川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

女将・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦中のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、ゲストハウスオーナー目指して活動中のにっしー西村さんと3人で頑張っているところ。

すずのや、オオオオオープン!

すずのやグランドオープンでの出来事

あ、すみません、前回のブログで続きは明日、なんて大嘘ついちゃいましたf(^^;

 

半べそで帰った翌々日、すずのやは晴れてグランドオープンを迎えました。

 
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あぁ、灯りがともってる。

 

私は仕事が終わってから向かいましたが、その頃にはもう満席状態!

 

そんな中、この場では色んな人と出会いました。

 

まず「リノベーションスクール@そうか」に参加され「つなぐば」という家守会社を立ち上げた小嶋さんと、職場の仲間の方々。

 

・仕事につながる ・母親とつながる ・地域につながるを軸に、「女性が笑顔でいられる」まちづくりを目指していくのだそう。

 

すごいなぁ、パワフルな人がたくさん。

いや、単純に会社立ち上げるってだけで、面倒だし、お金もかかるし、エネルギーめっちゃ使うことなのに。

いざ自分も会社を作ることが視野に入ってきてから、開業した人のことはみんなすごいなーって思ってしまいます。

 

強い想いを持って仕事してる人たちはカッコイイ。

 

ブログからの出会い

このブログを始めて半年くらいですが、先日、川越出身の同世代の女性がコメントをくれたんです。

現在はホステルに勤めていて、地元川越でインバウンドの役に立ちたいという想いがあり、ゲストハウスがあるのか検索していたら引っ掛かって、とのこと!

おお!引っ掛かってくれるんですね!

 

早速お会いして、これまでのちゃぶだいの経緯などを説明、にっしーと3人で楽しくお酒を飲んで打ち解けました。

アライちゃんという、とっても楽しい元気な人!

アライちゃんはホテル業界が長く、宿泊施設の全体の動きから、予約サイトの使い方(どのタイミングでいくらで売るかはけっこう戦略が必要なんです)なども詳しく、かなり強力な助っ人!!

 

そしてこの日にもすずのやに来てくれて、更に引き合わせたい人がいる、と連れてきてくれたのが、川越観光親善大使の阿里耶(ありや)さん。

え!顔がめっちゃ小さい!

阿里耶さんはMCや司会などのお仕事をされているそうで、すっごくキレイでしたぁぁ。

 

アライちゃんのホステルからたまに川越へツアーを出しているらしく、そのガイドさんもされているそうです。

 

阿里耶さんもアライちゃんも、目をキラキラさせながら田中さんのリノベーションの話を聞いているもんだから、田中さんもいつもよりなんだか楽しそう(笑)。

「もう1個カッコイイ話していい?」なんて言ってたような・・・内容忘れちゃいましたけど(笑)。

いつも私は田中さんの話についていくのに必死で、イモみたいな顔の眉間にしわ寄せて聞いているんですものね、そりゃ美女がキラキラしてたらいいよねぇ。

とにかく楽しそうで良かったです。

 

そして、ブログも(これでも)たくさん悩みながら書いているんだけど、やっててよかったです。

 

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私もアホ面なんだけど、田中さんも半分寝てるやん(笑)。

左の方が阿里耶さん。なんか合成写真のようにキレイ。

柱にしがみついているのがアライちゃん。

後ろの真ん中にっしーも、ホワイトでキメた荒木さんもいい感じに楽しくなっちゃってますね!

 

お披露目会に来てくれた方々

更に、お披露目会に来て下さり、80%のクラウドファウンディングにも協力して頂いた女性の方が早速来店されていて!

しかもゲストハウスにすごく興味がある、と、お披露目会で話しかけて頂いた方。

Web関係の仕事をされているそうで、このブログも早速読んで下さりアドバイスをくれました。

 

その方が勧めて下さった、金子光晴の「マレー蘭印紀行」という本を早速図書館で借りてみました。

まだ最初の数ページしか読めていませんが。

この本からは、現地の風景だけでなく、臭いや空気感みたいなものも伝わってくるのだそう。

そして夏の暑い日、クーラーをかけずにコーヒーを飲みながら読むのが最高!とのこと。

こういう時間の過ごし方をされてる人ってなんかイイ、好きです。

 

また、ご近所の方で、お披露目会の時に「こんな場所があったらいいなって思ってたんだよー!」と言っていた男性も早速登場!

たしかに、すずのやの辺りには仕事帰りにサクッと気軽に飲めるようなお店はなかったんですよね。

 

この店を待ち望んでいた人がたくさんいて、別に私の店じゃないんだけど本当に嬉しいことだと思いました。

 

お馴染みたばちゃんも

何回かブログにも登場しているたばちゃんこと田畑さん。

このプロジェクトが始まった時からサポートしてくれている市役所の方です。

とっても優秀でたくさんお世話になっているのですが、優しくて涙もろくて、とにかく、いい人!

 

吉野さんに凹まされて、少し、ずーん、、、となっていた私ですが、たばちゃんはすごくありがたい言葉をくれました。

その言葉たちは、心の中にある「開けると元気になる箱」の中にそっとしまっておこうと思います。

しょっちゅう開けちゃうかも(笑)。

 

そして、たばちゃんは4月から部署が異動になっていて、後任の吉田さんもいらしていました。

若い女性です。

 

たばちゃんがこれだけみんなから愛されちゃっているし、実際にすずのや開店させたし、吉田さんはさぞかしプレッシャーを感じていることと思いますが、やっぱり優秀でアツい想いを持っている方です。

きっとやってくれるでしょう!と、更にプレッシャーをかけてしまったかなf(^^;

 

 

改めて、開店おめでとうございます!

