「場」を持ちたい。
創業の勉強を
していました。
創業スクールは基礎講座を入れると9月から始まり、実践講座は週末を使い全4回で事業のビジョンやビジネスプランの考え方について、マーケティング、会計、広報から資金調達まで創業の基本をダダーーっとオベンキョさせて頂きました。
いや、これ、まちキャンに行く前に受けたかったです。
そしたらもう少し役に立ったかも。。。
まだちゃんと復習したいし、これを受講すると読める創業のテキストもまだ1ページも読んでないな、そういえば・・。
でもとりあえず、自分で創業計画書を作ってひとりでプレゼンまで終えることができた。
私にとってはそれだけでもすごい進歩!
ふざけたシャツで話すわたし。
勉強よりも
個人的に収穫があったと思うのは、他の創業希望者との出会いです。
以前、すずのやオープンの時にお会いしている川越観光親善大使の阿里耶さんも参加されていて、知り合いがいるだけで心強かったデス。
そして一歩間違ったら運命なんじゃないかと思ったのが、すずのやでの偶然の出会いからの再再会を果たしたデザイン関係の方。
偶然の再再会ってすごくない?
この方は川越の企業さんに対してブランディングの提供をしたいという方。
「好かれたい人に好きになってもらう」ためにデザインという手法で仕掛けます。
ただ、いま川越でお金を出してブランディングを頼む企業があるのか、そして実績もない人に頼むか、、そこで考えられたスキームは商工会や市役所、公庫さんなどにスポンサードしてもらうということ。
相談に来られた方とつなげてもらったり、ブランディングについて知る機会を作ってもらったり。
更に今の会社は副業禁止のため、無償で!その代わりいつか完全独立するときには実績として公表させてもらえるようにと。
この方のお話はすごく面白かった!
名刺一つでも、色や文字の大きさ、社名とか名前とか一番伝えたいことは何か、、、そんな小話にふむふむが止まらない。
さらにちゃぶだいに阿里耶さんを紹介してくれた助っ人アライちゃんの同級生も。
世間せまっ!
彼は中国語ができるので中華圏の観光客に対する観光案内、そのためのアプリの開発、また、電話でも中国語で滞在中のお困り相談をしてくれるというのが、ちゃぶだいにとっても心強い味方の出現\(^o^)/
また、パンの講師を8年続けていてこれから販売を考えている方(パンのレシピは300以上、試食しましたが本当においしい!)、スムージーやロースイーツの教室を開きたい(卵やバターを使わないチョコレートは優しい甘さで罪悪感もないのがgood!)そんな方々もいらっしゃいました。
おいしいパンとスムージーってゲストハウスの朝食に良くないですか?
店舗を持つとなるとリスクも大きく家族からの賛成を得るのも難しい、、、
そんならぜひ!ちゃぶだいで売ってくださいよっ!
ちゃぶだいという「場」があるだけでどんどん色んなことできる。
いろんな人の「やりたいこと」を試せる。
そんな場所になっていきたい。
ゲストハウスが宿以外にもできることの可能性を感じられたスクールになりました。
ちなみに、最優秀賞は阿里耶さん!パンパカパーン!!
きちんと取材をしてからガイドをするし、時間設定やコースの内容もバリエーションが多く、若い人材を育てるところまでプランニングできていて、納得の受賞です。
そして妊婦なのに全力の阿里耶さんはかっこいい。
決して太っているのではなく、妊婦ですよ!
他にも色々な事業を始めようとウズウズしている人がいることがわかってとてもい刺激になりました。
またきちんと紹介したい人もいますし・・意味深っぽい(笑
まちキャンからは1年が経ちます。
最初の話がダメになったときはショックだったけど、回り道したからこそ得られたことってたくさんあった気がします。
でも、そろそろ決めたい!!
まだ物件は明かせませんが、今月オーナーさんとお話できる物件があります。
これが私の人生を変える日になるのか、どっきどきですな!
また、報告しますねー!
まるちゃんを囲む会
まるちゃんを囲む会
まるちゃんと言えば!ちびまる・・・ではありません!
3月あたりに大阪~鳥取~岡山を旅した中、香住という駅で途中下車してマツトソさんに再会した話を覚えている方はいらっしゃいますか?
あら!みなさん覚えていて下さっているのですね!(ということにして・・・)
そのときに、川越高校出身で兵庫県豊岡市の竹野というところでゲストハウスをオープンさせた青年の話を聞きました。(復習はコチラ)
SNS上で紹介して頂きいつか会えればいいなと思っていたところ、里帰りされると聞いて連絡してみたら会えることになりまして!
