椎名町・さちこの不器用な夜で
またもや!ご無沙汰です!
あわわ、、、サボってる訳ではない(つもり)なのですが、、、
なかなかちゃんとご報告まで至らない状況なのです。
ゲストハウスちゃぶだいの現状として、実は年明け頃から交渉を始めた物件がごさいます!
本当に素晴らしい物件なのですが、色々と難しい問題がありまだご報告できる段階ではなく、私も早くお伝えしたいのですが、もう少し話がまとまったら改めてご報告させてください。
さて、じゃあ私はその間何をやってるのか?
休日は一日中ぐうたらして、ジョジョとか1巻から読み始めちゃったりして、観たい映画のDVDを山のように借りて、高カロリーのおいしいもの食べながら観て、ひとりカラオケでのどを潰して、昼から酒飲んで、夜も酒飲んで、、、、みたいなの、一日くらいやりたいな(笑)
イベントに顔出してみたりなんかもしていますが最近行って良かったって思ったのが、イベントではない?けれど、シーナと一平に有鄰庵の中村さんがいらっしゃった日に、
ただただ同席させて頂いたこと。
シーナと一平のご近所でおいしいものを買い込んで、一平のラウンジでみんなで飲む、っていうゆるい会。中村さんを囲む会(笑)。
(撮影:つよぽん)
えもさんとも久々に会えたし、最近シーナと一平で週末お酒を出しているさちこさんにもやっとお会いできて!
三姉妹(=^ェ^=)
さちこの不器用な夜、と題して夜営業をされているさちこさんは、元トラック乗りという私的にはかなり惚れてしまう経歴の持ち主。
お手製サングリアも最高でした!ぐいぐい飲めちゃう危険なやつ(笑)!
この日は、シーナと一平の方々、ゲストハウス開業したい方お二人、以前にも紹介したEVERY DENIMの兄弟とお仲間、10人ちょいの会でした。
中村さんとは以前にご挨拶程度で顔を合わせただけだったのですが、ずうずうしく同席させてもらいました。
なのできちんとお話をするのはほぼ初めて!
お話をする、というより、中村さんのお話をできるだけ聞き逃さず、理解することで精一杯で口を挟む余裕はなく、ずっとしかめっ面で聞くだけだったかも(^^;
もはや説法。
ペルソナの話(倖田來未にしたり志村けんにしたり)も勉強になりましたし、中村さん主催の開業合宿の話も聞くことができました。
そしてこの日たびたび登場したのが、縄文・弥生談義。
縄文時代って、1万年くらい続いた時代、日本史の最初に習う時代ですけど、それだけ長い間、戦争がなかったんですって。
よくよく思い返してみると、確かに戦争があったとは習ってない。
狩りをしていた縄文時代はみんなで協力して食料を得ていたけれど、弥生時代に入って稲作が始まると土地を奪い合う争いが始まった。
縄文の文化は女性的で、子育てに適した土地に住みたいなど、だけど、弥生の文化は男性的で多くの土地を手にしたいとか、地位を得たいという方向に変わっていった。
現代は弥生文化優勢だけれど、縄文文化に戻していきたいんだという話。
私はお米が好きなので平和に稲作してほしいですけど(笑。
弥生的な生き方、縄文的な生き方に結び付く話題は多かったです。
理想の宿も縄文的なものなのだと。
ゲストハウス関係の話だと、宿の200メートル以内は自分の宿という話。
有鄰庵の近くには大原美術館があり、2週間前に予約すれば学芸員が一緒に巡ってくれるらしいです!
だから、モネもエル・グレコも「うちの宿にある」んだって!
近所のおでんやさんなど、地域みんなでもてなす宿。
だから200メートル以内に公衆トイレがあればそれは「うちの宿のトイレ」って、法律変えたほうがいいと!スケールでか!でも賛成(゚д゚)/
まちを一つの宿に見立てる「まちやど」にもつながる考えですが、周りの人との関係がきちんと築けているからこその発言ですよね。
中村さんはとても不思議な人でした。
でも、周りに人が集まる理由がよくわかりました。
そしてEVERY DENIMの山脇君には何度かお会いしたことがありましたが、いつの間にかフォーブスの「アジアを代表する30歳以下」に選ばれていたそうで( ゚Д゚)!
