33歳、青春の18切符③
鳥取でめいっぱい楽しんだ後、電車に・・・いや、汽車?に揺られて約一時間。
松崎駅に着きました。
この日宿泊する「たみ」は、写真撮影はできません。
なぜなのかは是非こちらを読んでみて下さい。
http://www.tamitottori.com/about.html
たみを作った三宅さんたちの狙いとはズレるかも知れませんが私はそのルールで心が楽になりました。
最近はブログを書くために写真を撮らなきゃ撮らなきゃで、単なる記録の為に撮ることが苦痛な時もあります。
撮り忘れてしまうこともあるし。
旅をする、食べる、遊ぶ、学ぶ、その目的は、自分で体験して、感じて、考えて、人生の肥料にすることなのに、「発信する」ことにすりかわってしまっている気がして。
本当はただその場の出会いを楽しみたいのに、写真撮るの忘れないようにしなきゃ、とかって、気が散る。
でも、写真は好きなんですよ。
きっと、撮りたいものが違うだけで。
ただ、ブログを書きながら自分の中できちんと整理されることもあるので、写真を撮る行為が自然発生的に出てきて、結果ブログでも使えるっていうのがベストだなーと最近かんじています。
話がそれましたかねーf(^^;
ほいさっ、たみはゲストハウス、カフェ、シェアハウスが一体となっています。
昔、ミニバスの合宿とかで利用した施設を思い出させるかんじ。
キッチンは広く、お風呂場はタイルが張られた昔のお風呂場の風景のど真ん中に、真っ白な足が伸ばせる楕円の湯船がどーんと置いてあり、現代アートみたい。
たみのある湯梨浜町では、湯梨浜暮らしボランティアという制度があり、接客販売や農作業などいくつかの仕事から選び、1日から参加できてなんとたみでの宿泊が無料になります。
ごめんなさい、私は移住を考えている訳ではないけれど、どんな風に運営されているのか体験したかったので申し込みました。
無料になる二泊分の料金と自分の労力を時給で計算し、9時~17時の仕事を選びました。
樋口農園さんのお手伝いです。
樋口さん(バジルさん)も八王子から移住された方で、移住アドバイザーなどもやられています。
見るからに優しいお顔のバジルさんがたみまで迎えに来てくれて農園に着くと、湯梨浜町の役場の方が挨拶に来て下さいました。
すごくよく喋る方(笑)。
渡された資料をそういえばまだちゃんと見ていないのですがf(^^; この制度は確か2年間利用できるって仰っていました。
この日お手伝いしたのは、時期が終わって枯れたバジルの片付けとブロッコリーの収穫、袋詰めです。
あと、規格外の白菜やキャベツも収穫してたみにおみやげで頂きました。
バジルさんすごくいい人で、お昼のついでに絶景スポットに寄ってくれたり
滝を見せてくれたり
湯梨浜町ドライブをしてくれて。
地元の生産者達で開発したアイスも頂きました!
そしてこの日は、なんと三宅さんも来てくれて、宿泊した大学生達が三宅さんと同じ高校出身だったり、シェアハウスの住人の建築士さんが私がYに忘れたホタルイカの干物を届けてくれたり、そしてその彼女とめっちゃ話したり、シェアハウスの住人にかわいーい所沢出身の青年がいたりね、とにかく楽しくて。
これくらいの規模感がすごく好きだなーと思いました。
たみは三宅さんと蛇谷さんという方との共同経営だそう。
私たちチームちゃぶだいも、まちづくりキャンプで出会ったメンバー三人で会社を作る予定。
三宅さん達は何かを作って行くときに、どちらかが言い出したことを片方が叩いて、また叩き返されて、それが何度も続いて出来上がっていくそうです。
私たちはどうなんだろう?
思ったのは、良くしたいという気持ちからの叩きあいは、愛!
たみと、相手や地域に対する愛じゃない?
じゃなきゃそんな疲れること、したくない。
私たちは同じ方向を向いて進んで行けるのか。
今後何ももめないことは無いと思うので、そういうとき、きちんと自分の気持ちを言葉にできるようにしていたいし、「ああもう大っ嫌い!!」って思うことがあっても立ち返れる原点みたいなものや、信頼関係を不恰好でもいいから粘り強く築いていきたいです。
旅の話は折り返しまできました。
結局長くなりますね。
私もそろそろ息切れ状態。
残すところ倉敷と尾道、一回で書いていいかな!?
・・・・・・・・・。
聞こえたよ 私の耳に 「いいとも」と。
あざーっす!
んではまた!
すてき素敵カフェと東郷湖。