おなじみすずのやさんにお誘いしました。
それが、ゲストハウスひととまるのオーナーまるちゃんこと石丸くんです。
まるちゃんは、地域おこし協力隊として赴きゲストハウスをオープンさせました。
こんなチャーミングなご夫婦^^(奥様にはお会いできませんでしたが)
お宿はこんな感じ。(まだ行ったことないけど)
物件探しの苦労話もうかがいました・・・やっぱりみんな苦労してるんだ。
けれど苦労したぶん、応援してくれる人も増えて今は地域の皆さんともとてもいい関係でいるようでした。
夏の繁忙期だけお手伝いを頼んだようですが、ご夫婦二人で宿とバーまで運営されているとのこと。
すごい体力・・・さすが20代。
ひととまるはもともと一階がスナックで、二階が民宿というなんとも楽しそうな物件。
自分たちで半年かけてせっせとリノベ作業をされたそうです。行ってみたいなー!
城崎温泉の近くですよ!
まるちゃんに会ったのはまだ初めてだけど、なんとなく、まるちゃんがいて奥さんがいる、奥さんがいてまるちゃんがいる、そんなひととまるの風景が色んな人に受け入れられているのかなぁと感じました。
この日のメンバーは
他にちゃぶだいにっしーと、リビセンと絶賛リニューアル中の川越角屋酒店の長堀さん、実はここで名前出すのは初めてのまちキャンで同じチームだった野村さんをお誘いしていました。
シーナと一平の初代女将、えもさんを紹介してくれたのは野村さんなのです。
そしてシーナと一平に行っていたからマツトソさんと会って、まるちゃんとも会えることになった、結構大事な人です。
あと地域おこし協力隊のことも詳しいのでね。。
長堀さんは、私がもう少しお話聞きたかったのもありお誘いしたのと、ひととまるのバー営業に何かヒントになることあればいいなぁと思いまして。
そうしたら!長堀さんのつてで自然派ワインを扱う営業マンを紹介されることになりひととまるにも収穫のある日になって良かった(^v^)
にっしーとまるちゃんは同じ高校の同じ部活出身でわいわいだし、長堀さんへにっしーからコーヒーのアドバイスがあったり、野村さんはとにかくネタがつきない人だし、なんだかなんとなく集めてみた人たちがみんな楽しそうにしていてとても幸せな夜でした。
女子が誰もつかまらなかったのは残念だけど(:_;)
なんだかね、こうやって人と人をつなげることに喜びを感じるのは女将の仕事にも通じるところがあるのかも、なんて一人舞い上がった。
そして、そのうち「ちゃぶだいを囲む会」みたいなのやろうと思っています!
私はただただ今まで出会った色んな人をすずのやに集合させて飲みたいだけだけど、なんか、トークイベント企画立てるとかにっしーがちらつかせている・・・。
トーク?人前で?むりむりむり!
さぁ、とりあえず無理アピールをこの場でしてみたものの、「ちゃぶだいを囲む会」どうなることやら・・・。
!お知らせ!
川越角屋酒店さんは11月初旬目指してリニューアル作業を進めていらっしゃいます。
ついに、川越に角打ちの登場です!
最寄駅は西川越ですが、絶対かっこいい空間になるし、行く価値大!
日本酒とワインに力を入れていくそうですよ。
楽しみだ!!
GuestHouse FUTARENO と 未来のお客様
GuestHouse FUTARENO
に泊まってきました。
宿は小さな路地を入ったところにあって、車は入れないしわかりずらいかもしれないけれど、私は路地が好きなのでもうニヤニヤがとまらない!
ドミトリーが2部屋、個室が3部屋、キッチンとお湯がためられるお風呂もあります。
お客様は台湾人かな?アジア系の方が多かったです。
オーナー夫婦はとにかく呑み屋街の近くで開業したくて、蒲田あたりの物件も結構探したそうです。
「物件探しはいつ終わるかわからないから辛かった」
でーすーよーねー!!!
いい物件が見つかってよかったですね!
うらやまP。
野毛の呑み屋街はどこもすごくにぎわっていて、エネルギッシュ!
駅の反対側はキラキラエリアみなとみらい。
そっち側しか行ったことなかったのでそのギャップが面白かった。
さくっと飲んで帰ってくると、何人かのジンギスカンの輪ができていました。
オーナーさん夫婦と、FUTARENOのリノベを手伝ったという方々と泊りの方。
初対面の私もウェルカムで一緒にお酒を飲みました。
共有スペースは広くはないけど外からわいわいしてるのが見えるのがなんかいい。
FUTARENOではチェックインの時に「感想」だか「良いところ・悪いところ」だったか、そんなのを記入する欄があるのですが、いかんせん滞在前なので情報が少ない(;^_^
そこで「HPのフォントがかわいかった」と書いたんです。
はい、見てみて!