香川真司と並んでるじゃん!
EVERY DENIMは現役大学生兄弟で運営され、岡山で自分たちのデニムブランドを作り、色々なゲストハウスを巡って移動販売をしています。
岡山の繊維産業を支えたい、知ってほしいという想いから。
5月に始めた「産地の学校」の話もきくことができました。
服飾を学んでいる学生さんなどは、意外と布の産地のことを学ぶ機会がないそうで、当然就職先の候補にも入らない。
一方、産地では「倒産」ではなく「廃業」する会社が増えている・・・。
山脇君は、産地のことも繊維のことも、アパレル業界のこともよく学んでいて、どうやってつなげられるか、色々なことを企んでいるようです。
対面でしか販売しないEVERY DENIM、ああ、早くちゃぶだいにお招きしたいっ!
そして、彼らがフォーブスに選ばれるまでになったことについて、もちろん!ご兄弟の努力の甲斐あってこそですが、中村さんは「ゲストハウスで販売していたから」という理由も一つあげていました。
自然と、海外へ発信されていくのです。
私がまだ気づいていなかったゲストハウスの力です。
ゲストハウスを見る目が広がった一晩でした。
さて、シーナと一平の女将、えもさんは5月一杯で女将を卒業されました。
これからは、番頭・つよぽんが引き継いでいきます。
えもさんのお陰でシーナと一平でお手伝いする機会ができて、私は現場の空気を感じることができた。
実はえもさんけっこう年下なんだけど、いつも尊敬のまなざしだったなぁ。
ゲストハウス関係の話をすることが多かったけど、私の離婚話からの「女って~・・・」って話をした一夜が何気に一番楽しかったかも。
えもさんのこれからに幸あれ!!
シーナと一平も4月から営業スタイルが変わり、週末しか行けない私はなかなかお手伝いできる日が減ってしまいますが、さちこさんの夜に飲みに行ったりこれからもちょこちょこと出入りさせて頂くつもりでいます。
今週末は熱海のマルヤさんに泊まります!
土曜日は熱海から近くの函南で酪農家さんとバーベキュー。
酪農の話も聞けそうで楽しみです!
外の人?中の人?
ご無沙汰してしまいましたーf(^^;
ゲストハウスちゃぶだい、あきらめてないですよ!
イロイロ、細々とでも着実に動いていってます。
先日は川越の蔵の会というNPOの方とお話できる機会がありました。
蔵の会は私が生まれた頃から川越の蔵の保存活動をされています。
その活動内容なども聞くことができてとても嬉しかったのですが、特に心に残ったのは、よそ者が川越のまちづくり等に関わってくることに対して嫌悪感のようなものはないのかという問に、好きならいいんですよ、とおっしゃっていたこと。
最近、私は「地元の人間」なのか、「よそ者」なのか、「移住者」なのかとか、「地元の人間」と「移住者」の境はどこなんだろう、とか考えていました。
結局、考え方の違いでどれにも当てはまるんですよね。
でも、「好きならいい」!
大切なのは、地域と向き合ってこちらから歩み寄ることを忘れず続けていくこと、ですかね。ってか、それしかできない。
そんなことをもやっと考えながらゴールデンウィークは福島県喜多方市の山都町へ行ってきました。
毎年恒例、といってもまだ3回目の参加なのですが、「堰さらい」という活動に参加するためです。
山都町の本木、早稲谷という地区の田んぼに水を入れるための「堰」と呼ばれる水路の掃除のボランティアです。
この堰の上流には民家がないので生活排水や農薬が一切混ざらない水が流れ、山椒魚やアブラハヤなどの生き物もたくさん見られました。
今年で堰ができて270年!
すごくないですか?
