川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

第二回まちづくりキャンプin川越 その1

私たちのちゃぶだいプロジェクトが生まれたまちづくりキャンプの第二回が12/8~三日間行われました。

 

今年はワタシは・・・

田中さんは80%で今年も関わっていき、にっしーも途中いなくなったりしながらも参加するとのことで、、、ここだけの話ですが、エビスダニは去年のまちキャンほんとに辛くて(*_*)、今年は公開講座と最終プレゼンだけ見に行こっかなーくらいに思っていましたが。。。運営のオープンエー飯石さんから「えびちゃんセルフ参加しようよ!」と悪魔のささやきが届き、セルフリノベーションコースという、実際に手を動かしリノベーション作業をするコースに金曜夜から半分スタッフで参加することに。

 

初日

金曜夜の高藤さんの「手づくりの向こうにユートピアはあるのか」という、本人曰く、「せかされてなんとなくカッコよくつけたタイトル」のレクチャーから参加することができました。

高藤さんは鳥取のコモン建築事務所の代表で、鳥取家守舎という家守会社もやられています。

私が無知だったのですが、驚いたのは高藤さんは18切符の旅で鳥取に行ったときに訪れたホンバコ仕掛人でした!

マツトソさんともつながりがあるし、わたし鳥取大好きになったから、そんな人が川越に来てくれたのが嬉しくてオープニングパーティーでアイドルのファンみたいに話してしまって思い返すと恥ずかしい。

 

レクチャーでは、ドライバーというおもちゃを武器にネジというネジを外す子供時代を経て、車業界から建築へ移行し、まちづくりに興味が出るまでの話もとても面白かったのですが、やっぱりまちづくりに関わるようになってからの話はすごかった。

発表から3日で公開中止になった高藤さん作の鳥取マスコットキャラクターかつ江さん↓

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にまつわる話とか、興味深い話はたくさんあったけど、おもしろくて、ちゃぶだいでもできるかなと思ったのが「空き家バー」。

一言で言えば空き家での誰でも参加できる飲み会だけどいくつか決まりがあり、例えば、

・お掃除からスタート

・近所に挨拶

・収支報告をする。

など。近所から嫌がられず、あわよくば一緒に楽しんでもらうためにドリンクチケットを配ったりもしているとのこと。

そういうことを始めると何が起こるかというと、

好奇心で人が集まり、昔話が始まる。私も今の交渉中物件のこと、その周りの昔話、とても聞きたい。

そしてオーナーさんも楽しくなっちゃう♪

何度もやるうちに自然とスタッフ側の仕事をする人が出てきて、本気の人があぶり出される。

ホンバコでも、空き家バーをやっているうちに手伝い始めた人たちにアルバイトで入ってもらうことになったみたい。

10分の面接よりずっと信用できますよね。

 

そしてデッドストック工務店の話。

メンバー選りすぐりのゴミを持ちより(ごみやげと呼ばれる)ゴミニケーションとりつつ素敵なものに生まれ変わらせていく、子供のひらめきを忘れない大人たちの集団です。

今回のセルフリノベコースには、デッドストック工務店のすげーかっこいい職人が代わるがわる参戦してくれてイケイケな指導者のもと作業が行われました。

 

すずのやでのオープニングパーティーで初日の動きをキャッチアップし、なんとなく顔ぶれも見て二日目から本格始動です。

 

 対象物件は

 第一回まちづくりキャンプで誕生したお馴染みすずのやの二軒隣の長屋です。

もともと骨董店だったのをコワーキングスペースにリノベーションします!

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この事業を進めているのはちゃぶだいの兄貴分(株)80%

 

今回の我々のミッションは大きく3つ。

・右奥にあるらせん階段を隠している壁を破壊する。

・大きなセンターテーブルを作る。

・お外でお仕事セットを作る↓

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らせん階段から上がった二階部分は後から増築したらしくスペースの問題で仕方なく螺旋階段になってしまったと思われます。

それが壁で隠れていて、外から覗いてもまさかあそこにらせん階段があるとは思いません。

だけど、我々はそういうのをカッコいいと思う人種。

これが見えたらパッと見の印象全然違う!と。

高藤さんはそれを「引き算のリノベーション」と表現されていて、作るだけじゃないリノベーションを体感してほしかったとのこと。

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この壁の向こうにらせん階段が!

