川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

今日からブログを始めます。

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川越にゲストハウスを作ります

初めまして。

これから埼玉県川越市に誕生予定のゲストハウスちゃぶだいの、おかみ?を務めさせていただく、えび、です。

 

えびすだに、なので、えびです。

えび、えびちゃん、えびぞう、などと呼ばれています。

 

2016年11月、このプロジェクトは突然動き始めました。

これから開業までに起こるあれこれを書いていこうと思います。

 

はじまりは・・・

11月11日から3日間、川越市で行われた「まちづくりキャンプin川越」。

まちの魅力を再発見し、事業を生み出すキャンプです。

川越市と(株)OpenA の運営、コースは4コースあり、私が参加したのは「リノベーションプランニングコース」で、市内の空き家を舞台に新しい魅力となる事業を構築するコースです。

エリア課題、状況を明らかにした上で、コンセプト・事業企画・事業収支計画等のプランニングを行い、最終的には実際に物件オーナーへ提案、事業の実現を目指すもの。

https://www.facebook.com/川越エリアリノベーション-311739049182657/

 

勉強になりそう。

参加費も無料だし、事業の始まり見てみたいな~、なんて軽い気持ちでした。

ただ、、あれ、、持ち物にPCって書いてある。

PC使うってことだよな、、、

私がPCを開くのは調べものか、メールチェックか、写真の整理程度なので、

参加するかどうかの一番のネックは”PC”でした。

だけどやっぱり行ってみたくて、申請時の自己PRに

「PCを使う作業はほとんどできません」と記入したうえで応募しました笑。

それからキャンプまでの間、エクセルで家計簿をつけてみるという今考えるととんちんかんな特訓を行い当日を迎えました。

 

とんでもないところに来てしまった

最初こそ、オープニングなんて、講師であるOpenAの馬場さんは風邪のせいか声がおじいちゃんのようで、クスクス笑いがあったり、

最初の講演のMYROOMの倉石さんはとても柔らかい、人がよさそうな方で、

善行寺エリアでの空き家見学会の話など、とてもおもしろいお話を聞くことができました。

その後チームに分かれ、自己紹介をして、和やかに始まりましたが、、、

 

物件を見て、わいわい話して、昭和感満々の中華屋でお昼を食べながら、

チューターであるOpenA大我さんより、

「あの物件でゲストハウスやりたい?」と聞かれ、

「できるならやりたいです」と、ふわっと回答。

だって、できるならやりたい、そう思ったから。

後に聞く話では、この時にレールが敷かれていたのだと・・・

 

その後、一日目の話し合いは、ほぼ覚えていません笑。

ただ、私がおかみに就任し、ゲストハウスに向けて事業の計画が始まり、私のエクセル修行は何の役にも立たないことがわかりました。

各コースとも、ブラッシュアップでチューターの皆様よりけちょんけちょんにされ、

私は緊張に震える声で何を喋ったのかは不明ですが、

とりあえず、

ここ、勉強するところじゃない。実践するところだ。

と、遅ればせながら気づくのでした。

そして、この時点でのゲストハウスの名前は「KANAME」。

物件のある場所は観光地エリアと住宅地エリアの境目にあり、要、という名前がいいのではと提案があり、

何年も名前が思いつかずに悩んでいた私も、とても気に入りました。

ぴったりだと思いました。

 

が、二日目、「KANAME」というかっこいい名前に、かっこよく仕上がったパワポ(もちろん私は作っていません)で挑んだプレゼンでしたが、

久遠チョコレートの吉野さんより

「かっこよく見せようとしすぎで中身が全然伝わってこんわ!」

と、げんこつを落とされ

フォトグラファーで駅長さんの堀越さんには

「気ままに過ごすとか言ってるけど、ドミトリーじゃ全然くつろげないし」

(一字一句覚えてませんが、たしかこんなかんじのことを)

と、つっこまれ

ただ頭をよぎったのは、

ああ、ここは私が来ていいところではなかった。

ということ。

 

私はどうしたいのか

そこから最終プレゼンまで、私の想いを引き出すために、チームのみんながたくさん助けてくれました。

ぼやっとしていたイメージ。

どんな人に来てほしいか、来てほしくないか、どんな空間にしたいのか、そこで何がしたいのか、川越の何を見せたいのか、、、

たくさんの問いかけに、やっと出てきた言葉が、

 

「ちゃぶだい」

 

丸い大きなちゃぶ台がある場所がほしい。

丸って、距離が自由にとれて、座りやすくないですか?

そんな一言から、ゲストハウスの名前も

「ちゃぶだい」

になりました。

でも、私にはたしかに「KANAME」はカッコよすぎた気がします。

 

3日目のプレゼンは、何度も練習を繰り返し、馬場さんからの

「緊張しているときは大きな声で挨拶をする」

というアドバイスに従い、震える声を無理やり封じ込めるような大声と、

時たま舌を噛むという裏技(緊張で涙が出そうになった時、舌を噛むと止まるとネットに書いてありました)を駆使し、

人生で初めてのプレゼンテーションを行いました。

たくさん笑われた気がするけど、自分の想いを伝えることはできました。

その時の動画は、まだ見る勇気がありません笑。

ざっくりとした紹介ですが、これが、

ちゃぶだい

の、始まりです。

 

これからもう少し詳しいことを書いていきます。

ちゃぶだいが無事に開業できるのか!?

応援していただけたら嬉しいです^^