bed & breakfast ichi
前回は予告編だった三崎でのこと、本編です!
泊まったお宿は「bed&breakfast ichi」さん。
古い空き家をオーナー夫婦である成相修さん(コロスケさん)、ゆみさんの仲間たちとリノベーションした宿で、一階にはカフェバーも併設しています。
ちょんまげ頭ではなかったですが、何故「コロスケ」さんなんでしょうかねぇ?
漁が栄えていた頃は漁師さん達が泊まる宿だったようで、船長さんが使う階段と、船員さんが使う階段が別にあるなんて話を聞いて、そういうストーリーのある物件っておもしろいなーと心が躍りました!
用意していただいたのは、komorebiというお部屋。
なんか...写真がイマイチ(-""-;)
実際は古い建具が入っていたり、もっと素敵なんですー。
タイルがかわいい洗面台。
モロッコみたい。
二段ベッドの部屋が一部屋ありましたが、もともとの天井をぶち抜いて天井が高くなっているので、二段ベッド特有のかがまなければならないストレスがありません。
大きなベッドが入っている部屋もあり、家族での滞在にはぴったりです。
もともとの梁や柱が残っていてなんだかアスレチックのよう。
それぞれに特徴がある部屋で、子供の頃に泊まったら心に残る宿になるはずです。
えっと、、肝心の外観の写真は撮り忘れましたf(^^;
ブログを書くという自覚が足りないので(笑)ちょくちょく写真を撮り忘れてしまいます。
洋食・和食が選べる朝食付きです。
私は和食を選択したのですが、
土鍋ご飯、味噌汁、エボダイの煮付け、里芋の煮っころがし、かぶの浅漬け、りんご、おいしいお茶といったメニューでご飯はおかわりできました^^
朝食の写真もないです、はい。
だって、もう食べることで頭が一杯だったので、、、。
とーってもおいしかったです\(^-^)/
一日目
まず一日目の朝は、三崎の朝市で寒さのあまり思わずカレーとモツ煮を食べて甘酒もいただいてしまう。
入口にあったということと、カレーのあのスパイシーな匂い、名物親父的なおじさんのセールストークに心をガシッと捕まれてしまいました。
そして野菜など物色した後、更に市場の建物の二階にある三崎食堂でまぐろ丼を完食。
やっぱりおいしかった!けど、スーパーお腹いっぱいでした。。
城ヶ島をうろうろした後、お昼頃に一度宿を訪ねました。
もちろんチェックイン前だったのですが、見どころを教えて頂きたくて!
土日しかやっていないみやがわベーグルさんや、宿周辺にあるドーナツやさん、古道具やさん、シェアオフィス?シェア工房?兼ショップmisaki factoryなど教えて頂きました。
みやがわベーグルさんはまだお正月休みで残念でしたが、宿周辺にも、おお?なんかおもしろそうかも、と思わせるお店がちょこちょこありましたよ!
misaki factoryさんの話では、空き家、空き店舗を開ける難しさは川越とも似たようなものがありました。
でも、こうやってシャッター開けた人が色んなところにいる!
おおおお!私もやらなきゃ!
あと、雀屋さんというカフェも素敵でしたよー!
カレーの良い匂いがしたけど、朝食べたので・・・次回いただきます。
あとから聞いた話ではオーナーさんがアウトドアコーディネーターだとか?
Tシャツや小物の販売もありました。
古道具屋さんも、開けてくれそうな空き家物件候補があるっぽいお話をされていたので、三崎はまだまだ面白くなりそうです!
そしてチェックイン。
お茶でおもてなしを頂き、建物の説明、他の客室まで見せて頂き、私のやる気がかなり刺激されました!
お風呂は地元の銭湯へ行きました。
洗い場がたくさんあって、お風呂も四種類くらいあり、ichiに泊まってますと言うと、おばちゃんに「あ、そうなの」と言われタオルのレンタルも無料でできます!
この日は午後から雨が降っていたし、お話もしたかったので宿で夕食をとることに。
ご夫婦ともに料理が好きで、お客様にも出してあげたい。
特に、ゲストハウスというと素泊まりが中心になりますが、周りに朝食を提供する場所がない場合朝ご飯がせつない感じになってしまうことがあります。
三崎にはバックパッカーはそんなに来ないし、どちらかというと家族連れや、ゆったり滞在したい人に来てほしいという想い、
そしてコロスケさんがメインに伝えたいと思っている(であろう)三浦半島の自然を案内するガイドツアーを行うということから、ゲストハウスではなくB&Bというスタイルにしたそうです。
実際、食事はどれもおいしかった!