 

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おまけのコーナー

すっかりご無沙汰おまけのコーナー。

 

川越名物の一つに「太麺焼きそば」というものがあるのはご存知ですか?

阿里耶さん作詞、作曲、振り付け、歌、のこんな動画も♪♪♪


川越名物 太麺焼きそば - YouTube

 

昭和のころ、川越の子供たちの間では太麺のやきそばが最高のおやつだったそう。

何で太い麺が誕生したのかは謎です。

 

ちなみにウィキさんでは↓

 もともとかつて川越城周辺の駄菓子屋や蓮馨寺の境内や門前で販売されていた焼きそばで、が極太で短くモチモチの食感が特徴。肉は多くの店で入っておらず、キャベツが少々(店によって紅しょうがと青海苔)。ソースの味は店によって違うが薄め。安さ(300円くらい)と量の多さが特徴。埼玉B級ご当地グルメ王決定戦に出場し、知名度が上がりつつある。

 

その太麺焼きそばのお店の一つに「みどりや」というお店があります。


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川越高校のお隣にあり、店の入り口側は駄菓子屋さん、奥側にはテーブルが置いてあり、数々の著名人のサインを眺めながら焼きそばを頬張ることができます。


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お店を開いてからなんと53年!

川越高校の卒業生が子供を連れて来店、なんてことも。

おじいちゃん、おばあちゃんお二人とも80オーバーですが、おしゃべり大好きでとてもお元気^^

 

ここに来れば、川越の昔の話がたくさん聞けます。

 

昔は松江町~大宮まで路面電車が走っていた頃、この店からも見えたんだとか、目の前の小学校に通っていたけれど、いつも太鼓(今でいうチャイム)が鳴ってから行くもんだから、先生から往復ビンタくらってたとか。

 

直接お話を聞いているとね、なんだかその光景が目に浮かんでくるから不思議です。

この店の雰囲気のせいですかねぇ。

焼きそばもモチモチでおいしいのですが、このご夫婦が何よりの名物!

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おばあちゃんは川島から嫁いで来られて、「後悔してないですか?」と聞くと「後悔してますよ」と笑顔で(笑)。

最高です!

 

まだまだ元気にお店を続けてほしいです。


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大工町長屋の晴れ舞台

80%お披露目会

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6月18日、ついに80%の長屋のお披露目会の日がやってきました。

ついに、、、ついに!ですね!!

改めて、80%とは、ゲストハウスちゃぶだいチームができあがった川越市主催の「まちづくりキャンプ」で飲食チームだった皆さんが立ち上げた家守会社です。

ちゃぶだいの田中さんも参画しています。

この長屋には、80%のメンバーでもある鈴木豪さんが営む「すずのや」という川越野菜のおでんと日本酒、果物を使ったサワーなどがメインで楽しめる日本酒バルと、現在市役所の交差点にある、コーヒーやコッペパンが好評の「grin coffee」の二つの店舗が入っています。

 

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80%メンバーと物件オーナーさんとglin coffee 大谷さん。

左から、兄弟がそっくりな大谷さん、GOさん、オーナーさん、安定の司会の松ヶ角さん、ちゃぶだい田中さん(この二人揃ってギンガムチェックシャツ!)、しゃがんでいるのが代表の荒木さん。

みんな、幸せそうだー^^

 

お披露目会では

やはりメンバーの直接の知り合いが多くいらっしゃっていましたが、近所の人も割といらしてて、「ずっと気になってた」とか、「あんなに古かったのにこんなにキレイになるの!?」なんてビックリされる方も多かったです。

 

なかでも、昔この長屋が店舗として使われていた頃を知る方が、「ここの洋品店のオヤジはいっつも外眺めてたよね」とか、フルーツ屋さんだったオーナーさんは今でも違う場所で商売をされているらしく、ここの話をしたら喜んでた!とか!そういう話を聞けたのはとっても嬉しかったです!!

 

また、この日まで現場で配っていた新聞があり、それを書いていたわかちゃんにやっと会えた!

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こんな新聞!

わかりやすいし味あるでしょ!

でも実は相当キレ者だと思いますぜ。

わかちゃんは「すずのや」の文字のデザインも作った人です!

わかちゃんのお仕事はコチラからチェケラ↓

http://2784wakawaka.strikingly.com/

 

そして事業説明会・・・

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ローカルテレビや新聞の取材もあり、、固い、固い、カタいですよーー。

行政が係わった事業だから仕方ないのでしょうか。

実はこの場でゲストハウスちゃぶだいのPRをさせて頂く時間を少しだけ作ってもらったのです。

そう、そうです。私が大の苦手としているプレゼンが再び!!!カタいのこわい!!

荒木さんが家守会社の説明や物件がどう変わって行ったか、また、松ヶ角氏が事業スキームの説明などされてたのですが、、ごめんなさい、緊張でほとんど頭に入ってないんですわ。

 

ちゃぶだいプレゼンの内容としては、これまでやってきたのと同じようなかんじ。

ゲストハウスの必要性、表だけでなく「飾らない川越」を楽しんでほしいという想い、誰と出会ったかでその旅は何倍にもなるということ、そんなことを伝えました・・・田中さんが。

私は第一声からつまずき、頭が真っ白状態。でもメモは見ないと決めていて(見たほうが良かったかも)結局一言だけ、「川越をもっと好きになってもらえる宿を作りたい」、これだけ言えました。

真っ白になったら、これだけ言おうって決めていたので。

あーあ、情けない。

でもとりあえず、ちゃぶだいのアピールはできました。

 

オープニングパーテー!!