 

そして大きなセンターテーブル。

この案、最初は80%側からイベントの時などに邪魔になるので折りたたみにできないかと相談されたらしいです。

が、そこはさすがの高藤アニキ、なんと上下に動くテーブルを発案!

イベント時は頭の上に上げてしまえばいいのだと。

これ、すごいよ、ほんとに。ふふふ!

 

更に急きょでたアイディアがお外でお仕事セット。

箱がいくつか入れ子仕様で入る入れ物にタイヤとモバイルバッテリーを搭載させ、それがデスクと椅子になるのです。

この案を思いついたのは、近所に蓮馨寺というお寺があり天気のいい日にここで仕事できたら気持ちいいだろうなという妄想から。

また、高藤さんがここで感じた違和感が「地元の人と観光客の隔たり」だったそうです。

そして境内のお団子やで団子を買って食べるときに大体の人が座る石垣(画面左側)が冷たい!f:id:chabudaikawagoe:20171214221733j:plain

そこで、この石垣にピタッとはまる座布団を作って観光客に使ってもらえたら、地元民と観光客のコミュニケーションのきっかけになるのではというナイスアイディア!

座布団を借りた観光客はきっと川越のこと好きになるよね。

 

そしてプラスアルファのミッションに、男性的なイメージのコワーキングスペースにちょっと「かわいい」を足すため、川越出身で内装デザインなどなどの仕事をされている「まるちゃん」をサブチューターとして迎え入れ、入り口の大きな窓に装飾を作ります。

 

 

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さぁ、どんな風にリノベされるのか・・・!

長くなってしまうので一旦ここまで(^^)/~~~

物件探し、また一歩。

すんばらしい物件!

の、オーナー様とゲストハウス利用について交渉させていただけることがありました。

80%伝いに頂いたありがたきお話です。

私たちのやりたいことはうまく伝わったかなぁ、とは感じています。

いいご報告ができる日を楽しみにしていてくださいね!

実現すればとっても素敵なお宿になること間違いなし!

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まだ見せられるのはこれだけ~ ふっふっふ。

 

ゆるト~ク

サトウサンズレスト東京ひかりゲストハウス328 HOSTEL&LOUNGEの皆さんが始めた「来来 small guest house」というプロジェクトの最初のイベントに参加してきました。

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場所は、328 HOSTEL&LOUNGE、ゲストはちゃぶだいが誇る埼玉一忙しい無職のにっしー(エビスダニ調べ)、豊島区一の女将えもさん(エビスダニ調べ)、初めてお会いするunp代表の溝端さんという面々で、久しぶりに会いたい人、会ってみたいと思っていた人が集まるこの会にイソイソと出かけてきました。

 

小さなゲストハウスが集まって何かできるかな~?というプロジェクトで、今回はこの日集った15人くらい?でタイトル通り、ゲストハウスについてゆるーくおしゃべりをしました。

 

最近、墨田長屋というゲストハウスを始めたご夫婦もいらっしゃって、物件探し中に出会った不動産屋でもないのに空家と起業希望者とのマッチングをしている謎の支配者のような人の話、なぜ宿をやろうと思ったかなんてお話も聞けました。

 

やっぱりゲストハウスで働くのは拘束時間がとても長くて、時給にしたら100円200円とかの世界、なんて現実的な面もポロリポロリとあり、本当に好きじゃなきゃできない仕事だなぁとしみじみ。

そんな話を田中さんにすると「それじゃあダメなんだよ、ちゃんと稼げないと」と。この前も「絶体稼げるスキームにするから」と。
なんつー男前なんだ、このひとは。

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写真は拝借、、ちゃぶだいは二人揃って口を開けている・・・

 

ちゃぶだいのバランス

最近改めて感じているのが、田中さん、にっしー、私の3人って意外とバランス良いのかなぁ、と。

最初はそんなことを感じられる余裕もなかったし、今も二人に比べたら私は何もできないんだけど。

 

デザインの力を信じる田中さん。まず人に来てもらう入口としてカッコいいものを作らなきゃいけない、そして来てくれた人がちょっとプレミアムないい気持ちになってまた来たくなるにはやっぱり気持ちのいい空間を作らなきゃと!たしかに!