結局またカレー食べてしまいましたf(^^;
そのうち生ビール出せるようにしたいとのこと、期待しています。
ichiができあがるまでのお話など、たくさん伺うことができました。
心に残ったのは、ここで何ができるか、ではなく、何もしなくていいんじゃないか、という言葉。
なにもしないって、現代においてとても贅沢なことですよね。
都会にあるような刺激的なモノ・コトは「ない」けれど、ボーッとできる場所が「ある」。
「ない」のか「ある」のかは、解釈次第ですね。
遠くに見える船の往来をただ眺めたり、
ここはちょっとした避難所かも知れません。
二日目 磯歩きガイドツアー
コロスケさんは子供の頃から三浦半島の自然に触れてこられて、環境保全や自然に関わる仕事をされてきたそうです。
三崎に来る人はマグロを食べてちょこっと観光して帰ってしまう。
だけど三浦半島には貴重な生態系の残る小網代の森やダイナミックな海岸、長い歴史の中で起きた大地の変化が見られる場所や、そこにいる色々な動物や植物など見てほしいものはたくさんある。
コロスケさんは、三崎に来た人にどういうものを見せたいのか、強くはっきりした想いを持っている方てした。
申し込んだのは3時間の磯歩きコースで「潮風トレイル」というそうです。
「関東ふれいあいの道」と看板がありましたが、道中に道しるべはほぼ皆無です。
海岸線沿いを歩くので、私のように海の知識がない人間はなかなか個人では歩けないと思います。
というか危険なので素人の一人歩きはやめてください。
潮の干満で通れない部分があったり、滑りやすかったり、落石の危険がある場所もありますから。
弥生時代の人が暮らしていた洞窟や、イソギクや八丈ススキなどの植物、アオジやイソヒヨドリなどたくさんの鳥類、ハゼなどの生き物が見られました。
また、地層の中に丸い跡が見えるのは貝などの化石だとか、この岩盤は関東大震災の時に隆起したなど、説明されないとわからないことがたくさんありました。
そして休憩時にはその場で淹れてくれたおいしいコーヒーと、お手製のだいだいの焼き菓子をいただき、なんとも幸せなひと時でした。
この海岸線のすぐ上の大地にはたくさんの畑が広がっていて、今の時期は大根で覆われていました。
農業が盛ん、それは素晴らしいことです。
けれど一方では、畑の土が海へ流れ出て富栄養化が進み、磯焼けという現象が起きています。
海藻が減り、小魚の住処が減ってしまうそうです。
そういうことも、コロスケさんに会わなければ気づくことはありませんでした。
途中、ビーチコーミングに夢中になったりしながら3時間の磯歩きは無事に楽しくゴールできました。
戦利品。
ゴール地点の剱崎灯台にはゆみさんが車で迎えに来てくれ、宿までの道中でコロスケさんが、
ここにひじきがいっぱい干してあったよ
とか
途中で雨が降ってきちゃって
とか、一生懸命ゆみさんに報告する姿に、我が子のように大事にしている文鳥が私の手から離れずにチュンチュン鳴いてる光景と重なり、思わずにんまりしてしまいましたo^^o
失礼な描写でしたら申し訳ありませんm(__)m
こんな素敵ご夫婦が誠心誠意営まれているお宿です。
私も次回は小網代の森へ行ってみたいと思っています。
機会があれば、「bed&breakfast ichi」へぜひ!
さー、ちゃぶだいブログがゲストハウス巡りの報告だけにならないように、私も頑張らにゃ!
この週末にはいい話が聞けそうなことがあるので、また報告いたします。
読んでいただきありがとうございます!
シーナと一平1日目から三浦半島へ
1月7日、シーナと一平での女将修行の1日目でした。
15時に到着すると、すでにチェックインが一組済んでいたようで、この日のチェックインはあと一組とのこと。
シーナと一平の女将、えもさんの大学時代の後輩さんが二人遊びに来ていて、なごやかに始まりました。
世間話をしながら、予約サイトのしくみや予約が入ってからの流れ、部屋や掃除の説明など泊まりに来るだけではわからないことを教えて頂きました。
予約メールの対応だけでもかなり時間かかりそうだなー、とか、実際に働き始めたときのイメージが少しわいてきました。
そしてこの日は七草粥のサービスが\(^-^)/
さらさらなお粥ではないけど、これがまたしっかりとご飯を味わえておいしかった!