これね、予約フォームに自分がインプットする文字もこれになるんです。
それに結構感動して。
ご主人の健太さんがそれに対して「そういう人に来てほしい」んだって。
HPを作る時に、読みにくいフォントだからそのせいで客離れになるよって指摘されたけど、あのフォントが自分たちっぽくて譲らなかったそうです。
フォント、大事ですね。(ほんと、フォント、大事ですね、とか言わないよー!)
オーナーさん夫婦はオーストラリアでのワーキングホリデー経験者。
しかしそれがきっかけで宿がやりたくなったのではなく、お金を貯めるためのワーホリだったそう。
日本にいたらすぐ飲みに行って使っちゃうからって(笑。
旅をしているときに出会う感じの人たちだなっていう雰囲気が、嬉しい。
最近感じていることは、「ゲストハウスが好きな人」と「旅が好きな人」はちょっと違うということ。
「ゲストハウスが好きな人」はどんなコミュニティーにも飛び込んでいける人が多い気がします。
でもゲストハウスオーナーって意外と人見知りっぽい人が多いのかも。
そこから塩田さんの話へ
つながっていくのですが、宇都宮・もみじ通りで「空間/場所づくり」をおこなう㈱ビルススタジオの塩田さんの講演を聞いてきました。
塩田さんの自己紹介の中に「できあがったコミュニティーに入っていくのが苦手」とあって、あ、私もだって思った。
だから、今色々なところに行って飛び込んでいるのは、すごくエネルギーが要ります(;^_^
人見知りというか、できあがったコミュニティーに飛び込むのが苦手なんです。
でもね、自分のところにお迎えするのは好き。
それはニューヨークで管理人をしていたときにも感じていました。
ああ、だから自分でやりたいのか、と今更な気づきがありました。
塩田さんの講演で自分にとって聞いてよかったと思うことは、塩田さんはまちをどうにかしなきゃという使命感みたいなものではなく、自分にとって心地いい暮らしになるためにやっているということです。
近くにおいしいコーヒーが飲める店がほしい、おいしいお惣菜が買える店がほしいとか、そういうこと。
OHYA UNDERGROUNDを始めたのも、遊び場が近くにほしかったから。
地下に広がる大谷石の採石場跡、巨大な地下空間を巡るツアー、行きてぇ!!
写真1枚見ただけで行きたいと思った!
エリアリノベーションのこと、まちキャン以来学びながらきたけれどいまだに私には高尚すぎる感じがあった。
でも、塩田さんの話を聞いて、そういう考え方でいいのか!と、やっと、自分も一員としてまちに関わっていける気がする!と思えたのです。
「自分が この地で 生きていく ために」
未来のお客様に会った日
少し前にこのブログにコメントをくれた方がいました。
川越に遊びに行くからお手伝いかお話ができませんか、と。
とはいえまだお手伝いしてもらえることがないので、どんな話が聞きたいのか尋ねました。
建築や旅館業法のことなら田中さんやにっしーのほうが詳しいから。
ですが、ゲストハウスで過ごすようにまったりと話したいとのこと。
その時点ではよくわからなかったけど、とりあえず、お会いしてみました!
20代の女性で、川越に思い出があり訪ねたくなった、ゲストハウスがあったら泊まろうと思って検索して、私たちを見つけてくれたそうです。
彼女はゲストハウスが好きで、私よりもたくさんのゲストハウスを知っていました。
悩んでいることがあって、思い出のある川越のゲストハウスでただただお話がしたかったのだそうです。
まだ私たちのゲストハウスちゃぶだいはないから、飲んでお話しただけだったけど・・・これって、お客様が物件よりも先に来ちゃってるじゃん!ってことですよね?
色んな人が来るんだろうなぁ。
私は、彼女を少しでも幸せな気分にできただろうか。
まだちゃぶだいがなくてごめんね。
ゲストハウスちゃぶだいを待っている人がいます!
がんばるぜー!
秋のつぶやき。
すっかり秋になってしまいましたね。
寒いのは苦手なエビスダニです。
さっそく原付のハンドルにグローブを付けて、おばちゃんバイクになりました。
今回は最近感じたことなどをツラツラと書こうかと思います。
創業スクールでは・・・
どんなことをしているかというと、「日本政策金融公庫の書式の創業計画書が埋められる」ことを目標に色々な講座を受けています。
自分がなぜ起業したいのか、どうなりたいのかというそもそもの掘り下げ、SWOT分析なるものをやってみたり(SWOTと聞いて頭をよぎったのは躍る大捜査線とかに出てくるSATだった)、マーケティングやプロモーション、会計・税務、広報のことなどをダダーっとオベンキョしています。
これまではにっしーや田中さんが作った収支計画をみて、ふむふむ、とわかったつもりになっていたけど、わかってなかったみたい(笑。
自分で作ってみたら、この事業のことがちゃんと見えてきました(遅い!)。
2人に出会うまでの私は、そんなに稼げなくても個人事業主でやって、内装とかも自分でコツコツと手作り感あるけどオシャレな感じにできればいいし、多店舗展開とか全く考えてなかったけれど、数字という現実を見て運営会社を作る意味がやっと本当に理解できた気がしました。
続けていくには、稼がないと。
創業スクールは21日がビジネスプラン発表会。
ほぼ初めていじる「ぱわぽ」に翻弄されています。間に合うのか!?