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ぃえーーーい!おめでとう!!!!

夜には、8598の皆さんなどまちキャンの戦友たちや、同じように川越でカッコいいお店をやっている方々、豪さんの家族や友人、たくさんの人が訪れました。

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更になんとこの日は豪さんの奥さんのお誕生日で、急きょみんなが少しづつお金を出し合い、まちキャンの役所サイドでとても力になってくれた田畑さん(通称たばちゃん)がケーキを買ってきてお祝い!!

そして父の日ということもあり、お嬢さんからもプレゼントが^^

そんな素敵家族の写真ですがまるで隠し撮り(笑。

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夢を実現させた豪さん、本当におめでとうございます!

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店の内装、インテリアなど、豪さんのこだわりが随所に現れているお店です。

豪さんがずっと、具体的に目標を持っていたってことですよね。

私の作った額縁もこの店に3つありますー!

やっと私も役に立てて、額縁屋さんもいい仕事だなと感じさせてもらいました。


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だって、コレ、かっこいい。

豪さんがずーーーーっと着ていたTシャツなんです。

穴とかもあってボロボロだったけど、愛を感じて、それを額装させてもらえたのはとても光栄なことでした。

さぁ、これはどこにあるでしょうか!?

店に来て、探してみてくださいね!!

 

吉野さん登場

吉野さんとは、私の辞書では「鬼コーチの総称」と出てきますが、まちづくりキャンプで飲食チームのチューターをされていた方です。

圧迫面接とか得意だとおもいますよ~!

まちキャン最中では私もけちょんけちょんにやられました。

でも、このプロジェクトにずっとアドバイスをくれ続ける優しさと信念を持っている方。

まさか京都から来るとは・・・!

プレゼン見られてなくて良かったーー。

 
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ピンクのわかちゃんと話している右側の男性です。

ちなみにピースの彼女は田中さんの愛娘、ももかちゃん。

大人の中でも動じない肝のすわった娘さんです。

次回は私の代わりにプレゼンしてもらえません?

 

吉野さんは、基本はおもしろい方なので、普通に話している分には楽しいしとても勉強になります。

 

夜のオープニングパーティーでは私も緊張から解放され、豪さんのおいしい料理とお酒をたらふく楽しんでいました。

そのせいで何かがゆるんだのか・・

 

まぁ、そもそも吉野さん的には、宿泊のツーリズムが確立・可視化されていないのにゲストハウスはない!

という考え方。

他にもデータを都合がいいように解析しすぎ、など指摘は頂いていたのですが、

 

地雷、踏みました。

 

吉野さんはすごい人なんです。

いつでも確信と自信を持っていて、それはどこから・・・?的な質問してしまったものだから!

「自信もってやるのは当然やろ!ないんだったらやるな!」

からの、

「女将とは?」

の質問にぐちゃぐちゃと返答していると

「一言で言えないならやるな」

やべぇ!

「お母さんです!」

と答えるも、「放っておいてほしいときは距離を保ってあげたい」というようなことを言った私に、

「それは本当にオカンなん?それだったら40代くらいの人間の方があってるかも知れんし、オカンやったら元気ないときガンガンくるやろ。」

ううう、しかし!普段は元気で明るい人でも、たまには沈んでしまう日もある。

この人はどっちだろう?と見極めてちょうどよく気配りしてあげたいんです、が!

「そんなのはサービス業としてできて当たり前!」

ぐぅぅぅ。

「ぐうのね」だけは出ました。

 

女将とは?

 

宿題です。

 

でもやっぱり「お母さん」が強いんだよな。

 

しかし、私に「吉野さんロス」は向こう2年くらい訪れないかなぁ、、

このブログが吉野さんへ届きませんように・・・。

すっごく楽しかったのに半べそかきながら帰る、濃いぃぃ一日でした。

 

なんだか、書いていてもぐったりしてきたので、グランドオープンのことはまた明日でどうかお願いいたします。

・・京都からドロップキックが飛んできそう・・。 

guest house MARUYA

guest house MARUYA

熱海のゲストハウス、マルヤさんに行ってきました。

リノベーションスクールで誕生した宿ということもあり、いつか行きたいとは思っていました。

きっかけは、熱海のお隣の函南町にあるオラッチェという観光牧場でのイベント、酪農家さんとバーベキューってのに参加することになり、そんじゃ前ノリだ!ってなわけで。

 

マルヤ、すごく良かったー!

駅からは徒歩15分くらい、行きは下り、帰りは上り。

行きはよいよい帰りはなんちゃらってやつ。

海はすぐそこ。

周りは飲食店たくさん!

商店街の1画で、道路に面している側はテラスとして開け放たれていて宿泊者以外も出入りできます。

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ラウンジは広くて、キッチンもキレイ。

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そしてベッドがドミトリーというかカプセルになってるのてす!

