椎名町・さちこの不器用な夜で
またもや!ご無沙汰です!
あわわ、、、サボってる訳ではない(つもり)なのですが、、、
なかなかちゃんとご報告まで至らない状況なのです。
ゲストハウスちゃぶだいの現状として、実は年明け頃から交渉を始めた物件がごさいます!
本当に素晴らしい物件なのですが、色々と難しい問題がありまだご報告できる段階ではなく、私も早くお伝えしたいのですが、もう少し話がまとまったら改めてご報告させてください。
さて、じゃあ私はその間何をやってるのか?
休日は一日中ぐうたらして、ジョジョとか1巻から読み始めちゃったりして、観たい映画のDVDを山のように借りて、高カロリーのおいしいもの食べながら観て、ひとりカラオケでのどを潰して、昼から酒飲んで、夜も酒飲んで、、、、みたいなの、一日くらいやりたいな(笑)
イベントに顔出してみたりなんかもしていますが最近行って良かったって思ったのが、イベントではない?けれど、シーナと一平に有鄰庵の中村さんがいらっしゃった日に、
ただただ同席させて頂いたこと。
シーナと一平のご近所でおいしいものを買い込んで、一平のラウンジでみんなで飲む、っていうゆるい会。中村さんを囲む会(笑)。
(撮影:つよぽん)
えもさんとも久々に会えたし、最近シーナと一平で週末お酒を出しているさちこさんにもやっとお会いできて!
三姉妹(=^ェ^=)
さちこの不器用な夜、と題して夜営業をされているさちこさんは、元トラック乗りという私的にはかなり惚れてしまう経歴の持ち主。
お手製サングリアも最高でした!ぐいぐい飲めちゃう危険なやつ(笑)!
この日は、シーナと一平の方々、ゲストハウス開業したい方お二人、以前にも紹介したEVERY DENIMの兄弟とお仲間、10人ちょいの会でした。
中村さんとは以前にご挨拶程度で顔を合わせただけだったのですが、ずうずうしく同席させてもらいました。
なのできちんとお話をするのはほぼ初めて!
お話をする、というより、中村さんのお話をできるだけ聞き逃さず、理解することで精一杯で口を挟む余裕はなく、ずっとしかめっ面で聞くだけだったかも(^^;
もはや説法。
ペルソナの話(倖田來未にしたり志村けんにしたり)も勉強になりましたし、中村さん主催の開業合宿の話も聞くことができました。
そしてこの日たびたび登場したのが、縄文・弥生談義。
縄文時代って、1万年くらい続いた時代、日本史の最初に習う時代ですけど、それだけ長い間、戦争がなかったんですって。
よくよく思い返してみると、確かに戦争があったとは習ってない。
狩りをしていた縄文時代はみんなで協力して食料を得ていたけれど、弥生時代に入って稲作が始まると土地を奪い合う争いが始まった。
縄文の文化は女性的で、子育てに適した土地に住みたいなど、だけど、弥生の文化は男性的で多くの土地を手にしたいとか、地位を得たいという方向に変わっていった。
現代は弥生文化優勢だけれど、縄文文化に戻していきたいんだという話。
私はお米が好きなので平和に稲作してほしいですけど(笑。
弥生的な生き方、縄文的な生き方に結び付く話題は多かったです。
理想の宿も縄文的なものなのだと。
ゲストハウス関係の話だと、宿の200メートル以内は自分の宿という話。
有鄰庵の近くには大原美術館があり、2週間前に予約すれば学芸員が一緒に巡ってくれるらしいです!
だから、モネもエル・グレコも「うちの宿にある」んだって!
近所のおでんやさんなど、地域みんなでもてなす宿。
だから200メートル以内に公衆トイレがあればそれは「うちの宿のトイレ」って、法律変えたほうがいいと!スケールでか!でも賛成(゚д゚)/
まちを一つの宿に見立てる「まちやど」にもつながる考えですが、周りの人との関係がきちんと築けているからこその発言ですよね。
中村さんはとても不思議な人でした。
でも、周りに人が集まる理由がよくわかりました。
そしてEVERY DENIMの山脇君には何度かお会いしたことがありましたが、いつの間にかフォーブスの「アジアを代表する30歳以下」に選ばれていたそうで( ゚Д゚)!
香川真司と並んでるじゃん!
EVERY DENIMは現役大学生兄弟で運営され、岡山で自分たちのデニムブランドを作り、色々なゲストハウスを巡って移動販売をしています。
岡山の繊維産業を支えたい、知ってほしいという想いから。
5月に始めた「産地の学校」の話もきくことができました。
服飾を学んでいる学生さんなどは、意外と布の産地のことを学ぶ機会がないそうで、当然就職先の候補にも入らない。
一方、産地では「倒産」ではなく「廃業」する会社が増えている・・・。
山脇君は、産地のことも繊維のことも、アパレル業界のこともよく学んでいて、どうやってつなげられるか、色々なことを企んでいるようです。
対面でしか販売しないEVERY DENIM、ああ、早くちゃぶだいにお招きしたいっ!
そして、彼らがフォーブスに選ばれるまでになったことについて、もちろん!ご兄弟の努力の甲斐あってこそですが、中村さんは「ゲストハウスで販売していたから」という理由も一つあげていました。
自然と、海外へ発信されていくのです。
私がまだ気づいていなかったゲストハウスの力です。
ゲストハウスを見る目が広がった一晩でした。
さて、シーナと一平の女将、えもさんは5月一杯で女将を卒業されました。
これからは、番頭・つよぽんが引き継いでいきます。
えもさんのお陰でシーナと一平でお手伝いする機会ができて、私は現場の空気を感じることができた。
実はえもさんけっこう年下なんだけど、いつも尊敬のまなざしだったなぁ。
ゲストハウス関係の話をすることが多かったけど、私の離婚話からの「女って~・・・」って話をした一夜が何気に一番楽しかったかも。
えもさんのこれからに幸あれ!!
シーナと一平も4月から営業スタイルが変わり、週末しか行けない私はなかなかお手伝いできる日が減ってしまいますが、さちこさんの夜に飲みに行ったりこれからもちょこちょこと出入りさせて頂くつもりでいます。
今週末は熱海のマルヤさんに泊まります!
土曜日は熱海から近くの函南で酪農家さんとバーベキュー。
酪農の話も聞けそうで楽しみです!