そして、また大声のプレゼンになっちゃうのかな(;^_^
カッコいい人たち。
大好きなコーヒー屋さん、Tangoの超太さんは自分の感覚を信じて進む方で、共同経営なんて絶対しないと思うし、取材なんかも自分の信用できる人繋がりでないと受けないし、お店作りも感覚の合う仲間ととっても素敵に作り上げている。
自分を信じてブレない超太さんはとてもカッコいい。
超太さんと話していると、今計画している事業の形は果たして本当に自分らしいのだろうか、と感じてしまう。
だけどだんだん川越でできてきたコミュニティーの中にいるのも居心地よくなってきて、応援してもらえると嬉しい。
そしてちゃぶだいの男前、田中さんがちゃぶだい像を語れば、そうだ!これでいいのだ!と思う。
この前、とあるイベントでほんの3分くらいお話をした方にfacebookの友達申請をしたら「まだ面識が薄く、再会したときに顔と名前が一致しないと失礼なのでさらにお話をしてからお願いします」と返事を頂きました。
はっとした。私も誰だかわからなくなってしまいそうで、あまりむやみに友達を増やしたくない、関係を続けられそうな人だけでいいって思ってたのに・・・
いつの間にか、今はこういう流れでしょ!って、のみこまれてた。
しっかりと、お断りできるこの方はカッコいい。しかも客商売の方なのに。
だけど私は、今もまだSNSとのつき合い方は迷ったまんま。
やっぱり友達増やしたほうがいいのかなーーとか、ふーらふら。
女将になること、もう引き返せない!やるっきゃない!って腹をくくっても、「やめたって大丈夫なんだよ」って言ってくれる人がいると、ガッチガチになった心が鉄板にのせたラードが溶けるみたいにじんわりとフニャってなってほっとしてしまう。
なんだかブレブレしてしまう自分はとってもカッコ悪い。
だけどこの前、数年ぶりに再会した友達に「えびちゃんは昔から寛容だよね」と言われ、そっか、悪く言えば「流されやすい」けれど良く言えば「寛容」なのか。
と結局そんな自分も許してしまう私は、やっぱりカッコ悪いのかも。
その友達はいつも凛としていて常に自分と真剣に向きあっているとってもカッコいいヤツなんだよね。
あ、大丈夫ですよ、まだまだやめないです(笑!
そして今の事業スキームにも前向きです。
サイクリング
良い季節なのでサイクリングに出かけました。
川越はそこそこマチだけど、田畑や清流はすぐ近くにあります。
季節ごとに、桜や菜の花、ヒガンバナやコスモス、色々な風景が楽しめます。
木でできた橋や沈下橋、今は収穫時期の田んぼが黄金色でとってもきれい。
往復60キロちょい、さすがにちょっと疲れたけど、いい運動。
大好きなパン屋さん、そのつ森にも寄り道できたし、おいしいものと気持ちのいい風と景色が楽しめる自転車旅、なかなかいいですよ♪
帰ってきたら、ぜひ大きなお風呂にはいりにいきましょう。
昔ながらの銭湯が好きな方は市役所近くの旭湯へ!
高濃度炭酸泉など、いくつかのお風呂が楽しめる川越温泉もなかなか◎
川越は、まち歩きも楽しいけれど、ちょっと外に出たところにもまた違う魅力があるので、色々な過ごし方ができます^^
9月のざっくりしたまとめ。
どうも!
物件探しは亀のようでなかなか進まずですが、期待の持てそうな情報もちょこちょこ現れています。
まだまだ進展はゆるやかな中で色々得るもののある日々を過ごしています。
このブログですが、ゲストハウスちゃぶだいの進行状況を伝えることと、ゆるーく川越のことがわかってくるブログを目指すことにします!(今更な宣言)
川越氷川神社の風鈴飾りは今年も素敵でした。
デザイン会議のこと。
前回のブログで途中になってしまったかわごえデザイン会議は、COEDOの朝霧さん・kawagoe premiumの櫻井さんと、OpenA馬場さん・サルトコラボレイティヴ加藤さんが川越の未来について語る会。
朝霧さんのお話では「選ぶことが価値」と言えるような時代なのに、ビールを頼むときは「とりあえず生!」。
はい、私も今まで何度この言葉を口にしたことか・・・。ねぇ?