これがすごく良かった。

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私の部屋。

ドミトリーの部屋で一緒に泊まる人と「どこから来たんですか?」って会話があるのもいいんだけど、睡眠の質を考えると絶対こっちのほうがいい。

ももし古民家物件でやるならやっぱ畳に布団がいいかなぁ~。

特に外国人には。

 

そしてこの日はたまたまYahooライフマガジンのライターさんが取材に来ていて、そちらの記事を読んでもらったほうがよくわかるかも!さすがプロ!

https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/5474

 

熱海自体をあまり満喫できる時間がなかった滞在の中で良かったところは、とにかくレトロでローカルな温泉と、マルヤのテラスで行われたブリしゃぶパーティー。

 

マルヤスタッフのオススメで、お風呂は福島屋という旅館の日帰り入浴(400円)へ。

すっごく趣のある木造の建物(つまり古い)で、フロントの親子?夫婦?はニコリともしない(笑)。

しかし、貴重品はきちんと預かってくれるし、マルヤのゲストだと伝えると日帰り入浴時間が少し過ぎていても入れてくれるのだとか。

お風呂もとっても古いけれど掃除はちゃんとされているし、決してフレンドリーではないけど実はいい人達なんだろう、と思うとなんだかかわいいとすら思える(笑)。

 

洗い場にシャワーはなく、大きな桶と一般的なサイズの洗面器が置いてあり、お湯と水の蛇口をひねりながら温度調節をする。

私は、大きな桶に多めにお湯をためて洗面器ですくって洗う、という方法にしてみたけれど、他に誰もいなかったのでそれが正解なのかは不明。

床も湯船も丸や四角の大小様々な色や形のタイルが貼られていて、天井は板張りだけど温泉成分の働きなのか塗装なのか、少しうす緑がかっている。

しーんと静かで、たまに隣の男湯のおじさん(たぶん、「お兄さん」ではない)が、「っああぁぁぁ」と一日の疲れを温泉で癒している声が聞こえたり、木造建築特有の二階の足音が響いてきたりする。

窓はないのに、どこからかやってくる空気の流れを感じられる。

タイムスリップしたような気持ちでこの空間を独り占めしながら、日々のコマゴマしたことなどがぼんやりと頭の中を巡っていった。

とてもいい時間だった。

 

オーシャンビューでいくつもの種類の湯船があって、アメニティも充実、みたいなお風呂が好きな人には決して勧められないが、ディープでローカルな感じが好きな人にはぜひ行ってもらいたい。

 

そしてブリ!

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これが1000円+ワンドリンクって!安っ!

地元の飲食店の方が仕入れたブリ1本、刺身でもいけるくらい新鮮。

 


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地元の歯医者さんや干物屋の若旦那、移住してきた親子やマルヤのリノベーションにも関わったアーティストさん、そして私とライターさん以外に女の一人旅があと二人!

色んな人が出たり入ったり。

干物屋さんのご先祖は韮山反射炉の建設に重税が課されるのに対し漁民一揆を起こした方なんだという話から、ストリップ劇場の話まで、色んな地元の話が聞けた。

地元の人とたくさん話せると、そのまちがどんどん見えてきてどんどん好きになれる。

まちを作っているのは人だからです。

 

マルヤではこんなイベントをよくやっていて、地元の人も次はなに?と期待している。

いいコミュニティーができてるなーとしみじみ感じられました。

 

地元の人がわらわらと寄ってくれるようなゲストハウス、作りたいなぁ。

 

そして朝食でもローカルな文化を感じられる仕組みが!

マルヤの前には3軒の干物やさんがあり、自分で好きな干物を買ってコンロで焼いて食べられるのです!

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マルヤではご飯とお味噌汁を用意してくれます。(300円)

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どうやらそれぞれの店で味やラインナップの違いがあるそうで、地元の人は「お気に入りの干物やさん」 があったりするのかなーなんて思いました。

海なし県民としてはまさに異文化。

こういう何でもないようなその土地の暮らしを体験するのってやっぱり楽しい。

この経験が人生の役に立つのかはわからないけれど、なんとなく、幅が広がるような気がするのです。

 

今回の熱海での体験はこれくらいだったんだけど、「マルヤがあるから」熱海にまた行きたいです。

 

牛のこと

そして、もし酪農に興味があればここからも読んでみてください。

注・ゲストハウス、関係ないです(笑)。

私もいい大人ですが、牛について知らなかったことがたくさんありました。


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パラグライダーが飛び交う丹那盆地での酪農家さんとのバーベキュー。

私は子供のころは毎日この丹那牛乳の低温殺菌のものを飲んで育ちました。

「牛のからだ」という子ども向けの紙芝居でも牛の視力は0.15くらいだとか、1リットルの牛乳を搾るのに400リットルの血液が必要だとか、知らないことがありました。

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おいしくお肉を頂いた後には酪農家さんを囲んで車座トークがあり、そこでは酪農家さんの一日から現代の牛の管理システムまで聞くことができました。

 

驚いた話のなかには、哺乳はロボットが行い、一頭一頭に与えるミルクの量を調節できたり、牛舎にウォーターベッドを入れたことにより、通路で寝る牛が減り清潔を保てることで乳腺炎が減り、乳質がよくなり乳量も増えるとか。

また、メスはミルクの為に妊娠、出産を繰り返させられ、乳の出が悪くなるとペットフードなどになる、

雄は遺伝子検査をされて優秀な雄しか生き残れないのだとか。

「国産牛」という名前で安く売られているのはホルスタインが多いのだそうです。

そして、主に北海道にメス牛を妊娠させる種付やさんがいて、優秀な雄の精子がストローに冷凍保存されているらしい!

ストロー1本4000円~10000円くらいで、妊娠させてから自分の牧場へ帰ってくるみたい。

それでも、確実に受精する訳ではないんですよねー。

また、今は輸入の牛乳は入ってきていないけれど、アメリカの牛乳が安い理由には、広い農地安い資材、国からの高い補助金に加え、成長ホルモンを投与してどんどん搾り取っているのだそう。

日本人としては倫理観的にも認めたくないし禁止されているけれど、アメリカの要求になかなかNOと言えない日本にこんな輸入牛乳が入ってくる日も来るのかしら。

牛乳も牛肉も身近だけど(あ、牛肉はめったに買えないか;^_^)、知らないことばかりでした。

 

80%のお披露目会

6月18日、我らが兄貴分、80%のお披露目会がついに行われました!