でも私は人×人から生まれてくる面白さみたいなものを信じていて、そして自分にできるのもそれしかない。

そこに加えて日本国民なら誰もが知ってる某大手通信会社に10年勤めていたにっしーの経営企画力とものすごい人脈の広さ。

デキル男前二人と、大雑把なバツイチ女の三本柱は意外とイケるのかも、、、私がだいぶ二人のお荷物だけども。

でもね、本当はあの二人ならもっとデキる女将を捕まえられるのよ、きっと。

気づかれたら私クビになっちゃうから言わないけどね。

 

とりあえず三本脚だったちゃぶだいに、いろんな人が加わってちゃんと四本脚になっていく感覚があります。

 

これから、ちゃぶだい主催のイベントなんかもできたらいいなと考えています。

是非、こんな私たちに会いに来てください\(^o^)/

「場」を持ちたい。

創業の勉強を

していました。

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創業スクールは基礎講座を入れると9月から始まり、実践講座は週末を使い全4回で事業のビジョンやビジネスプランの考え方について、マーケティング、会計、広報から資金調達まで創業の基本をダダーーっとオベンキョさせて頂きました。

 

いや、これ、まちキャンに行く前に受けたかったです。

そしたらもう少し役に立ったかも。。。

 

まだちゃんと復習したいし、これを受講すると読める創業のテキストもまだ1ページも読んでないな、そういえば・・。

 

でもとりあえず、自分で創業計画書を作ってひとりでプレゼンまで終えることができた。

私にとってはそれだけでもすごい進歩!

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ふざけたシャツで話すわたし。

 

勉強よりも

個人的に収穫があったと思うのは、他の創業希望者との出会いです。

 

以前、すずのやオープンの時にお会いしている川越観光親善大使の阿里耶さんも参加されていて、知り合いがいるだけで心強かったデス。

 

そして一歩間違ったら運命なんじゃないかと思ったのが、すずのやでの偶然の出会いからの再再会を果たしたデザイン関係の方。

偶然の再再会ってすごくない?

この方は川越の企業さんに対してブランディングの提供をしたいという方。

「好かれたい人に好きになってもらう」ためにデザインという手法で仕掛けます。

ただ、いま川越でお金を出してブランディングを頼む企業があるのか、そして実績もない人に頼むか、、そこで考えられたスキームは商工会や市役所、公庫さんなどにスポンサードしてもらうということ。

相談に来られた方とつなげてもらったり、ブランディングについて知る機会を作ってもらったり。

更に今の会社は副業禁止のため、無償で!その代わりいつか完全独立するときには実績として公表させてもらえるようにと。

この方のお話はすごく面白かった!

名刺一つでも、色や文字の大きさ、社名とか名前とか一番伝えたいことは何か、、、そんな小話にふむふむが止まらない。

 

さらにちゃぶだいに阿里耶さんを紹介してくれた助っ人アライちゃんの同級生も。

世間せまっ!

彼は中国語ができるので中華圏の観光客に対する観光案内、そのためのアプリの開発、また、電話でも中国語で滞在中のお困り相談をしてくれるというのが、ちゃぶだいにとっても心強い味方の出現\(^o^)/

 

また、パンの講師を8年続けていてこれから販売を考えている方(パンのレシピは300以上、試食しましたが本当においしい!)、スムージーやロースイーツの教室を開きたい(卵やバターを使わないチョコレートは優しい甘さで罪悪感もないのがgood!)そんな方々もいらっしゃいました。

おいしいパンとスムージーってゲストハウスの朝食に良くないですか?

店舗を持つとなるとリスクも大きく家族からの賛成を得るのも難しい、、、

そんならぜひ!ちゃぶだいで売ってくださいよっ!

 

ちゃぶだいという「場」があるだけでどんどん色んなことできる。

いろんな人の「やりたいこと」を試せる。

そんな場所になっていきたい。

ゲストハウスが宿以外にもできることの可能性を感じられたスクールになりました。

 

ちなみに、最優秀賞は阿里耶さん!パンパカパーン!!

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きちんと取材をしてからガイドをするし、時間設定やコースの内容もバリエーションが多く、若い人材を育てるところまでプランニングできていて、納得の受賞です。 

そして妊婦なのに全力の阿里耶さんはかっこいい。

決して太っているのではなく、妊婦ですよ!