ブランド名まで気にする人ってあまりいない。
とりあえず生!のビールはだいたいラガーで、とにかく冷えててのど越しがいい、どこのメーカーもうまい!けれど、大差ない??
しかし本来ビールは原料も製法も多様な飲み物という話や、クラフトビールは一度死んだ産業だという話、ご自身はもともと川越の農家の生まれだったという話などがありました。
ビールは衰退産業って話でしたが、我が家のエンゲル係数の多くは奪われています・・・!
kawagoe premium 櫻井さん(左)と COEDO 朝霧さん(右)
三富新田の話
さて、柳沢吉保が開発した三富新田は自然の理にかなった循環型農業を作り出しました。
COEDOの始まりは、そこで作られたさつまいも(もともとは痩せた土地でも育てやすいという理由で作られていた)の中でも形が悪いとかで廃棄されるものを使ってビールができないかという考えだそうです。
(この三富新田の農業は舟運を通じて江戸と持ちつ持たれつの関係で発展した農業、興味があれば調べてみて!)
朝霧さんが、大手のビール造りがいつも決まった原料で画一的な味を造るオーケストラなら、COEDOはジャズ!とおっしゃっていたのが心に残っています。
五種類のラインナップに加え、川越限定のビールを出したりしていますもんね!
私は、この日までCOEDOはおいしい!けれど今やどこでも飲めるビールになっちゃってない?と少し遠くに感じていました。
デビュー前から応援していたミュージシャンがビッグになっていく感じに似てる・・・(:_;)/。
けれど今日のお話を聞いて、川越の農業から生まれたビールが世界に進出していることが誇らしく思えるようになりました。
「とりあえずCOEDO!」が普通になる日もやってくるかも!?
櫻井印刷所の櫻井さんからは、4代続く地元の印刷所ということ、ご自身は昔川越を出たくて仕方なかったという告白、kawagoe premiumについてのお話などがありました。
kawagoe premiumはこのブログでも何度か紹介していますが、日本フリーペーパー大賞に輝いた!んです!
内容は川越の人でも知らないないような川越のこと、櫻井さんも知らなくて知りたかったことを取材されているそうです。
私はこのkawagoe premiumこそ、加藤さんの言う「まちの要素の再評価」をしているのだと思います。
4名でのトーク内容ですが、時間の関係でもっと掘り下げてほしい欲求が不満のまま修了してしまいうまくまとめられないんですよね。
何のために観光があるのか?という根本の問いから、まちの大きな方向性は?という結論までを足早に進んでいったかんじで。
その中でも、やっぱり知ることが大事で、そのまちを知ってどう表すか、何を残して何を新しくするか、また、地元の人がうまいと思う店、愛する場所を訪れてほしいよねという話などが印象深かったです。
ゲストハウスちゃぶだいの方向性もそっちだと思っています。
楽しかった、すずのやでの懇親会。
農業のこと。
ここで農業が出てきてから、なんだか農業に関することがアツくなっています。
私自身、オーガニックな食材で育ってきて(オシャレに言うと)、今、花粉症やアレルギーもなく風邪もめったにひかない、調子が悪くなるのは二日酔いくらい!健康な体の持ち主として生きています。
なんとなくそれは成長期に食べてきたものが大きいような気がしています。
小川オーガニックフェスに行ってきました。
オクムサ・マルシェの浅見さんに教えてもらって。
発起人、四角さんのお話では、地区単位で有機農業に取り組んでいる霜里農場の美しさに、つい、ここでフェスやりたいですね、と言ってしまったことがきっかけだったとか。
喋っているのが霜里農場の金子さん。
(マイクをもっている)四角さんはもともと音楽プロデューサーで、携わって販売されたCDは2000万枚に上るそうです。
しかし音楽そのものはとても素晴らしいオーガニックなものなのに、その入れ物は自然界で分解されるのに1000年とかかかってしまう「ダサい」ものだということに違和感を感じはじめたのがきっかけで、途中いろいろあったのでしょうが今はニュージーランドの湖畔でほぼ自給自足生活をされているそうです。
これまでに多くの音楽フェスにアーティストをブッキングする仕事もされてきたようですが、それらの音楽フェスは、その日その場に行って終わってしまう。
この小川オーガニックフェスではそうではなくて、地元の食を主役にした音楽フェス、またここに来てもらえるフェスがやりたかったとのこと。
森の中で、音楽とおいしいご飯とお酒が楽しめて、地元の野菜や木工品や工芸に触れられて、オーガニックを先導する人たちのトークも聴ける、これは素敵なフェスでした。
埼玉の西側も、けっこうイケてるんですよ笑。
いろいろなこと。
お手伝いもしつつ、世間話やら、宿のシステムの話など。
「予算」と「帳簿」は大事だというお話もあったところで、ちょうど創業スクールでも会計などの講座がありなんだかタイムリー。
創業スクールでは自分の勉強もですが、他の創業希望者との出会いが面白いですね。
前にすずのやでお会いした川越観光親善大使の阿里耶さんも参加されています^^。
他にも連携できそうな観光関係の方もいたり、パン屋さん、コーヒー屋さん、デザイン関係の方、、、色々で刺激になります。
学びながら、感じたこと、考えたことも少しずつ伝えていけたらいいなと思っています。
新しい出会いは他にもたくさん!