近所のお米やさんで買ったお米だそう。
色々と教えて頂いた上にお粥まで頂いて、申し訳ないくらい。
女将「修行」なんて言っちゃいけないんじゃあ...
しかもずうずうしくおかわりまでしちゃった...
アメリカ人女性の旅行者も一人いて、久々の英会話に緊張しつつ少しお話をすることもでき、ゆる~く過ごさせて頂きました。
彼女がクレイジーなじじいに出会い「トランプはバカだ!」と叫ばれたって話が面白かった笑。
結局、残り一組のチェックインに立ち会うことはできませんでしたが、一日目を無事に?終えました。
今度行くときは、椎名町をもっと探検してみようと思います!
そしてこの経験を川越に作るゲストハウスちゃぶだいに活かせるよう、物件探しもやらねば!
物件探しの話もまとめてそのうち書いていきます。
三浦半島へ
そして、シーナと一平へ行った次の日の早朝、川越から三浦半島の三崎へ向かいました。
三崎にできた、bed & breakfast ichi を訪ねるためです。
せっかくなので三崎の朝市でマグロも食べたいなーということで早朝出発しました。
なぜichiさんを訪ねることになったかというと、きっかけは川越のコーヒー屋tangoさんでした。
tangoさんのことは何年か前から知っていました。
色んなマーケットに出店されているので、そのときに少しお話をするくらいの関係だったのですが、実は私が一番最初に友達以外の人にゲストハウスをやりたいって話をしたのがtangoさんだったのです。
tangoさんも色々なゲストハウスに滞在した経験もあり、応援の言葉を頂いたのをすごく覚えていたので、改めてお話をしたいと思いお店を訪ねました。
この時も、力強い言葉を頂きました。
やりたいなら絶対やったほうがいい!
やったもん勝ちだから!
頭の中で色々と考えて、できない理由をあげては「やっぱまだできない」っていうのは、逃げ。
考えてばっかのヤツは一生考えてるだけだって改めて思わされました。
そして、会話の中で出てきたのが千葉の「しへえどん」さんというゲストハウス。
今はいいゲストハウスはたくさんあって、選べないので、出会った人に勧められた場所に行ってみようと思っています。
なので早速しへえどんさんへ問い合わせてみたのですが、オーナーさんが春まで野沢温泉にいらっしゃるとのこと!
なんか、面白そうな人かも。。
そんな期待をいったん胸にしまい、しへえどんさんは春にまた訪れることにして、そのオーナーさんから勧められたのがichiさんだったのです。
ichiさんは、B&Bというスタイルの朝食付きの宿で、ゲストハウスとは違ってドミトリーはありません。
ゲストハウスではないけれどすごくいい滞在になったのを伝えたいので、また次回きちんと書こうと思います!
読んでくださいね~!
マスヤゲストハウスと諏訪
明けましておめでとうございます。
まだ始めて間もないブログですが、本年もよろしくお願い致します。
さて!年末に長野・諏訪のマスヤゲストハウス、行ってきました!
川越から車で行きましたが、思ったより近い印象でした。
到着してまず、建物が素敵で一目で魅了されました。
築100年以上の旅館をリノベーションした建物で、廊下がキシキシ鳴いたり、声が響いたり、寒かったりするけれど、それ以上に歴史を感じさせる風合いと手作りの暖かさが魅力的。
共有のくつろぎスペースにはながーいコタツが!特注??
小さなバーや暖炉のあるコーナーがあったり、長野だけでなく新潟や萩など各地の素敵スポットのフライヤーが並ぶコーナーがあったり。
キッチンもいちいち素敵。
廊下。
今回はパートナーと一緒に来たのでダブルルーム。(荷物が邪魔・・・(;^_^))
テラス?付きで、一階のリビングが見下ろせます。
お昼前に到着し、スタッフさんにおすすめスポットを教えてもらう。
どんな風に滞在したいかを聞いてくれた上で、お蕎麦が食べられる店や休憩スポット、メジャーではないけれど雰囲気のいいお寺など丁寧に教えてくれました!
ほとんど下調べせずに訪れたけれど、お陰で充実した滞在になりました。
諏訪大社も行ってきました~!