大大大盛況!

20日のグランドオープンと合わせて、次のブログで書きますね!!

本当におめでとうございます!!


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80%のアニキたち

さてさて、お知らせのようなものですが、私たちがゲストハウスちゃぶだいプロジェクトを始めるきっかけとなった川越市のまちづくりキャンプで、飲食チームだった方々が80%という家守会社を立ち上げ、長い間シャッターが閉まっていた長屋をリノベーションしています。

♪完成予想図♪

 

いよいよ、6月20日にオープンが決まりました。「ムニオ」と覚えてね。むちむちした男のムニオ君。

テナントに、同じくまちづくりキャンプで飲食チームだったグリグリ頭の鈴木豪さんが営むおでんと日本酒のお店「すずのや」さんと、川越市役所の交差点にあるコーヒー屋さん「glinコーヒー」さんが入ります!

私も、最近はよくglinさんで豆を買うことがありますが、みなさん接客が丁寧でいい笑顔^^

自宅からも近いし、すずのやさんは14時開店ということもあり(!) あー、早くあの店で昼間っから飲みたい。

 

この事業は、素敵な飲食店がオープンするだけでなく、長い間閉まっていたシャッターが開くことに大きな意味があると思うのです。

この長屋の通りは、かつては商店街でしたが今はひかり飯店という食堂とお魚屋さんが頑張っているだけになってしまいました。

だけどこの場所がにぎわっていた頃を知っている方も多い。

私は、当時を知らないけどその頃の感じを味わいたかったなー、と思っている。

どっちの立場の人も感動させられるものができるはずです。

それは、既存の建物をできるだけそのままにしているから。

街の風景を変えずに、新しい、わくわくするようなことが始まります!

このようなやり方を見て頂くことで、もしかしたら空家利用で悩んでいる方が80%に相談に来るかもしれない!

そうしたら、ゲストハウスに向いている物件とも出会えるかも知れない!

ゲストハウスじゃなくても、朽ちるのを待つだけの空家が現役だった頃の面影を残しつつ、わくわくして、住む人にも嬉しい何かに生まれ変わっていく。

そして80%はそんなみんなの大家さんになるっ。

期待してまっせー!

 

豪さんは、グリグリ頭と音楽にはとってもこだわりがある方(もちろん料理もね)。

80%代表の荒木さんに川越ホームの松ヶ角さん、チームちゃぶだいの田中さんも参画し、DIYも多く取り入れオープンに向けて頑張っています。

いつもきっちりスーツの松ヶ角さんが頭にタオルを巻いていた姿は、孫悟空がスーツを着るくらいの衝撃でした~(まちづくりキャンプでさえスーツで来てた気がする)。

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私も、先日ペンキ塗りのお手伝いに!

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(写真は80%Facebookより)

作業着がいい感じにペインターパンツとなりました。

こういうことで、この店への愛情もどんどん強くなります。

そして自分もこのまちに関われることが嬉しい!

 

豪さんに頼まれた額縁も製作中。

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縛られてます。。

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ちゃんと作ってますよー!

どんな風に飾ってもらえるのか、楽しみです。

 

80%はクラウドファンディングにも挑戦中です!

https://faavo.jp/saitama/project/2030

ポチポチポチっといっちゃいましょー!

後悔はさせません(80%が)。

 

オープンまであと少し、踏ん張りどころの80%のアニキたち。

 

 

そして、また違うペンキ塗りも。

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もともと川越にあったコーヒー屋さんのtangoさん。

ゲストハウスの話もいつも真剣に聞いてくれて勇気をくれる素敵なご夫婦が営んでいます。

近所にあって、大好きだったのですが、入間へお引越しされてしまいました。

すごく寂しいなーと思っていましたが、先日お引越し先のペンキ塗りのお手伝いに伺ったら、なんだかとてもお二人らしい場所と家で、川越でやるより似合っているように感じました。

tangoさんももうすぐオープン。

家族や友人と丁寧に作り上げている素敵なお店です。

屋根のペンキ塗りの最中、焙煎の煙突からはコーヒーの匂いが漂い、でも少し先には茶畑が広がっている。

tangoさんからは、これからは入間だよ!と何回か言われましたが、まだ、川越で頑張るつもりです。

 

 

とはいえ、ちゃぶだいのにっしーはまぁもともと色々やってる人ですが、人に会いに行く旅のポータルサイトを立ち上げるとか?相変わらずアグレッシブにグイグイと進んでいて、田中さんも80%でバリバリと、ってか出会ったときから社長だから既にバリバリなんだけど、豪さんも荒木さんもどんどん想いを形にしていってる。

少しおいてきぼり気分な、名前だけの女将な私です。

いや、でも、がんばるよ~!!

 

 

そういえば、以前に蔵の会さんのワークショップで土壁の左官体験をした時の壁!

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これこれ。

先日、川越成田山の蚤の市へ行く途中で発見しました。

水谷意匠一級建築士事務所さんで!

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 こうなってた。

漆喰を塗って、最終的にはテーブルにするそうです。

お、重そう、、、、

椎名町・さちこの不器用な夜で

またもや!ご無沙汰です!

あわわ、、、サボってる訳ではない(つもり)なのですが、、、

なかなかちゃんとご報告まで至らない状況なのです。

ゲストハウスちゃぶだいの現状として、実は年明け頃から交渉を始めた物件がごさいます!