 

他にも色々な事業を始めようとウズウズしている人がいることがわかってとてもい刺激になりました。

またきちんと紹介したい人もいますし・・意味深っぽい(笑

 

まちキャンからは1年が経ちます。

最初の話がダメになったときはショックだったけど、回り道したからこそ得られたことってたくさんあった気がします。

でも、そろそろ決めたい!!

まだ物件は明かせませんが、今月オーナーさんとお話できる物件があります。

これが私の人生を変える日になるのか、どっきどきですな!

また、報告しますねー!

まるちゃんを囲む会

まるちゃんを囲む会

まるちゃんと言えば!ちびる・・・ではありません!

3月あたりに大阪~鳥取~岡山を旅した中、香住という駅で途中下車してマツトソさんに再会した話を覚えている方はいらっしゃいますか?

あら!みなさん覚えていて下さっているのですね!(ということにして・・・)

そのときに、川越高校出身で兵庫県豊岡市の竹野というところでゲストハウスをオープンさせた青年の話を聞きました。(復習はコチラ

SNS上で紹介して頂きいつか会えればいいなと思っていたところ、里帰りされると聞いて連絡してみたら会えることになりまして!

おなじみすずのやさんにお誘いしました。

 

それが、ゲストハウスひととまるのオーナーまるちゃんこと石丸くんです。

まるちゃんは、地域おこし協力隊として赴きゲストハウスをオープンさせました。

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こんなチャーミングなご夫婦^^(奥様にはお会いできませんでしたが)

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お宿はこんな感じ。(まだ行ったことないけど)

物件探しの苦労話もうかがいました・・・やっぱりみんな苦労してるんだ。

けれど苦労したぶん、応援してくれる人も増えて今は地域の皆さんともとてもいい関係でいるようでした。

夏の繁忙期だけお手伝いを頼んだようですが、ご夫婦二人で宿とバーまで運営されているとのこと。

すごい体力・・・さすが20代。

 

ひととまるはもともと一階がスナックで、二階が民宿というなんとも楽しそうな物件。

自分たちで半年かけてせっせとリノベ作業をされたそうです。行ってみたいなー!

城崎温泉の近くですよ!

まるちゃんに会ったのはまだ初めてだけど、なんとなく、まるちゃんがいて奥さんがいる、奥さんがいてまるちゃんがいる、そんなひととまるの風景が色んな人に受け入れられているのかなぁと感じました。

 

この日のメンバーは

他にちゃぶだいにっしーと、リビセンと絶賛リニューアル中の川越角屋酒店の長堀さん、実はここで名前出すのは初めてのまちキャンで同じチームだった野村さんをお誘いしていました。

シーナと一平の初代女将、えもさんを紹介してくれたのは野村さんなのです。

そしてシーナと一平に行っていたからマツトソさんと会って、まるちゃんとも会えることになった、結構大事な人です。

あと地域おこし協力隊のことも詳しいのでね。。

長堀さんは、私がもう少しお話聞きたかったのもありお誘いしたのと、ひととまるのバー営業に何かヒントになることあればいいなぁと思いまして。

そうしたら!長堀さんのつてで自然派ワインを扱う営業マンを紹介されることになりひととまるにも収穫のある日になって良かった(^v^)

にっしーとまるちゃんは同じ高校の同じ部活出身でわいわいだし、長堀さんへにっしーからコーヒーのアドバイスがあったり、野村さんはとにかくネタがつきない人だし、なんだかなんとなく集めてみた人たちがみんな楽しそうにしていてとても幸せな夜でした。

女子が誰もつかまらなかったのは残念だけど(:_;)

なんだかね、こうやって人と人をつなげることに喜びを感じるのは女将の仕事にも通じるところがあるのかも、なんて一人舞い上がった。

 

そして、そのうち「ちゃぶだいを囲む会」みたいなのやろうと思っています!

私はただただ今まで出会った色んな人をすずのやに集合させて飲みたいだけだけど、なんか、トークイベント企画立てるとかにっしーがちらつかせている・・・。

トーク?人前で?むりむりむり!

さぁ、とりあえず無理アピールをこの場でしてみたものの、「ちゃぶだいを囲む会」どうなることやら・・・。

 

!お知らせ!

川越角屋酒店さんは11月初旬目指してリニューアル作業を進めていらっしゃいます。

ついに、川越に角打ちの登場です!

最寄駅は西川越ですが、絶対かっこいい空間になるし、行く価値大!

日本酒とワインに力を入れていくそうですよ。

楽しみだ!!