そんな長い長い間、この時期になると人足といって、農家さんたちが冬にたまった落ち葉や木の枝、土砂や倒木を手仕事で片づけて水が流れるようにし、修繕などもしながら守ってきました。
しかし、だんだんと農家さんも減ってしまい困っていたところを、埼玉の小川町で有機農業を学び、山都に移住した浅見さんが中心となり、ボランティアを頼むことを始めました。
始める前は、外の人に頼むのは賃金を払うという認識があったり、ボランティアを頼んでもちゃんと働いてくれるのかという心配があったりしたけれど、信用できる人から声をかけていって今年で18回目、43人が参加する活動になっています。
今は地元の人もみんながみんなではないかも知れませんが、ボランティアを快く受け入れてくれていて、作業中も気さくに昔のことや地域のことを聞くことができます。
私も父を介して浅見さんとご縁があり、2011年、震災の年に初めて山都を訪れました。
私から見れば、ここにいる移住者の方々は地元の歴史も文化もすごく学ばれていて地元の為になる活動をされているし、地元からちゃんと必要とされていて、すごくいい関係が築けている。
けれど、移住して20数年になる、この活動でも中心になっている一人の方は、「いつまでたっても地元の人間にはなれない」とおっしゃっていました。
消防団に入ったり、選挙に立候補したり、耕作放棄地を再び開墾させてオーナー制度を導入したり、イベントの運営管理、農業団体の設立、まだまだたくさんのことをやってきている方々でも!
もう、「地元の人間」とか「移住者」とか、呼び方は悩んでも仕方ないこと。
そこで悩むのはやめます。
ただただ、川越を学び、自分にできることを頑張るまでですね。
美しい里山に癒され、美味しい山菜料理と地酒に酔いながら、そんなことを思った連休でした。
雪で冷やされるビールはキラキラと輝く☆
しかし来年ちゃぶだいが始まってると、私はもう参加できないのか??
・・・GW、女将不在じゃ、ダメ?よね。。
ピンチヒッター、お待ちしています(笑)
こちらは4月の終わりにあった蔵の会のイベント。
蔵の作り方にまつわる、鋸挽きや土壁の左官、土を塗る前に竹を組んでいく作業などが体験できました。
子どもも楽しめる木組体験や、カンナくずでお花を作るブースもありました。
職人さんたちと直接お話ができて、蔵の知識が前よりも少しだけ増えました。
場所は違えど、地道な活動を長く続けている方々、心から尊敬致します。
「ちゃぶだい」と「女将」
最近読んでいる本です。
この中でね、福井のゲストハウスSAMMIE'Sの森岡咲子さんが書いている一遍があるんです。
で、私が旅の報告のまとめで書いたここの部分↓
全体を通して思ったのは、楽しかった、また行きたいと思えるのは、出会えた人の要素が一番なんじゃないかな、と。
そしてその土地の人の暮らしに触れられるともっと身近になって、好きになる。
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そして、自分が共感できる人に勧められた場所を訪ねるとガイドブック通りの旅より楽しく、人生を広げてくれる旅になる。
この文章で私が伝えたかったことと同じようなこと(と言うととても恐縮するけど)を咲子さんがもっともっと強く伝わり洗練された文章で、咲子さんの経験を通してのことを書かれていたのを読んで、勝手に感激してしまいました。
おこがましいですが、同じようなことを感じていることに嬉しくなってしまいました。
あ、真似してないですよ(笑)!!
って言っても、めっっちゃ一部分だけですから。
おこがましいぞ!エビスダニ!とお叱りの声が聞こえてきそうですが、嬉しかったので。
ひとり言です。
でも、改めて気づいたのが、ゲストハウスオーナー、女将、管理人なる方々、気づいたら高学歴でキャリアもある方が多いですねΣ(O_O;)!
今更ですが、ゲストハウスってそういう業界なの?
まちづくりの流れでそうなってるのかな?