本当に素晴らしい物件なのですが、色々と難しい問題がありまだご報告できる段階ではなく、私も早くお伝えしたいのですが、もう少し話がまとまったら改めてご報告させてください。

 

さて、じゃあ私はその間何をやってるのか?

 

休日は一日中ぐうたらして、ジョジョとか1巻から読み始めちゃったりして、観たい映画のDVDを山のように借りて、高カロリーのおいしいもの食べながら観て、ひとりカラオケでのどを潰して、昼から酒飲んで、夜も酒飲んで、、、、みたいなの、一日くらいやりたいな(笑)

 

イベントに顔出してみたりなんかもしていますが最近行って良かったって思ったのが、イベントではない?けれど、シーナと一平有鄰庵の中村さんがいらっしゃった日に、

ただただ同席させて頂いたこと。

シーナと一平のご近所でおいしいものを買い込んで、一平のラウンジでみんなで飲む、っていうゆるい会。中村さんを囲む会(笑)。

 
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(撮影:つよぽん

 

えもさんとも久々に会えたし、最近シーナと一平で週末お酒を出しているさちこさんにもやっとお会いできて!

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三姉妹(=^ェ^=)

さちこの不器用な夜、と題して夜営業をされているさちこさんは、元トラック乗りという私的にはかなり惚れてしまう経歴の持ち主。

お手製サングリアも最高でした!ぐいぐい飲めちゃう危険なやつ(笑)!

 
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この日は、シーナと一平の方々、ゲストハウス開業したい方お二人、以前にも紹介したEVERY DENIMの兄弟とお仲間、10人ちょいの会でした。

 

中村さんとは以前にご挨拶程度で顔を合わせただけだったのですが、ずうずうしく同席させてもらいました。

なのできちんとお話をするのはほぼ初めて!

お話をする、というより、中村さんのお話をできるだけ聞き逃さず、理解することで精一杯で口を挟む余裕はなく、ずっとしかめっ面で聞くだけだったかも(^^;

もはや説法。

 

ペルソナの話(倖田來未にしたり志村けんにしたり)も勉強になりましたし、中村さん主催の開業合宿の話も聞くことができました。

そしてこの日たびたび登場したのが、縄文・弥生談義。

縄文時代って、1万年くらい続いた時代、日本史の最初に習う時代ですけど、それだけ長い間、戦争がなかったんですって。

よくよく思い返してみると、確かに戦争があったとは習ってない。

狩りをしていた縄文時代はみんなで協力して食料を得ていたけれど、弥生時代に入って稲作が始まると土地を奪い合う争いが始まった。

縄文の文化は女性的で、子育てに適した土地に住みたいなど、だけど、弥生の文化は男性的で多くの土地を手にしたいとか、地位を得たいという方向に変わっていった。

現代は弥生文化優勢だけれど、縄文文化に戻していきたいんだという話。

私はお米が好きなので平和に稲作してほしいですけど(笑。

弥生的な生き方、縄文的な生き方に結び付く話題は多かったです。

理想の宿も縄文的なものなのだと。

 

ゲストハウス関係の話だと、宿の200メートル以内は自分の宿という話。

有鄰庵の近くには大原美術館があり、2週間前に予約すれば学芸員が一緒に巡ってくれるらしいです!

だから、モネもエル・グレコも「うちの宿にある」んだって!

近所のおでんやさんなど、地域みんなでもてなす宿。

だから200メートル以内に公衆トイレがあればそれは「うちの宿のトイレ」って、法律変えたほうがいいと!スケールでか!でも賛成(゚д゚)/

まちを一つの宿に見立てる「まちやど」にもつながる考えですが、周りの人との関係がきちんと築けているからこその発言ですよね。

中村さんはとても不思議な人でした。

でも、周りに人が集まる理由がよくわかりました。 

 

そしてEVERY DENIMの山脇君には何度かお会いしたことがありましたが、いつの間にかフォーブスの「アジアを代表する30歳以下」に選ばれていたそうで( ゚Д゚)!

香川真司と並んでるじゃん!

EVERY DENIMは現役大学生兄弟で運営され、岡山で自分たちのデニムブランドを作り、色々なゲストハウスを巡って移動販売をしています。

岡山の繊維産業を支えたい、知ってほしいという想いから。

5月に始めた「産地の学校」の話もきくことができました。

服飾を学んでいる学生さんなどは、意外と布の産地のことを学ぶ機会がないそうで、当然就職先の候補にも入らない。

一方、産地では「倒産」ではなく「廃業」する会社が増えている・・・。

山脇君は、産地のことも繊維のことも、アパレル業界のこともよく学んでいて、どうやってつなげられるか、色々なことを企んでいるようです。

対面でしか販売しないEVERY DENIM、ああ、早くちゃぶだいにお招きしたいっ!

 

そして、彼らがフォーブスに選ばれるまでになったことについて、もちろん!ご兄弟の努力の甲斐あってこそですが、中村さんは「ゲストハウスで販売していたから」という理由も一つあげていました。

自然と、海外へ発信されていくのです。

私がまだ気づいていなかったゲストハウスの力です。

 

ゲストハウスを見る目が広がった一晩でした。

 

さて、シーナと一平の女将、えもさんは5月一杯で女将を卒業されました。

これからは、番頭・つよぽんが引き継いでいきます。

えもさんのお陰でシーナと一平でお手伝いする機会ができて、私は現場の空気を感じることができた。

実はえもさんけっこう年下なんだけど、いつも尊敬のまなざしだったなぁ。

ゲストハウス関係の話をすることが多かったけど、私の離婚話からの「女って~・・・」って話をした一夜が何気に一番楽しかったかも。

えもさんのこれからに幸あれ!!