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GuestHouse FUTARENO と 未来のお客様

GuestHouse FUTARENO

に泊まってきました。

桜木町駅から徒歩7分くらい、元旅館をリノベしたお宿です

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宿は小さな路地を入ったところにあって、車は入れないしわかりずらいかもしれないけれど、私は路地が好きなのでもうニヤニヤがとまらない!

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ドミトリーが2部屋、個室が3部屋、キッチンとお湯がためられるお風呂もあります。

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お客様は台湾人かな?アジア系の方が多かったです。

 

オーナー夫婦はとにかく呑み屋街の近くで開業したくて、蒲田あたりの物件も結構探したそうです。

「物件探しはいつ終わるかわからないから辛かった」

でーすーよーねー!!!

いい物件が見つかってよかったですね!

うらやまP。

 

野毛の呑み屋街はどこもすごくにぎわっていて、エネルギッシュ!

駅の反対側はキラキラエリアみなとみらい。

そっち側しか行ったことなかったのでそのギャップが面白かった。

 

さくっと飲んで帰ってくると、何人かのジンギスカンの輪ができていました。

オーナーさん夫婦と、FUTARENOのリノベを手伝ったという方々と泊りの方。

初対面の私もウェルカムで一緒にお酒を飲みました。

共有スペースは広くはないけど外からわいわいしてるのが見えるのがなんかいい。

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FUTARENOではチェックインの時に「感想」だか「良いところ・悪いところ」だったか、そんなのを記入する欄があるのですが、いかんせん滞在前なので情報が少ない(;^_^

そこで「HPのフォントがかわいかった」と書いたんです。

はい、見てみて!

これね、予約フォームに自分がインプットする文字もこれになるんです。

それに結構感動して。

ご主人の健太さんがそれに対して「そういう人に来てほしい」んだって。

HPを作る時に、読みにくいフォントだからそのせいで客離れになるよって指摘されたけど、あのフォントが自分たちっぽくて譲らなかったそうです。

フォント、大事ですね。(ほんと、フォント、大事ですね、とか言わないよー!)

 

オーナーさん夫婦はオーストラリアでのワーキングホリデー経験者。

しかしそれがきっかけで宿がやりたくなったのではなく、お金を貯めるためのワーホリだったそう。

日本にいたらすぐ飲みに行って使っちゃうからって(笑。

旅をしているときに出会う感じの人たちだなっていう雰囲気が、嬉しい。

最近感じていることは、「ゲストハウスが好きな人」と「旅が好きな人」はちょっと違うということ。

「ゲストハウスが好きな人」はどんなコミュニティーにも飛び込んでいける人が多い気がします。

でもゲストハウスオーナーって意外と人見知りっぽい人が多いのかも。

 

そこから塩田さんの話へ

つながっていくのですが、宇都宮・もみじ通りで「空間/場所づくり」をおこなう㈱ビルススタジオの塩田さんの講演を聞いてきました。

塩田さんの自己紹介の中に「できあがったコミュニティーに入っていくのが苦手」とあって、あ、私もだって思った。

だから、今色々なところに行って飛び込んでいるのは、すごくエネルギーが要ります(;^_^

 

人見知りというか、できあがったコミュニティーに飛び込むのが苦手なんです。

でもね、自分のところにお迎えするのは好き。

それはニューヨークで管理人をしていたときにも感じていました。

ああ、だから自分でやりたいのか、と今更な気づきがありました。

 

塩田さんの講演で自分にとって聞いてよかったと思うことは、塩田さんはまちをどうにかしなきゃという使命感みたいなものではなく、自分にとって心地いい暮らしになるためにやっているということです。

近くにおいしいコーヒーが飲める店がほしい、おいしいお惣菜が買える店がほしいとか、そういうこと。

OHYA UNDERGROUNDを始めたのも、遊び場が近くにほしかったから。

地下に広がる大谷石採石場跡、巨大な地下空間を巡るツアー、行きてぇ!!

写真1枚見ただけで行きたいと思った!