下諏訪は歩いて回れる範囲に見所がギュッと詰まっているところがとってもよかったです。
歩き回って休憩したくなったのでマスヤで教えてもらった Eric's kitchenでお茶。
もともとはマスヤゲストハウスの常連さんで、お店を出したいと思っていた時にマスヤと下諏訪に出会い、この場所に出店を決めたそうです。
私が泊まった日もリピーターがとても多くて、東京から月イチで来る、なんて方もいました。
移住のきっかけになる、トライアルステイのような機能をゲストハウスが兼ね備えている。
エリックさんがまさにその証拠ですね!
そして内装がおしゃれなだけでなく、料理もおいしくて(モーニングもいただきました)
「なんだか、いい時間をすごしてるなー今。」
と感じさせてくれる場所でした。
そして夜は近くの温泉につかった後、クラフトビールとドイツソーセージが楽しめるタロウ珈琲へ!
歩いて行ける範囲にいくつか温泉があり、230円と安いし、ローカルな雰囲気が体だけでなく心も温めてくれる気がします。
タロウ珈琲は女性オーナーが営んでいる小さなお店。
こちらも古い建物をリノベしていて、外の格子戸なんかも素敵なんだけど、びっくりしたのが、コレ!
天井に、金魚鉢!??
オーナーさんの話では、2階の床に丸い穴が開いていたんだそう。
窯のようなものを入れて、木炭かなにかを入れて、コタツのようにして使っていたそうなんです。
へぇぇぇ。おもしろい。
この物件は、いいなと思っていたけれどまさか空き家だとは思っていなかったところ、人づてに縁があり借りることができたそうです。
やっぱり、人の縁が大事なんだなー。
「ゲストハウス物件、探してます」って看板持って歩くか(笑。
実は今回はマスヤゲストハウスのオーナーきょんさんが産休中と聞いていて、会うのは無理だと諦めていたけれど、ビールもソーセージもおいしくて、幸せだなーと
思っていたら、、、
なにやらタロウ珈琲さんのお友達らしきご夫婦が赤ちゃんを連れてご来店。
まさか???いやまさか。
いえ、そのまさかのきょんさん夫婦だったのです!!
奇跡!!
マスヤスタッフにおすすめされて来たこの場所で、きょんさんに会えた。
出会う人の縁を大切にすれば、いいことあるんだなぁ。
ゲストハウスちゃぶだいの最初の物件オーナーさんとの出会いも、もっともっと大事にできていたら変わっていたのかも、、、
と!まさかの出会いだったのでびっくりしてしまい、しかも風呂上がりのすっぴんで(笑!
でもきょんさんが、こういう奇跡みたいなことが起こるのは、向いているから、だからきっとうまくいく、というようなことを言って下さり、
あああ、一言一言が、ビールと共に私の五臓六腑にしみわたりました。
きょんさんとマスヤゲストハウス物件とは、タロウ珈琲のオーナーさんが引き合わせてくれたそう。
本当に全てが人の出会いの輪の中にある。
生きていくこと、そのものが人の輪の中にあるものだけど、それをどれだけ大事にできるかがその人の人生を何倍もにしてくれる、そんな風に感じられる旅でした。
もう一つ奇遇な共通点が、私もきょんさんも、パートナーが木工職人でびっくり。
こんな共通点が一つあるだけで少し距離が縮まった気がして、ずうずうしいですが嬉しかったです。
せっかくの家族水入らずの時間を邪魔しながらお話をさせていただき、川越は素敵な街だからゲストハウスやってほしいって言っていただき!とっても幸せでした!
夜はゲストハウスへ戻り、常連さんやスタッフさんと飲んで話して、楽しい時間を過ごすことができました。
常連さん同士は顔見知りになっている方も多くいらっしゃって、
日常から少し違う場所にいたいときにマスヤへ行って、もしタイミングが合えば一緒に飲んだり出かけたりする仲間、というかんじなのかな。
ゲストハウスの楽しみ方にも色々な形があります。
翌日は Rebuilding Center Japan を訪ねました。
捨てられてしまう古材や古道具にもう一度価値を見出だし、再販、また使われ続けられる為の手助けをする、本当に素敵な場所でした。
一階にはカフェがあり、2階は古道具、外の倉庫にたくさんの古材があります。
開店直後に着いたので少しお話することができましたが、もうどんどんお客さんが来るので、早く行って良かったです。
私は知らずに行ったのですがどうやらマスヤゲストハウスの施工もリビセンの方々がやられたそうです。
志や価値観が似たような人々が繋がってそれぞれに面白いことを始めている街。
諏訪はこれからもっと面白くなっていくと思います。
おまけ
久々におまけのコーナーです。
コーナーといってもまだ2回目なので、今回からコーナー化することにします。
本川越駅から一番街へ向かう途中にあるパンケーキのcafe Matildaさんへ行ってきました。
朝、7時半~営業されているので、泊まった日の朝食にも是非!
