられる店や休憩スポット、メジャーではないけれど雰囲気のいいお寺など丁寧に教えてくれました!

ほとんど下調べせずに訪れたけれど、お陰で充実した滞在になりました。


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諏訪大社も行ってきました~!

 

下諏訪は歩いて回れる範囲に見所がギュッと詰まっているところがとってもよかったです。

 

歩き回って休憩したくなったのでマスヤで教えてもらった Eric's kitchenでお茶。

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もともとはマスヤゲストハウスの常連さんで、お店を出したいと思っていた時にマスヤと下諏訪に出会い、この場所に出店を決めたそうです。

私が泊まった日もリピーターがとても多くて、東京から月イチで来る、なんて方もいました。

移住のきっかけになる、トライアルステイのような機能をゲストハウスが兼ね備えている。

エリックさんがまさにその証拠ですね!

そして内装がおしゃれなだけでなく、料理もおいしくて(モーニングもいただきました)

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「なんだか、いい時間をすごしてるなー今。」

と感じさせてくれる場所でした。

 

そして夜は近くの温泉につかった後、クラフトビールとドイツソーセージが楽しめるタロウ珈琲へ!

 

歩いて行ける範囲にいくつか温泉があり、230円と安いし、ローカルな雰囲気が体だけでなく心も温めてくれる気がします。 

 

タロウ珈琲は女性オーナーが営んでいる小さなお店。

こちらも古い建物をリノベしていて、外の格子戸なんかも素敵なんだけど、びっくりしたのが、コレ!

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天井に、金魚鉢!??

オーナーさんの話では、2階の床に丸い穴が開いていたんだそう。

窯のようなものを入れて、木炭かなにかを入れて、コタツのようにして使っていたそうなんです。

へぇぇぇ。おもしろい。

 

この物件は、いいなと思っていたけれどまさか空き家だとは思っていなかったところ、人づてに縁があり借りることができたそうです。

やっぱり、人の縁が大事なんだなー。

「ゲストハウス物件、探してます」って看板持って歩くか(笑。

 

実は今回はマスヤゲストハウスのオーナーきょんさんが産休中と聞いていて、会うのは無理だと諦めていたけれど、ビールもソーセージもおいしくて、幸せだなーと

思っていたら、、、

なにやらタロウ珈琲さんのお友達らしきご夫婦が赤ちゃんを連れてご来店。

まさか???いやまさか。

いえ、そのまさかのきょんさん夫婦だったのです!!

奇跡!!

マスヤスタッフにおすすめされて来たこの場所で、きょんさんに会えた。

出会う人の縁を大切にすれば、いいことあるんだなぁ。

ゲストハウスちゃぶだいの最初の物件オーナーさんとの出会いも、もっともっと大事にできていたら変わっていたのかも、、、

 

と!まさかの出会いだったのでびっくりしてしまい、しかも風呂上がりのすっぴんで(笑!

でもきょんさんが、こういう奇跡みたいなことが起こるのは、向いているから、だからきっとうまくいく、というようなことを言って下さり、

あああ、一言一言が、ビールと共に私の五臓六腑にしみわたりました。

 

きょんさんとマスヤゲストハウス物件とは、タロウ珈琲のオーナーさんが引き合わせてくれたそう。

本当に全てが人の出会いの輪の中にある。

生きていくこと、そのものが人の輪の中にあるものだけど、それをどれだけ大事にできるかがその人の人生を何倍もにしてくれる、そんな風に感じられる旅でした。

 

もう一つ奇遇な共通点が、私もきょんさんも、パートナーが木工職人でびっくり。

こんな共通点が一つあるだけで少し距離が縮まった気がして、ずうずうしいですが嬉しかったです。

 

せっかくの家族水入らずの時間を邪魔しながらお話をさせていただき、川越は素敵な街だからゲストハウスやってほしいって言っていただき!とっても幸せでした!

 

 夜はゲストハウスへ戻り、常連さんやスタッフさんと飲んで話して、楽しい時間を過ごすことができました。

 

常連さん同士は顔見知りになっている方も多くいらっしゃって、

日常から少し違う場所にいたいときにマスヤへ行って、もしタイミングが合えば一緒に飲んだり出かけたりする仲間、というかんじなのかな。

ゲストハウスの楽しみ方にも色々な形があります。

 

翌日は Rebuilding Center Japan を訪ねました。

捨てられてしまう古材や古道具にもう一度価値を見出だし、再販、また使われ続けられる為の手助けをする、本当に素敵な場所でした。

 

一階にはカフェがあり、2階は古道具、外の倉庫にたくさんの古材があります。

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開店直後に着いたので少しお話することができましたが、もうどんどんお客さんが来るので、早く行って良かったです。

 

私は知らずに行ったのですがどうやらマスヤゲストハウスの施工もリビセンの方々がやられたそうです。

志や価値観が似たような人々が繋がってそれぞれに面白いことを始めている街。

諏訪はこれからもっと面白くなっていくと思います。

 

 

おまけ

久々におまけのコーナーです。

コーナーといってもまだ2回目なので、今回からコーナー化することにします。

 

本川越駅から一番街へ向かう途中にあるパンケーキのcafe Matildaさんへ行ってきました。

朝、7時半~営業されているので、泊まった日の朝食にも是非!

 
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パンケーキというと、女子ってイメージですが店内は男子の部屋!ってかんじです。

アメリカンな小物がたくさん。


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ベリーのパンケーキ。

中心にバニラアイスがのっていて、甘いけれどアイスの冷たさですっきりと食べてしまいますf(^^;

でも、朝食なら甘いものも罪悪感なく食べられる!

 
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ベーコンエッグ。

バナナがついてきてボリュームも◎

卵の半熟具合いもバッチリでした!

 

ランニング後の若い女性が入店する姿もあり、こんな都会的な使い方をしてる人もいるんだなぁと感心。

私のランニング後は顔もひどいし、スメルハラスメントの危険性もあり、社会の迷惑になるのでとてもこんな使い方はできませんが・・・。

 

店員さんと少しお話しましたが、朝の送客は歓迎だし、夜も一番街のあたりはしんとしてしまうので、ゲストハウスがあったらいいと思うと言ってくれました。

 

夜はお酒を楽しむこともできます♪

川越で朝ランからのパンケーキで始まる一日、いかがですか?