お金を貯めては旅に出る、流浪の人生を送ってきた私には、学歴もキャリアもございません。
あるのは気持ちたけです。
だけど、チームちゃぶだいにはそれらを兼ね備えた男衆が二人もいます。
私まで、そっちじゃなくても、、いいよね!多様性、多様性。。
きっと田中さんなんかは、このブログも変なこと書かないかハラハラしてるんじゃとも思うんだけど、書き続けていいって言ってくれるので、書いています。
にっしー西村さんも、私のあまりのビジネス脳のなさにカンベンしてくれと感じる時もしばしばでしょうが、笑顔でバシッと方向性を決めてくれるムードメーカーです。
ナイスガイズ!です。
二人に早く追いつけるよう、頑張ります。
理想の女将像みたいなもの。
シーナと一平でのお手伝いや、ゲストハウス関係の方々に会ってだんだん見えてきたのは、「お母ちゃん」みたいな感じなのかな、と。
放っていてほしい時は放っておく、助けてほしい時は助ける、たまにおせっかいだったり話が長かったり(笑)。
その時その時、その子その子に合わせて対応する。
そして初めて子供を産んだお母さんが、子育てなんてやってみなきゃわからないことだらけだけど、子供と一緒に成長していく、そんなイメージも女将像にある気がする。
ま、いないけどね、子供!想像!
そして「ちゃぶだい」。
初対面の人々が同席する場に円卓はふさわしいと思ったのがきっかけです。
この本の中で、漫画や映画でのちゃぶ台の意味するもの、が書かれている章があります。
時代によって違いはあるけれど、ちゃぶ台を囲んでいる人々は「家族」であったり、「同棲相手」であったり、「親身になってくれる先生」であったり、「疑似家族」であることもあります。
ちゃぶ台は視線が低くて生活に密着している道具。
本当に密接な関係を演出する道具として描かれる。
しかし、時代の流れでちゃぶ台と家族の団らんが消えてしまうと、過ぎ去った時代や失ったものを懐かしむ郷愁の象徴として登場してくるようになります。
「男はつらいよ」とか。
それは、変わることが近代的でカッコいいと考えた現代人の忘れ物がたくさん残っているからだそう。
ゲストハウス「ちゃぶだい」いい名前!
ちゃぶ台、奥深いな!
「家族」
私は三人兄弟のまん中で、姉と弟がいます。
父は安心、安全な食品や日用品を宅配する会社に勤めていました。
今でこそ、健康志向の高まりもあり、オーガニックだ、ロハスだ、エシカルだ、と、オシャレでカッコいいイメージもありますが、私が子供の頃はまだまだ社会からの関心は薄く、我が家はとても貧乏でした。
電子レンジや炊飯器もない家で、自転車や漫画はゴミ捨て場からゲットしていたし、庭の野草も食卓に並んでいました。
それでも母はとても前向きなのか天然なのかわかりませんが、穴の開いたデニムにチャックのついた継ぎあてをして、「これいいでしょー!」と自慢するような人。
膝小僧にファスナーいらないだろ!
そのセンスはさておき、貧乏を惨めとは感じさせない母の超ポジティブ子育てのお陰で、私はどんどん変な方向にたくましい、少し変わった人間に育っていきました。
父はといえば、物心ついた頃から単身赴任をしており、仕事人間なので何かを教わったり遊んでもらった記憶はあまりありません。
けれど姉の結婚式の時に父が言ったことは今の私にとって最大の教えになっていると思います。
「人を幸せにする為に仕事はある」
富や名声を築いてもそれが人の不幸の上に成り立っていてはいけない、ささやかな幸せでも、それは人の記憶に残っていくのだと。
たぶん、かなりかっこつけたのだろうけど・・・。
将来、ゲストハウスちゃぶだいに来てくれるゲストさんの多くは、ほんの少しの時間を一緒に過ごすだけ。
その時間が少しでも幸せなひと時になるようにするのが私の仕事なんだ。
お母ちゃんのように暖かく、ちゃぶだいを囲んで。
子供を産んだこともなければ、「妻」がうまくできなかった自分がちゃぶだいのお母ちゃんになれるのか。
よし、自分越えるぞ!
自分越えのチャンスの波が徐々に押し寄せているのを感じています。
ゲストハウスをやりたいという同じ目的を持った超強力なチームメイト、兄貴分の80%、エリアリノベーターの川越ホームさん、最初から支えてくださっている市役所の方、講師、チューターの皆様、女将修行を受け入れてくれたシーナと一平、応援して下さる街の方々、知り合ったゲストハウス関係の方々、同僚、家族、パートナー、友人、皆々様のお陰でゲストハウスちゃぶだいが少しづつ形になっていきます。
これからいよいよ本格始動ですよ!
今後とも、よろしくお願いいたします!