パンケーキというと、女子ってイメージですが店内は男子の部屋!ってかんじです。
アメリカンな小物がたくさん。
ベリーのパンケーキ。
中心にバニラアイスがのっていて、甘いけれどアイスの冷たさですっきりと食べてしまいますf(^^;
でも、朝食なら甘いものも罪悪感なく食べられる!
ベーコンエッグ。
バナナがついてきてボリュームも◎
卵の半熟具合いもバッチリでした!
ランニング後の若い女性が入店する姿もあり、こんな都会的な使い方をしてる人もいるんだなぁと感心。
私のランニング後は顔もひどいし、スメルハラスメントの危険性もあり、社会の迷惑になるのでとてもこんな使い方はできませんが・・・。
店員さんと少しお話しましたが、朝の送客は歓迎だし、夜も一番街のあたりはしんとしてしまうので、ゲストハウスがあったらいいと思うと言ってくれました。
夜はお酒を楽しむこともできます♪
川越で朝ランからのパンケーキで始まる一日、いかがですか?
おでんとゲストハウスと
パンとエスプレッソと、を意識したタイトルにしてみました(笑)。
19日、打ち合わせと金融機関へのプレゼンがありました。
打ち合わせでは、
まだ続けますよね?!
物件探しから出直す気ありますすよね?!
という意思確認があり、そこはもちろんyes!なのですが、じゃあ、
エリアはどうする?
キャパは?
などの事項が出てくるわけです。
エリアが変われば客層も変わる。
どういう人に来てほしいのか、川越にこだわるか、中心地にこだわるか、駅近でも反対口はどうなのか。。
私は、川越にこだわりたい。
それは、自分が住んでいたい街だからです。
そして、気軽に訪れてほしいので中心地がいいなぁ、と、現時点では思っています。
現状では、ネットを漁ってみてもゲストハウス向きの物件はなかなか出てこず、オーナーさんが塩漬けにしている物件を地道に探していくことになりそうです。
市役所の担当の方も協力して頂けるとのこと。
ありがたき幸せです。
私自身も、歩き回ります!
物件探し
物件探しとおかみ修行が第二幕になるかなーと思っていますが(第二幕がどれだけ長くなるのか、見当もつきませんが笑)その第二幕の強力な助っ人に、まちキャンでご縁があった川越ホームさんの登場です!
私の自宅の賃貸契約も偶然に川越ホームさんなのですが、地元密着型の不動産屋さんで、自宅で時たま起こるトラブルにも迅速に対応していただいています。
まちキャンでもエリアリノベーションコースというエリア全体の価値を上げていく為にどんなことができるか、というとても大きな課題に挑んでおられました。
ゲストハウスちゃぶだいの今後の物件探しについても、ゲストハウス物件の法規関係など調べて頂いた上で、こちらの希望などの話をさせて頂きました。
川越には他にもいい不動産屋さんはあると思いますが、ご縁を大事にする場所を作るので、このまちキャンのご縁を活かして手伝って頂こうと思っています。
「厳しいことを言うようだけど」
と前置きがあり、不動産屋さんだからわかる現状・・・貸しますよ~と表に出ていない物件を貸して下さいと頼んでも、シャッターが開くほうが珍しい・・・
というお話や、今回の物件が流れてしまって残念だけど、おかみ修行ができる時間も増えたし、地に足を着けてじっくり考えることができる、などのお言葉を頂きました。
私が未熟で、これまでのスピード感に若干ついていけてないのを感じて言って下さったのかはわかりませんが「厳しいこと」というより、ありがたいお話でした。
これからも、頼りにしています‼
80%のこと
さて、飲食チームのプレゼンです!
すごいですよ、
川越市民ならなんとなく見覚えのあるこの長屋・・・
そうです、連雀町交差点から日高方面へ少し進んだあの場所です。
あそこがっ!!!
こうなるんですよ!!!
すごくわくわくしませんか!?
あー楽しみ!!!