シーナと一平も4月から営業スタイルが変わり、週末しか行けない私はなかなかお手伝いできる日が減ってしまいますが、さちこさんの夜に飲みに行ったりこれからもちょこちょこと出入りさせて頂くつもりでいます。

 

今週末は熱海のマルヤさんに泊まります!

土曜日は熱海から近くの函南で酪農家さんとバーベキュー。

酪農の話も聞けそうで楽しみです!

 

外の人?中の人?

ご無沙汰してしまいましたーf(^^;

 

ゲストハウスちゃぶだい、あきらめてないですよ!

イロイロ、細々とでも着実に動いていってます。

 

先日は川越の蔵の会というNPOの方とお話できる機会がありました。

蔵の会は私が生まれた頃から川越の蔵の保存活動をされています。

その活動内容なども聞くことができてとても嬉しかったのですが、特に心に残ったのは、よそ者が川越のまちづくり等に関わってくることに対して嫌悪感のようなものはないのかという問に、好きならいいんですよ、とおっしゃっていたこと。

 

最近、私は「地元の人間」なのか、「よそ者」なのか、「移住者」なのかとか、「地元の人間」と「移住者」の境はどこなんだろう、とか考えていました。

結局、考え方の違いでどれにも当てはまるんですよね。

でも、「好きならいい」!

大切なのは、地域と向き合ってこちらから歩み寄ることを忘れず続けていくこと、ですかね。ってか、それしかできない。

 

そんなことをもやっと考えながらゴールデンウィーク福島県喜多方市山都町へ行ってきました。


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毎年恒例、といってもまだ3回目の参加なのですが、「堰さらい」という活動に参加するためです。

 

山都町の本木、早稲谷という地区の田んぼに水を入れるための「堰」と呼ばれる水路の掃除のボランティアです。

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この堰の上流には民家がないので生活排水や農薬が一切混ざらない水が流れ、山椒魚やアブラハヤなどの生き物もたくさん見られました。

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今年で堰ができて270年!

すごくないですか?

そんな長い長い間、この時期になると人足といって、農家さんたちが冬にたまった落ち葉や木の枝、土砂や倒木を手仕事で片づけて水が流れるようにし、修繕などもしながら守ってきました。

 

しかし、だんだんと農家さんも減ってしまい困っていたところを、埼玉の小川町で有機農業を学び、山都に移住した浅見さんが中心となり、ボランティアを頼むことを始めました。

始める前は、外の人に頼むのは賃金を払うという認識があったり、ボランティアを頼んでもちゃんと働いてくれるのかという心配があったりしたけれど、信用できる人から声をかけていって今年で18回目、43人が参加する活動になっています。

 

今は地元の人もみんながみんなではないかも知れませんが、ボランティアを快く受け入れてくれていて、作業中も気さくに昔のことや地域のことを聞くことができます。

 

私も父を介して浅見さんとご縁があり、2011年、震災の年に初めて山都を訪れました。

 

私から見れば、ここにいる移住者の方々は地元の歴史も文化もすごく学ばれていて地元の為になる活動をされているし、地元からちゃんと必要とされていて、すごくいい関係が築けている。

 

けれど、移住して20数年になる、この活動でも中心になっている一人の方は、「いつまでたっても地元の人間にはなれない」とおっしゃっていました。

 

消防団に入ったり、選挙に立候補したり、耕作放棄地を再び開墾させてオーナー制度を導入したり、イベントの運営管理、農業団体の設立、まだまだたくさんのことをやってきている方々でも!

 

もう、「地元の人間」とか「移住者」とか、呼び方は悩んでも仕方ないこと。

そこで悩むのはやめます。

ただただ、川越を学び、自分にできることを頑張るまでですね。

 

美しい里山に癒され、美味しい山菜料理と地酒に酔いながら、そんなことを思った連休でした。

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雪で冷やされるビールはキラキラと輝く☆

 

しかし来年ちゃぶだいが始まってると、私はもう参加できないのか??

・・・GW、女将不在じゃ、ダメ?よね。。

ピンチヒッター、お待ちしています(笑)

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こちらは4月の終わりにあった蔵の会のイベント。

蔵の作り方にまつわる、鋸挽きや土壁の左官、土を塗る前に竹を組んでいく作業などが体験できました。

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子どもも楽しめる木組体験や、カンナくずでお花を作るブースもありました。

職人さんたちと直接お話ができて、蔵の知識が前よりも少しだけ増えました。

 

 

場所は違えど、地道な活動を長く続けている方々、心から尊敬致します。

「ちゃぶだい」と「女将」

最近読んでいる本です。

 
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この中でね、福井のゲストハウSAMMIE'Sの森岡咲子さんが書いている一遍があるんです。

 

で、私が旅の報告のまとめで書いたここの部分↓

 

全体を通して思ったのは、楽しかった、また行きたいと思えるのは、出会えた人の要素が一番なんじゃないかな、と。
そしてその土地の人の暮らしに触れられるともっと身近になって、好きになる。
 
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そして、自分が共感できる人に勧められた場所を訪ねるとガイドブック通りの旅より楽しく、人生を広げてくれる旅になる。

 

この文章で私が伝えたかったことと同じようなこと(と言うととても恐縮するけど)を咲子さんがもっともっと強く伝わり洗練された文章で、咲子さんの経験を通してのことを書かれていたのを読んで、勝手に感激してしまいました。

 

おこがましいですが、同じようなことを感じていることに嬉しくなってしまいました。

 

あ、真似してないですよ(笑)!!