自分のやりたいことに向かって活動しているとなんとなく似た感覚の人達にたくさん出会えて、これって婚活イベントよりも効率いいと思いますよ(笑)?
あ!でも楽屋で婚活イベントやるらしい(笑)。
田舎暮らしに興味がある方に特に来てほしいそうでーす!
ここで抜け落ちた9月のこともまた小出しにしていきます~。
めっちゃかっこええ人が来はった日
はい、遅くなりましたが予告通りきちんと書きます。
しかし、加藤さんのライブアクトはあんなにキレッキレでかっこ良かったのに、私の手にかかると……なんということでしょう、たちまち小中学生向けのチセツな文章に早変り!
読んでくれ!と言えるほどにはまとめられなかったのですが、これは自分の頭の整理でもあります。
川越エリアリノベーション講演会とかわごえデザイン会議のことを少し書きます。
この日、メインで講演をしてくださったのは(株)サルトコラボレイティヴ代表加藤寛之さん。
私は、加藤さんのことは今回まで存じ上げなかったのですが、ここでお話して頂いた「伊賀の脱・忍者」で頑張っている人がいるという話は聞いたことがあるような、、、という失礼千万な知識のまま参上したでござる。
私の頭では、加藤さんのお仕事は、元気がなくなったまちを元気にすること、と、ざっくり理解されました。
川越は「元気がなくなったまち」ではない、と、しきりにおっしゃっていましたが、加藤さんの川越の印象は「20世紀的な観光が成功したまち、今はその余波」。
しかしまちにも栄枯盛衰があり、ピーク時から衰退期を迎えるまでに次の手を打つ必要があり、今までのお客様を大事にしつつ、自分たちのリソースは新しい未来のお客様のために使いなさいと。
そもそも、なぜまちに元気がなくなるのかというと、まちに求められる価値が変化しているから。
だからその価値をまた作っていかなければ(゚д゚)!
川越で言うと一番街はとても活気がある通りだけど、地元の人、あまりいかないですよね?という問いに、確かに行かないなぁと思いました。
なんで?うーん、混んでるし用がないから。
でも住んでいる私たちが用があるまちにしたい!
じゃあ、まちを元気にするにはどうすればいいの?
「まちの要素を再評価し新しいチャレンジが生まれる仕組みを作り、新しいまちの価値を創造する」
って書いてあった、メモに(笑。
まちの要素とは?
伊賀でのことを例にお話しして下さったのは、例えば、伊賀牛のこと。
ほとんどが地元で消費されるブランド牛です。
驚いたのは、肉屋が畜産農家に頼んで育ててもらい、一頭まるまるその肉屋で解体しているということ。
各肉屋にさばける人間がいるということ、流通が地域の中でまわっていること。
ああ、食べてみたい。
また、何代も続いている和菓子屋さんがたくさんあること。
三重では3時のおやつが和菓子なんだそうです。
まちのスポットを紹介する冊子を作って、自宅で3時のおやつならこの店のコレ、お持たせならコレがおススメ、というようなチャートを作って紹介されているのが印象的でした。
こういう情報は住んでいる人にも嬉しいのではないでしょうか。
他にも、特徴のある魚屋さんや、伊賀の日本酒などが紹介されました。
櫻井さんは、自宅で鰹節を削っていらっしゃるそうです。
その鰹節を買っているお店は中市本店さん。
江戸末期に創業し、かつては新河岸川の舟運を使い海産物が貴重だった時代に鮮魚店を営んでいたそうです。
今は店頭で焼いている焼きおにぎりの匂いがたまらないお店です。
例えば中市本店さんのように、普段の生活にちょっと特別感を足してくれるお店は川越の「まちの要素」の1つなのかもしれません。
そもそもの一番街は商人の街であって、民が日々必要なものを買い求めていた場所ですものね。
そして伊賀風土FOODマーケットの話。
伊賀の美味しいが集まるマーケットを定期的に開いているそうです。
マーケットをするとどんないいことがあるのか?
まず、新しいチャレンジがうまれる。
実際に来てくれる人の顔が見える、市場が見える!