川越から始めるサイクリング
ども!
いやはや、旅の報告はしつこかったかな、と反省中のエビスダニです。
一気に春になりましたね!
暖かくなって外に出たくなる季節。
サイクリングなんてどうでしょう?
川越は名前の通り、新河岸川や荒川、入間川などの川に囲まれています。
川沿いにはサイクリングロードもあって、今の季節だと菜の花がキレイだし、荒川沿いにはホンダのエアポートがあって長い時間飛行機を眺めて過ごしてる方もいます。
これは2年前くらいで吉見の桜堤へ行ったときです。
菜の花と桜がすごくきれい。
川越から自転車で行けます!
バスでも行けます。
このコースもいいのですが、今回行ったのは越生町。
入間川→小畔川→越辺川→高麗川を自転車で片道約30キロを遡って、、、のはずだったのですが、あいにくの雨のため、車で行きました。
途中、橋を渡る時には土手に菜の花や桜が咲いていて、自転車で行けたら気持ち良かっただろうなぁと思います。
川越から約一時間くらいで周りは里山の風景。
桜のトンネル!
そしてお昼ご飯で訪れたのがオクムサマルシェさんです。
二拠点居住を経て現在は本格的に拠点を移し、というかUターンされ、奥様やご家族とカフェを営んでいる浅見さんのお店です。
2階には周辺で活動されている職人さんやアーティストさんの作品も置かれています。
パートナーの元同僚で知り合いになった、ときがわ町のオーダー家具woodworks季の木の村田さんの作品もありました。
写真撮り忘れたけどf(^^;
めんごめんご。
食事も地場産の食材が使われていておいしい!
とろろ御膳。
薬膳カレー。
のらぼう菜やワラビのトッピングがありました。
トマトの酸味が柑橘のようにさっぱりで、辛さは控えめだけど一から丁寧に作られたカレーの味。
チームちゃぶだいの田中さんもオクムサマルシェには何回か行っていて、浅見さんともどんどん仲良しになっています。
これから、一緒にどんどん埼玉を盛り上げていきたいです。
浅見さんにご挨拶と少しお話をして、オクムサマルシェを出た後、越生町周辺をドライブして帰ることに。
大豆工房みやでお豆腐を購入。
おまけで油あげとおからが!!
試食も充実していて、豆の味がしっかり濃厚でおいしい!
そして、上谷の大クス。
私、一応写ってるんだけど、わかる??
全国巨木ランキング16位、埼玉県では1位!
すごい迫力です!
それから自転車乗りご用達、シロクマパン。
この辺はほとんどのお店で自転車ラックが備えられています。
シナモンロールとクリームチーズのパン。
オリジナルサイクルジャージが飾ってありました。
さくら山公園のさくら祭り。
斜面にたくさんの桜が!
都内のように混雑もなく、ゆっくり桜を眺められました。
ここのクロワッサンが大好きなんだけど今日はありませんでした。
カンパーニュなどを購入。
知り合いがここでリペアをやっているのですが、この日はお休み。残念。
器も、オシャレで素敵なものばかり!
これだけ楽しんで、10時に川越を出て15時頃帰宅できました。
他にも、酒蔵やワイナリー、有名な黒山三滝や梅林など見所はまだまだあるし、小川町やときがわ町へ足をのばしてもいいかも!
小川町でハイキングしたあと、マイクロブリュワリーでクラフトビールを飲むのもオススメですよ!
元競輪選手がやっているうどん屋さんは自転車乗りだと100円値引きしてくれたり、なんて店もあります。
川越で1日楽しんで泊まって、次の日はもうちょっと埼玉の奥の方を開拓してみる、なんていいと思いますよ~(笑)。
首都圏から気軽にアクセスできる距離で、街も里山も楽しめる埼玉、遊びたおしてみませんか\(^o^)/
おまけのコーナー
久しぶりのおまけコーナー。
川越では毎月行われるイベントがいくつかあります。
毎月1日は七福神縁日(市内7寺院)、8日は呑龍デー(蓮馨寺)、18日は川越きものの日、土日には朝市などがあります。
その中でも私が好きなのは、毎月28日の川越成田山別院で行われる蚤の市です。
古道具や陶器、着物など、宝探しのように楽しめます。
私もこれまでに、古い鏡台や針箱、そば猪口や昔のビンなどをゲットしています。
ちゃぶだいも!