飲食チームが立ち上げた会社の名前は80%。
完璧じゃなくていい。
オーガニック食べたい。
でもシャウエッセンも食べたい。
たまには、楽したっていいじゃない。
その20%のゆるしに救われる気持ちになるのは、きっと私だけではないと思います。
この中に入る飲食店が「すずのや」さん。
プレゼンで、こんな料理を提供しますって写真が出てくるのですが、もうおいしそうで!
たまらない!
川越野菜を使ったおでんと、それに合う日本酒をメインに出されるそうです。
自宅からも近いので、本当に早くできてほしい!
私たちのプレゼンは田中さんの作ってくれた資料を使い、どんなものを作ろうとしているのかを話しました。
今回はセリフも少ないし、緊張する時間もなく、発狂することなく喋ることができました(笑)。
そして、個々のトークタイム。
まるでお見合いpartyのような流れですがここはビジネスの場。
仕事上がりだからといってうっかり作業着のまま参加しなかったことだけは、この日の自分を誉めてあげたい。
できの悪い新入社員のようにオロオロしながら隣の人の話を盗み聞き状態の私に姐さんから喝が入り、どうにか商工会議所さん、日本政策金融公庫さんなど何人かの方と名刺交換をし、話をすることができました。
みなさんには普通のことでしょうが、私にはこれでも大進歩なのです(;´A`)
今までブルーカラーで生きてきた私。
職場での会話に額縁用語以外のカタカナがあるとしたら、、
「テルホでパクイチ」とか
「パイオツ」とか。
(私はそんな言葉使っていませんよ)
いやいや、私だって仕事っぽい言葉何かしら使ってるだろ~と頭を絞って考えてみても、出てくる言葉は「年末調整」がいいとこ。
私の部署ではスマホ普及率が50%を切り(そういう私もまだスマホ歴1年未満ですが)オヤジギャグと下ネタの狭間で、時に笑い、時に叱りつけ、時にシカトしているような職場環境にいる私にとって、「リスケ」「スキーム」なんて別世界の言葉でしたから。
とりあえず、物件探しの間に商工会さんの創業スクールなど受けて、新入社員からレベルアップしていきたいです\(^o^)/
そして同窓会
80%のみなさんとちゃぶだいは、チームは違えど三日間同じキャンプをやり抜いた仲間です。
お互いの近況報告などするべく居酒屋へゴー‼
すずのやさんのチョイスで訪れたのは、戎(えびす)というお店!
ここ、行きたかったんですー!
私の名前が戎谷ということもありますが、姉夫婦が居酒屋をやっていてその名前も、戎!
川越の戎はクチコミ通り、男性も女性も若くてビジュアルの良い店員さんがいましたが、足立区五反野の戎はアラフォーのぽっちゃり夫婦が営んでいます(笑)。
おいしい料理を食べながら、お互いのプロジェクトのことや、他の地域でおもしろいことに取り組んでいる人の話など、みなさん物知りなのでとっても楽しかった‼
これからも刺激しあって頑張っていきたいです。
時間がすぎるのは早くお会計の時が来て、あれれ、、
財布がない。
この日、金融機関からの借り入れの話はありませんでしたが、田中さんから2700円の借り入れをすることになったと、さ。
次回は、年末に行くマスヤゲストハウスの話になるかな?
もしその前に何かあれば書きます!
年明けからおかみ修行が始まります!