 

エリアリノベーションのこと、まちキャン以来学びながらきたけれどいまだに私には高尚すぎる感じがあった。

でも、塩田さんの話を聞いて、そういう考え方でいいのか!と、やっと、自分も一員としてまちに関わっていける気がする!と思えたのです。

「自分が この地で 生きていく ために」


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未来のお客様に会った日

少し前にこのブログにコメントをくれた方がいました。

川越に遊びに行くからお手伝いかお話ができませんか、と。

とはいえまだお手伝いしてもらえることがないので、どんな話が聞きたいのか尋ねました。

建築や旅館業法のことなら田中さんやにっしーのほうが詳しいから。

ですが、ゲストハウスで過ごすようにまったりと話したいとのこと。

 

その時点ではよくわからなかったけど、とりあえず、お会いしてみました!

20代の女性で、川越に思い出があり訪ねたくなった、ゲストハウスがあったら泊まろうと思って検索して、私たちを見つけてくれたそうです。

彼女はゲストハウスが好きで、私よりもたくさんのゲストハウスを知っていました。

悩んでいることがあって、思い出のある川越のゲストハウスでただただお話がしたかったのだそうです。

まだ私たちのゲストハウスちゃぶだいはないから、飲んでお話しただけだったけど・・・これって、お客様が物件よりも先に来ちゃってるじゃん!ってことですよね?

 

色んな人が来るんだろうなぁ。

私は、彼女を少しでも幸せな気分にできただろうか。

まだちゃぶだいがなくてごめんね。

 

ゲストハウスちゃぶだいを待っている人がいます!

がんばるぜー!

秋のつぶやき。

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すっかり秋になってしまいましたね。

寒いのは苦手なエビスダニです。

さっそく原付のハンドルにグローブを付けて、おばちゃんバイクになりました。

 

今回は最近感じたことなどをツラツラと書こうかと思います。

 

創業スクールでは・・・

 

どんなことをしているかというと、「日本政策金融公庫の書式の創業計画書が埋められる」ことを目標に色々な講座を受けています。

自分がなぜ起業したいのか、どうなりたいのかというそもそもの掘り下げ、SWOT分析なるものをやってみたり(SWOTと聞いて頭をよぎったのは躍る大捜査線とかに出てくるSATだった)、マーケティングやプロモーション、会計・税務、広報のことなどをダダーっとオベンキョしています。

 

これまではにっしーや田中さんが作った収支計画をみて、ふむふむ、とわかったつもりになっていたけど、わかってなかったみたい(笑。

自分で作ってみたら、この事業のことがちゃんと見えてきました(遅い!)。

 

2人に出会うまでの私は、そんなに稼げなくても個人事業主でやって、内装とかも自分でコツコツと手作り感あるけどオシャレな感じにできればいいし、多店舗展開とか全く考えてなかったけれど、数字という現実を見て運営会社を作る意味がやっと本当に理解できた気がしました。

続けていくには、稼がないと。 

 

創業スクールは21日がビジネスプラン発表会。

ほぼ初めていじる「ぱわぽ」に翻弄されています。間に合うのか!?

そして、また大声のプレゼンになっちゃうのかな(;^_^

 

カッコいい人たち。

大好きなコーヒー屋さん、Tangoの超太さんは自分の感覚を信じて進む方で、共同経営なんて絶対しないと思うし、取材なんかも自分の信用できる人繋がりでないと受けないし、お店作りも感覚の合う仲間ととっても素敵に作り上げている。

自分を信じてブレない超太さんはとてもカッコいい。

超太さんと話していると、今計画している事業の形は果たして本当に自分らしいのだろうか、と感じてしまう。

 

だけどだんだん川越でできてきたコミュニティーの中にいるのも居心地よくなってきて、応援してもらえると嬉しい。

そしてちゃぶだいの男前、田中さんがちゃぶだい像を語れば、そうだ!これでいいのだ!と思う。

 

この前、とあるイベントでほんの3分くらいお話をした方にfacebookの友達申請をしたら「まだ面識が薄く、再会したときに顔と名前が一致しないと失礼なのでさらにお話をしてからお願いします」と返事を頂きました。

はっとした。私も誰だかわからなくなってしまいそうで、あまりむやみに友達を増やしたくない、関係を続けられそうな人だけでいいって思ってたのに・・・

いつの間にか、今はこういう流れでしょ!って、のみこまれてた。

しっかりと、お断りできるこの方はカッコいい。しかも客商売の方なのに。

だけど私は、今もまだSNSとのつき合い方は迷ったまんま。

やっぱり友達増やしたほうがいいのかなーーとか、ふーらふら。

 