って言っても、めっっちゃ一部分だけですから。

 

おこがましいぞ!エビスダニ!とお叱りの声が聞こえてきそうですが、嬉しかったので。

ひとり言です。

 

でも、改めて気づいたのが、ゲストハウスオーナー、女将、管理人なる方々、気づいたら高学歴でキャリアもある方が多いですねΣ(O_O;)!

今更ですが、ゲストハウスってそういう業界なの?

まちづくりの流れでそうなってるのかな?

 

お金を貯めては旅に出る、流浪の人生を送ってきた私には、学歴もキャリアもございません。

あるのは気持ちたけです。

だけど、チームちゃぶだいにはそれらを兼ね備えた男衆が二人もいます。

私まで、そっちじゃなくても、、いいよね!多様性、多様性。。

きっと田中さんなんかは、このブログも変なこと書かないかハラハラしてるんじゃとも思うんだけど、書き続けていいって言ってくれるので、書いています。

にっしー西村さんも、私のあまりのビジネス脳のなさにカンベンしてくれと感じる時もしばしばでしょうが、笑顔でバシッと方向性を決めてくれるムードメーカーです。

ナイスガイズ!です。

二人に早く追いつけるよう、頑張ります。

 

理想の女将像みたいなもの。

 

シーナと一平でのお手伝いや、ゲストハウス関係の方々に会ってだんだん見えてきたのは、「お母ちゃん」みたいな感じなのかな、と。

 

放っていてほしい時は放っておく、助けてほしい時は助ける、たまにおせっかいだったり話が長かったり(笑)。

その時その時、その子その子に合わせて対応する。

 

そして初めて子供を産んだお母さんが、子育てなんてやってみなきゃわからないことだらけだけど、子供と一緒に成長していく、そんなイメージも女将像にある気がする。

 

ま、いないけどね、子供!想像!

 

そして「ちゃぶだい」。

初対面の人々が同席する場に円卓はふさわしいと思ったのがきっかけです。
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この本の中で、漫画や映画でのちゃぶ台の意味するもの、が書かれている章があります。

時代によって違いはあるけれど、ちゃぶ台を囲んでいる人々は「家族」であったり、「同棲相手」であったり、「親身になってくれる先生」であったり、「疑似家族」であることもあります。

ちゃぶ台は視線が低くて生活に密着している道具。

本当に密接な関係を演出する道具として描かれる。

しかし、時代の流れでちゃぶ台と家族の団らんが消えてしまうと、過ぎ去った時代や失ったものを懐かしむ郷愁の象徴として登場してくるようになります。

男はつらいよ」とか。

それは、変わることが近代的でカッコいいと考えた現代人の忘れ物がたくさん残っているからだそう。

ゲストハウス「ちゃぶだい」いい名前!

ちゃぶ台、奥深いな! 

 

「家族」

 

私は三人兄弟のまん中で、姉と弟がいます。

父は安心、安全な食品や日用品を宅配する会社に勤めていました。

今でこそ、健康志向の高まりもあり、オーガニックだ、ロハスだ、エシカルだ、と、オシャレでカッコいいイメージもありますが、私が子供の頃はまだまだ社会からの関心は薄く、我が家はとても貧乏でした。

電子レンジや炊飯器もない家で、自転車や漫画はゴミ捨て場からゲットしていたし、庭の野草も食卓に並んでいました。

それでも母はとても前向きなのか天然なのかわかりませんが、穴の開いたデニムにチャックのついた継ぎあてをして、「これいいでしょー!」と自慢するような人。

膝小僧にファスナーいらないだろ!

そのセンスはさておき、貧乏を惨めとは感じさせない母の超ポジティブ子育てのお陰で、私はどんどん変な方向にたくましい、少し変わった人間に育っていきました。

 

父はといえば、物心ついた頃から単身赴任をしており、仕事人間なので何かを教わったり遊んでもらった記憶はあまりありません。

けれど姉の結婚式の時に父が言ったことは今の私にとって最大の教えになっていると思います。

「人を幸せにする為に仕事はある」

富や名声を築いてもそれが人の不幸の上に成り立っていてはいけない、ささやかな幸せでも、それは人の記憶に残っていくのだと。

たぶん、かなりかっこつけたのだろうけど・・・。

 

将来、ゲストハウスちゃぶだいに来てくれるゲストさんの多くは、ほんの少しの時間を一緒に過ごすだけ。

その時間が少しでも幸せなひと時になるようにするのが私の仕事なんだ。

お母ちゃんのように暖かく、ちゃぶだいを囲んで。

 

子供を産んだこともなければ、「妻」がうまくできなかった自分がちゃぶだいのお母ちゃんになれるのか。

よし、自分越えるぞ!

 

自分越えのチャンスの波が徐々に押し寄せているのを感じています。

ゲストハウスをやりたいという同じ目的を持った超強力なチームメイト、兄貴分の80%、エリアリノベーターの川越ホームさん、最初から支えてくださっている市役所の方、講師、チューターの皆様、女将修行を受け入れてくれたシーナと一平、応援して下さる街の方々、知り合ったゲストハウス関係の方々、同僚、家族、パートナー、友人、皆々様のお陰でゲストハウスちゃぶだいが少しづつ形になっていきます。

 

これからいよいよ本格始動ですよ!

 

今後とも、よろしくお願いいたします!