念のため、この一言で締めますね。
皆さま、よいお年をお迎えください。
第一幕のまとめ
ひとまず、第一幕が降りる前までにあったこと色々をまとめておこうと思います。
サトウサンズレスト訪問の後に二回目の打ち合わせがありました。
運営会社を作ることが決定して、ゲストハウス部門、飲食部門ごとの収支計画を作りました。
オーナーさん用に、コンセプトやターゲット、内装のイメージなどもわかりやすくまとめた資料を作りました。
あたかも自分がやったかのように書きましたが、これらはすべて田中さんが作りました。
収支を大我さんはじめ、色々な方に見ていただき、光熱費を安く見積もりすぎ、などの指摘を頂き更に直していこうというところでした。
私の方は、サトウサンズレストへ行ったり、
シーナと一平でのおかみ体験について話を聞くため、えもさんと会ってもつ鍋を食べたり、
自治会長さんや、ご近所さんに会ったりしました。
川越でのクラフトマーッケットや、ファーマーズマーケットが開催された時は、雑貨屋さんや、飲食店の方と話してみたり。
ちゃぶだいを、川越のアンテナショップのようにしよう!と言っていたんです。
備品や、ちょっとした置物、庭のグリーン、飲食ブースで提供する惣菜、全部(できるだけ)川越のものにしようと話が進んでいたので、気になったお店の方には話をしてみたりしました。
まわりとの関係作りはまだ始めたばかり。
物件がないとあまり現実味のない話になってしまうけど、これからも関係作りは続けていこうと思います。
田中さんに比べると楽しそうなことばっかですねぇ。。
また、日本タウン誌 フリーペーパー大賞に輝いたKawagoe premiumを1から読み直して、博物館も訪ねました。
蔵の街で有名な一番街はもはやわざわざ紹介する必要もないという気持ちでしたが、
昔から信念や伝統を受け継いで商いを続けている人々が、昔から栄えている一番街にも多くいらっしゃるのだと再確認しました。
わざわざ紹介する必要はないかも知れない。
だけどもし、
「何であそこに菓子屋横丁があるんですか?」
と聞かれたら答えられなくてはいけない。
今回の物件が流れてしまって残念だけど、色々なことを見聞きできる時間は増えたのかも知れません。
前向きに前向きに。
そして月曜日には今後どうするかについての打ち合わせです。
もともと、まちキャンの飲食・物販コースの方々と一緒に金融機関へのプレゼンを行う予定でした。
飲食・物販コースの方々はオーナーさんからも許可も得ていて、家守会社を設立、
とずいぶん話が進んでいるようなのでプレゼンも本番!
同席させて頂けるので予習になりますね!
ビジネス方面はてんて弱いので予習ができるのは助かる!
いつから第二幕にするかは頭を悩ませているところですが、19日に起こることはまた報告したいと思っています!
私事ですが、日曜に友人の結婚式が川越氷川神社であります。
また川越の魅力を発見してしまいますね、これは。
更に来月には川越ハツネヤガーデンでも友人の結婚式が‼
何度目かの結婚ラッシュを迎えています(笑)。
ではでは、忘年会シーズンですので、皆さま肝臓はご自愛ください。
イチから出直し
今日、物件オーナーさんとの間に入って頂いていた市役所の方から連絡がありました。
諸事情により、あそこでの開業は不可能になったとのことでした。
とても残念でしたが、これまで(市役所の方を通じて)話を聞いてくださった物件オーナーさん、間に入ってくださっている市役所の方にはとても感謝しています。
物件探しから出直しですね。
それと、紹介していませんでしたが、
市役所の担当のかたで、田畑さんという方がいます。
恐らくご自分の時間をかなり削ってこのプロジェクトを担当してくださっています。
本気で、川越のエリアリノベーションを考えていられます。
これからもサポートしますとおっしゃってくれました。
今回のまちキャンで、不動産関係の縁もできました。
こういう場を作って頂いて、力を貸して頂いて、本当に感謝しています。
今後も頼りにしています!
私の方は、おかみ修行など、ゲストハウス開業に向けての活動は続けていきます。
ブログも続けます。
0からの出直しではなく、ちょっと進んだ、1からの出直しです。
とりあえず、ちゃぶだい第一幕は降りてしまいましたが、これからも応援して頂けたら嬉しいです‼
ちなみに、19日に今後の作戦会議も開きます!
よろしくお願い致します‼
あと・・・大したことではないですが、サトウサンズレストを訪れたのは12月3、4日でしたf(^_^;
サトウサンズレスト
前回のは、なんだか酔っ払い感出てますね・・・。
勢いでだだだーっと書いたので。
後で読むと不快な表現もあり、恥ずかしい気持ちもありますが、自分への戒めの意味でそのままにしておきます。
失礼いたしました。
私の特徴の一つに「お調子者」という短所があります。
さて、気を取り直して!
11月26、27日で、三ノ輪のサトウサンズレストというゲストハウスを訪れました。
昔ながらの商店街の一角にあり、宿泊者にはありがたいお惣菜、お弁当屋さん、銭湯、安い居酒屋などがあり、
なにより目の前のおにぎりやさんが朝からやっているのは助かります。
20代の頃に姉と荒川区で電気やガスを止められたりしながら暮らしていたので、
三ノ輪はけっこう懐かしかったです。
オーナーの 渡邉夏美さんはナナさんという愛称で呼ばれていて、ちゃぶだいの話も丁寧に聞いてくれました。
オーストラリア、ニュージーランドでのワーキングホリデーの経験があり、なんとなくバックグラウンドが似ていることに心が弾みました。
「佐藤さん」は、ナナさんの旧姓だそうです。
ナナさんは入谷のtocoという有名なゲストハウスでヘルパーをしてからの起業で、
同じように助けてくれる建築士さんが近くにいたそうです。
「保健所や消防は私たちみたいな素人が一人で行っちゃダメ」
と釘をさされました。
行くたびに毎回回答が変わったりして、知識がないと戦えないとのこと。
荒川区ではトイレのタンクの水道を洗面台に数えることができる、など細かいことも色々教えて頂きました。
けれど、自治体によって違うため、確認、修正の繰り返しが何度か出てくることになるでしょう。
金融機関へのプレゼン、オーナー提案が今の目の前の課題ですが、それをクリアしてもまだまだ開業までは先が長いぜー、としみじみ。
商店街の福引チケットを頂いたのでいざ、福引へ!