女将になること、もう引き返せない!やるっきゃない!って腹をくくっても、「やめたって大丈夫なんだよ」って言ってくれる人がいると、ガッチガチになった心が鉄板にのせたラードが溶けるみたいにじんわりとフニャってなってほっとしてしまう。

 

なんだかブレブレしてしまう自分はとってもカッコ悪い。

 

だけどこの前、数年ぶりに再会した友達に「えびちゃんは昔から寛容だよね」と言われ、そっか、悪く言えば「流されやすい」けれど良く言えば「寛容」なのか。

と結局そんな自分も許してしまう私は、やっぱりカッコ悪いのかも。

 

その友達はいつも凛としていて常に自分と真剣に向きあっているとってもカッコいいヤツなんだよね。

 

あ、大丈夫ですよ、まだまだやめないです(笑!

そして今の事業スキームにも前向きです。

 

サイクリング

良い季節なのでサイクリングに出かけました。

越生オクムサマルシェが目的地です。

 

川越はそこそこマチだけど、田畑や清流はすぐ近くにあります。

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季節ごとに、桜や菜の花、ヒガンバナやコスモス、色々な風景が楽しめます。

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木でできた橋や沈下橋、今は収穫時期の田んぼが黄金色でとってもきれい。

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往復60キロちょい、さすがにちょっと疲れたけど、いい運動。

大好きなパン屋さん、そのつ森にも寄り道できたし、おいしいものと気持ちのいい風と景色が楽しめる自転車旅、なかなかいいですよ♪

帰ってきたら、ぜひ大きなお風呂にはいりにいきましょう。

昔ながらの銭湯が好きな方は市役所近くの旭湯へ!

高濃度炭酸泉など、いくつかのお風呂が楽しめる川越温泉もなかなか◎

 

川越は、まち歩きも楽しいけれど、ちょっと外に出たところにもまた違う魅力があるので、色々な過ごし方ができます^^

9月のざっくりしたまとめ。

どうも!

物件探しは亀のようでなかなか進まずですが、期待の持てそうな情報もちょこちょこ現れています。

まだまだ進展はゆるやかな中で色々得るもののある日々を過ごしています。

 

このブログですが、ゲストハウスちゃぶだいの進行状況を伝えることと、ゆるーく川越のことがわかってくるブログを目指すことにします!(今更な宣言)

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川越氷川神社の風鈴飾りは今年も素敵でした。

 

デザイン会議のこと。

前回のブログで途中になってしまったかわごえデザイン会議は、COEDOの朝霧さん・kawagoe premiumの櫻井さんと、OpenA馬場さん・サルトコラボレイティヴ加藤さんが川越の未来について語る会。

 

朝霧さんのお話では「選ぶことが価値」と言えるような時代なのに、ビールを頼むときは「とりあえず生!」。

はい、私も今まで何度この言葉を口にしたことか・・・。ねぇ?

ブランド名まで気にする人ってあまりいない。

とりあえず生!のビールはだいたいラガーで、とにかく冷えててのど越しがいい、どこのメーカーもうまい!けれど、大差ない??

しかし本来ビールは原料も製法も多様な飲み物という話や、クラフトビールは一度死んだ産業だという話、ご自身はもともと川越の農家の生まれだったという話などがありました。

ビールは衰退産業って話でしたが、我が家のエンゲル係数の多くは奪われています・・・!

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kawagoe premium 櫻井さん(左)と COEDO 朝霧さん(右)

 

三富新田の話

さて、柳沢吉保が開発した三富新田は自然の理にかなった循環型農業を作り出しました。

COEDOの始まりは、そこで作られたさつまいも(もともとは痩せた土地でも育てやすいという理由で作られていた)の中でも形が悪いとかで廃棄されるものを使ってビールができないかという考えだそうです。

(この三富新田の農業は舟運を通じて江戸と持ちつ持たれつの関係で発展した農業、興味があれば調べてみて!)

 

朝霧さんが、大手のビール造りがいつも決まった原料で画一的な味を造るオーケストラなら、COEDOはジャズ!とおっしゃっていたのが心に残っています。

五種類のラインナップに加え、川越限定のビールを出したりしていますもんね!