そして、起業家の持続的発掘。
新しいまちの価値の創造につながっていくのです。
そうかー、マーケットってただただ好きでよく行っていたけど、やっている人たちには色々得るものがあるのね。
まちのファンも見えてくる。
「ファン三箇条」なるものがあり、
・他人はどうあれ好き
・いいところを自ら探す
・多くの人に語りだす
私がこの三箇条からパッと思いついた像は「元気なオバチャン」でした(笑。
アタシなぁ、あそこの店好きやねんってかんじ。あれ?大阪になっちゃった。
ホンマ店主はかんじええしなぁ、めっちゃええもの売ってるねん、みたいな(笑。
(関西の方、気分を害したら申し訳ありません)
大阪のオバチャンもインスタとかやるのかなぁ?
加藤さんのお話をかいつまんでつまんで私レベルにならすとこんな感じでした(;^_^
大阪のオバチャンの話で終わりかよ!とつっこまれそうですが、まとめている間に時系列が多少前後してしまったかなー、なんて。
もうね、きちんとまとめられなくて恐縮すぎてこのブログあげたくないくらいです。。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
この後、かわごえデザイン会議に続くのですが、とりあえず一旦ここで!
ciao!
おまけのコーナー
川越高校の文化祭に初めて行きました!
ちゃぶだいにっしーの母校でもあります。
目的はやっぱりウォーターボーイズ!
しかしすごいです、この文化祭。
まず、入場まで並びます。
私は10時半頃行って40分くらい並びました。
川高生が一生懸命誘導を行っていました。
そして門!
これすんごいクオリティです。
住めそう(笑!中には噴水もありました!
聞くと、主な指導者はOBというからびっくり!
シンクロも30分くらい並びましたが、、、
映画も思い出してすっごく楽しかった!
そういや、妻夫木、好きだったなぁ。。
演技は30分でしたが結構長く感じるし、内容も濃いです。
一番前だと低い目線になってしまうけど、部員さんたちが通り過ぎるときにタッチできます♪♪もう30代だからそんなのも恥ずかしくなーい(^^)v
演技中の撮影は禁止なので写真はないのです。
プールだけでも。
ダイブ!!
演技が終わった後で水泳部員さんとの記念撮影ができたけど、青少年の水着姿なので、ここで写真をあげるのはやめておきましょうね(笑)。
それから、応援団の演武も見てきました。
長ラン・オールバック!
「ぅおぉぉっすっ!」(押忍!)
出身中学を叫んだ後、「めーもーん!」(名門)と合の手?が入るルールがあるとか、知らないこともあって、
伝統の応援団と、エンターテイナーのシンクロが楽しめた文化祭でした!
もちろんそれだけでなく、ロボットがいたり、弓道体験ができたり、お化け屋敷があったり、美少年カフェがあったり、古本屋があったり、女装コンテストがあったり、、、
これ、一日楽しめると思いますよ~!
ぜひ、宿泊も兼ねてどうぞどうぞ♪
8月のまとめ
ども!
早いものでもう9月!
11月には、まちづくりキャンプから1年経ってしまう。
1年という時間に見合う成長を遂げていない気しかしない!
あわわ、、、まだ1年には時間があるので頑張ります。
さてゲストハウスちゃぶだいの動きとしては、大きな前進はできていません。
80%繋がりで田中さんに物件情報がいくつかやってきましたが、広さやら立地やら色々な理由でゲストハウスに利用するには難しいかな、と、流れていってしまいました。
が、ここへきてちょっとイケるかも⁉という情報も出てきています。
どうなるかなー、もう少し話が進んだら報告します!