当たりが出ると、「〇等賞、どこどこのだれだれ君、おめでとうございます」などと放送がながれて、この商店街は「三丁目の夕日」のような世界でした。
私は100円引き券を2枚ゲットし、お惣菜とビールを買って戻りました。
外国人利用者の割合も多いようですが、この日は日本で働いている中国人女性と上海に留学中のアメリカ人の女の子の他は日本人でした。
この中国人女性は日本語もペラペラで、有名な企業にお勤め、
東京にも行きたい講座があって来たというすごく勉強熱心な方。
向上心の強い人の話は刺激を受けます。
就活中の女子大生と中国人女性と一緒に、ナナさんの話を聞きながら夕食を食べていると、窓の外から自転車に乗ってこっちをニヤニヤみているおじさんがいます。
そのちょっと前に
「変な人が来ないように、男の影を出せ」
という忠告と、変な人事例の話をしていたので
あれ、これ、変な人じゃない?
と、ドキドキしましたが、正体はナナさんのお友達の建築士さんでした。
有名なハウスメーカーにお勤めです。
ピンクの自転車に乗ったこの人が建築士さんとはびっくりです。
しかしこのおじさん、
「ゲストハウスに年に500回行く」
というかなりのゲストハウス好き。
tocoさんのバーに毎日行くらしいのです。
「今から行く!?」
と誘われ、一緒にご飯を食べていた二人も引き連れ行くことに。
歩いてtocoに着くと、そこにはおじさんの顔見知りがたくさん!
自分の家のように庭まで案内していただき、一杯飲みました。
その場にいた常連さん男性も一緒になって、靴を間違えられた話、なんてたわいもない話で盛り上がったりして。
でも、おじさんは勇気が出る言葉もくれました。
「やりたい気持ちが強ければできる」
ずんっとお腹の底のあたりからじわじわとやる気みたいなものがこみ上げてくる一言でした。
やっぱり、そこにいる人、誰に声かけてもおかしくない場所、そういうところが魅力だ、とも。
常連さんは埼玉・岩槻の出身で、埼玉にはポテンシャルがあるのにアピールが下手だと言って、
埼玉の活性化のため(大げさ?)ちゃぶだいのことも応援してくれました。
そんなハプニングがあり、一粒で二度おいしい一晩になりました。
宿に戻って、寝る支度をしながら就活女子と雑談中、彼女が
「ここに来ると、就活とかうまくいかなくても大丈夫かなって思える」
って言っていたんです。
彼女は二回目の宿泊で、一度目は友達と来たけど居心地がよくて今回は一人で来たのだと。
しかも、千葉からです。
泊まる距離じゃないんです。
この場所やナナさん夫婦に会うことを目的として来ているんです。
そして、きっと来た時よりも少し元気になって帰っていく。
ナナさんはゲストのことをすごく大事に考えていて、でもおせっかいすぎず、いい距離感を作れる方でした。
そういう人がいればまた来てくれるゲストがいる。
それを実感できてよかった。
もっとお話ししたかったので、私もきっとまた行くと思います。
おまけ
川越の菓子や横丁に、楽々さんというサンドイッチのお店があります。
もともとあった楽々さんのパン屋さんの向かいに新しくできました。
こちらは朝の7時半からやっているので、宿泊した朝に行くのもいいと思います。
ちゃぶだい予定地からは徒歩10分。
朝の蔵造りの街並みの散歩も楽しめます。
イートインスペースはおしゃれで、コーヒーは無料。
サンドイッチは見た目よりもボリュームがあり、サンドイッチ用パンも何種類かあります。
屋上テラスも気持ちいい!
川越に泊まる日が楽しみになりませんか笑??