私は、この日までCOEDOはおいしい!けれど今やどこでも飲めるビールになっちゃってない?と少し遠くに感じていました。

デビュー前から応援していたミュージシャンがビッグになっていく感じに似てる・・・(:_;)/。

けれど今日のお話を聞いて、川越の農業から生まれたビールが世界に進出していることが誇らしく思えるようになりました。

「とりあえずCOEDO!」が普通になる日もやってくるかも!?

 

櫻井印刷所の櫻井さんからは、4代続く地元の印刷所ということ、ご自身は昔川越を出たくて仕方なかったという告白、kawagoe premiumについてのお話などがありました。

kawagoe premiumはこのブログでも何度か紹介していますが、日本フリーペーパー大賞に輝いた!んです!

内容は川越の人でも知らないないような川越のこと、櫻井さんも知らなくて知りたかったことを取材されているそうです。

私はこのkawagoe premiumこそ、加藤さんの言う「まちの要素の再評価」をしているのだと思います。

 

4名でのトーク内容ですが、時間の関係でもっと掘り下げてほしい欲求が不満のまま修了してしまいうまくまとめられないんですよね。

何のために観光があるのか?という根本の問いから、まちの大きな方向性は?という結論までを足早に進んでいったかんじで。

その中でも、やっぱり知ることが大事で、そのまちを知ってどう表すか、何を残して何を新しくするか、また、地元の人がうまいと思う店、愛する場所を訪れてほしいよねという話などが印象深かったです。

ゲストハウスちゃぶだいの方向性もそっちだと思っています。

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楽しかった、すずのやでの懇親会。

 

農業のこと。

ここで農業が出てきてから、なんだか農業に関することがアツくなっています。

私自身、オーガニックな食材で育ってきて(オシャレに言うと)、今、花粉症やアレルギーもなく風邪もめったにひかない、調子が悪くなるのは二日酔いくらい!健康な体の持ち主として生きています。

なんとなくそれは成長期に食べてきたものが大きいような気がしています。 

 

小川オーガニックフェスに行ってきました。

オクムサ・マルシェの浅見さんに教えてもらって。

 

発起人、四角さんのお話では、地区単位で有機農業に取り組んでいる霜里農場の美しさに、つい、ここでフェスやりたいですね、と言ってしまったことがきっかけだったとか。

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喋っているのが霜里農場の金子さん。

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(マイクをもっている)四角さんはもともと音楽プロデューサーで、携わって販売されたCDは2000万枚に上るそうです。

しかし音楽そのものはとても素晴らしいオーガニックなものなのに、その入れ物は自然界で分解されるのに1000年とかかかってしまう「ダサい」ものだということに違和感を感じはじめたのがきっかけで、途中いろいろあったのでしょうが今はニュージーランドの湖畔でほぼ自給自足生活をされているそうです。

これまでに多くの音楽フェスにアーティストをブッキングする仕事もされてきたようですが、それらの音楽フェスは、その日その場に行って終わってしまう。

この小川オーガニックフェスではそうではなくて、地元の食を主役にした音楽フェス、またここに来てもらえるフェスがやりたかったとのこと。

 

森の中で、音楽とおいしいご飯とお酒が楽しめて、地元の野菜や木工品や工芸に触れられて、オーガニックを先導する人たちのトークも聴ける、これは素敵なフェスでした。

 

埼玉の西側も、けっこうイケてるんですよ笑。

 

いろいろなこと。

ときがわ町農家民宿楽屋さんにまた行ってきました。


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お手伝いもしつつ、世間話やら、宿のシステムの話など。

「予算」と「帳簿」は大事だというお話もあったところで、ちょうど創業スクールでも会計などの講座がありなんだかタイムリー。

創業スクールでは自分の勉強もですが、他の創業希望者との出会いが面白いですね。

前にすずのやでお会いした川越観光親善大使の阿里耶さんも参加されています^^。

他にも連携できそうな観光関係の方もいたり、パン屋さん、コーヒー屋さん、デザイン関係の方、、、色々で刺激になります。

学びながら、感じたこと、考えたことも少しずつ伝えていけたらいいなと思っています。

 

新しい出会いは他にもたくさん!

自分のやりたいことに向かって活動しているとなんとなく似た感覚の人達にたくさん出会えて、これって婚活イベントよりも効率いいと思いますよ(笑)?

あ!でも楽屋で婚活イベントやるらしい(笑)。

田舎暮らしに興味がある方に特に来てほしいそうでーす!

 

ここで抜け落ちた9月のこともまた小出しにしていきます~。