ときがわへ
行きました。8月初めに。
農家民宿楽屋を営んでいる金子さんからちゃぶだいへメッセージを頂き、会いに行ってきました。
金子さんは川越の出身で最初は川越で宿の開業も考えたことがあったそうです。
ご縁があり楽屋の物件を借りることができて、今は明覚駅のすぐ近くで農家民宿をされています。
旅館業法の高いハードルが農家民宿になるとうまい具合に緩和される、、そんなオイシイ話を聞かせて頂きました、が、詳しい内容をここで書くのはやめておきます(笑。
金子さんはなかなかエキセントリックな経歴の持ち主で、会計事務所に勤め、寿司職人修行をされ、オーストラリアや香港で飲食の仕事をされ、那須で自給自足を勉強されたり、、、今、それが全部つながっているんじゃないかな。そんな気がしました。
今までの楽屋は農業9:宿1だったのを逆転しようとし始めたところでした。
これまでは金子さんが一人でマニュアルなど作らずにやっていた宿業務を、これから人に任せられるように作っていく過程で一緒に勉強会などしませんか、とお声がけを頂きました。
これはちゃぶだいが始まったときに絶対に役に立つ経験になるので是非ご一緒したいと思っています。
ありがたいです(^○^)
スリランカへも
行ってきました。お盆休みに。
大好きになりました。
このブログでは旅の内容より宿のレポートを書くべきですよね。
私たちが目指すような形態の宿は少なく、1部屋1800円~4000円くらいの宿に泊まりました。
朝食はついていたりいなかったり、エアコンなし、天井のファンのみの部屋でも夜は日本よりもきちんと気温が下がるように感じ、割と眠れました。
スペック的にはどこもそんなに大差はなく(最安の部屋だけはやっぱり、、、でしたが(;^_^)、ベッドがあり、天井にファンがあり、蚊帳があり、モノを置けるような椅子などがあり、バスルームはシャワーとトイレがあり、アジアでは共通?なぜかシャワーカーテンがないのでトイレがびしょびしょになってしまうつくり。
外国人向けの飲食店と宿泊施設が併設してるパターンが多かったように感じます。
でも、残念なのはその飲食店に地元の人がいないこと。
価格設定が高めだからなのか、お酒を外で飲むのがあまり良いことでない習慣だからなのか。。
お酒が飲める店には地元の人はいなかったのが残念ですが、そういう文化なんだとわかりました。
そんな中でも一番良かった宿はElla(エッラ)という町で泊まった宿。
唯一、日本人に会わなかった山間の小さな町でした。
何が良かったのか、それはやっぱりスタッフの対応です。
ウェルカムドリンクがあったりなどサービスが良かったのもありますが、次の目的地までの行き方も丁寧に教えてくれたり「何か困っていることはない?」といつも気にかけてくれました。
朝食もとてもおいしかったのですが、フレッシュココナッツのカレーが喉の変なところにつまってしまい、人生で一番むせてしまった私を見て、大慌てでお水のボトルを取りに行ってくれたり。その水代、チャージされるかと思いきやそんなこともなく。
本当に小さな町だけど、大好きになったし、ここはもっとゆっくりしたかったし、また行きたい!
やっぱり、決め手は人!なのですね。
旅の中で心に残っていることも、
列車の中で二人掛けシートに座っていたスリランカ人の親子が詰めて座って、私にも座るスペースを分けてくれて、お菓子を分けてくれたり、片言の英語でお話をしたりしたこと、
ローカルレストランで手でカレーを食べて、すっごくおいしくて安かったこと、
ちまきかと思って買ってみた葉っぱに巻かれたものが実は噛みタバコで、
ずっと私の横で「マダーム、タクスィー?マダーム?」と声をかけているツクツクドライバーのオヤジに「これどうやるの?」と聞いたら嬉しそうに実演し始め、通りがかりの人も寄ってきて「噛んだら吐き出さなきゃダメだ」とかアドバイスしてきてワラワラしたこと。
結局葉っぱをちょっとかじっただけで残りはツクツクのオヤジにあげたけど、なんかそういうの、楽しかったな。
観光客相手の仕事をしていない、普通の住民と交流できる宿にしたいと思いました。
川越エリアリノベーションの
講演会にも行ってきました。
豪華メンバー!
フリーぺーパー大賞に輝いたkawagoe premium を作っている櫻井さんと、今や世界に進出しているcoedoビールを作っている朝霧さんが、まちづくりのプロであるOpenAの馬場さんやサルトコラボレイティブの加藤さんと対談してしまう!
私の頭では全部理解できたわけではありませんが、とても学ぶことが多い時間でした。
この講演会のことは、自分の中で整理する為にもきちんとまとめてブログに書きたいと思っています。
とりあえず8月はこんな感じで過ぎていきました。
9月には大きな動きがあるか!?まだわかりませんが、まずは月初に商工会議所の創業スクールの基礎講座に申し込みました。
まだ参加できるかわかりません。
9日は小川町オーガニックフェス、10日は川越角屋酒店でリビセンと出会えるワークショップに参加します!
80%のクラファン謝恩パーティーもあります♪
楽しそうなことがいっぱい^^(創業スクール以外)
連休はまだ予定を立ててないけど、どこか行ってゲストハウスに泊まろうかな。
感謝したいこと
ブログを始めて、たまにコメントをもらったり、☆をつけてもらえることがあります。
☆をつけて下さった方が誰なのか、わからないのですが、とっても嬉しく思っています。
また、facebookページにもいいね!をしてくださった方がもう100人以上も!!
これが多いのか少ないのかよくわかりませんが、私としてはちゃぶだいを応援してくれる人、気にかけてくれる人が100人以上もいるなんて、、、奇跡!!
ちゃぶだい、開業させてみせます!なのでこれからもよろしくお願いいたします!!