マメちゃぶも!
鏡台も!
多くの店で値段交渉できるので、アンティークショップなどで購入するよりも安いのも魅力!
最近は外国人も多く、刀とか酒器、ガラスの浮きなどを購入する方をよく見かけます。
早朝から日没まで、とはいえ15時頃には店終いを始める店主も多いです。
業者が早い時間に買い付けに来るほどなので、午前中に行かれるのがオススメです。
27日の夜、ゲストハウスちゃぶだいに泊まれば、蚤の市も朝から行けるねぇ!
そんな皆様の為にも、開業に向けて頑張っています!
そろそろ物件が、、、!???
ふふふ!!
④やっとフィナーレ!
倉敷へ向かうまで5~6時間、旅情に浸る・・・ことなく爆睡でした。
ええ、なんと言うか、軽く二日酔い、みたいでして。
だってたみが楽しすぎるから。。
時々目が覚めるときれいな川が見えたりして、開いた口を閉じてまた寝る。
その繰り返しと乗換が何度か続き14時半頃倉敷に到着。
倉敷と川越は似ている、と川越エリアリノベーションシンポジウムの時にレイデックスの明石さんがおっしゃっていたので、訪れたかった場所です。
倉敷の美観地区と川越の蔵造りの街を比較すると、倉敷の方がエリアが広くて保存されている建物も多く、車の乗り入れが制限されています。
大原美術館という有名な美術館も美観地区の中にあります。
ただ、整備されすぎていてテーマパークにいるような感覚も。
岡山といえばデニムも有名ですが、EVERY DENIM 山脇さんに言わせると中には「岡山と言えばデニム」に乗っかって実は中国産なんてこともあるとか。
どこの観光地でも見かけるお店があったりする川越の蔵造り。
ん?と思うものも混じっている、それも共通点かもしれません。
ちょっと逸れますが、川越の蔵造りの街並みエリアの車両規制をしないことに対して、せめて土日だけでもやればいいのに、と思っていました。
ところが、3月に発売されたd design travel 埼玉に、
江戸時代に繁栄し、多彩な個性を持っていた、中山道や東海道の多くの宿場町は、自動車専用の新道が通された事で衰退し、今では「伝統的建造物群保存地区」ではあったとしても、本当の意味での活気はない。「生活感がない」といってもいい。だが川越には、それがある。
と!
そっか、そう言われるとこのままでいいのか、と、単純な私は思ってしまいますね。
さて、有鄰庵はカフェとゲストハウスが一体となっています。
カフェは日中行列ができるほどの大人気。
目玉商品はプリンと卵かけご飯だそうです。
名物の黄ニラ醤油で頂く卵かけご飯は宿泊した翌朝500円で食べることができ、即席味噌汁もついてきて朝御飯にちょうど良いボリュームだし、とても美味しかったです。
有鄰庵といえば、チェックイン時に自己紹介があることでも知られています。
ゲストもスタッフもみんな自己紹介をします。
どんな人がこの場所で一緒に過ごすのかわかるように・・・
私は自己紹介が苦手なので恥ずかしかったですが、スタッフの方々は有鄰庵に対する想いなともコンパクトにまとめて自己紹介して下さり、時期的にも春休み中の大学生ヘルパーさんもいて、これだけの人が集まってくる魅力のある宿なんだなと人を見て感じた夜でした。
この日は歩こう会のような?歩くイベントと重なり、初めてゲストハウスに泊まったという50代くらいの女性もいらっしゃったのですが、宿泊者同士の交流が持てることに感動されていました。
また、今後、黄ニラ醤油などの特産品を販売するスペースも作るそうです。
キッチン。
共有くつろぎスペース「蔵」。
夜は明かりのイベントがありました。
次の日に向かったのは尾道。
宿泊はあなごの寝床です。
こんな細い通路を通ってレセプションにたどり着きます。
尾道ではレンタサイクルで向島を一周、尾道タウンの散策をして過ごしました。
公民館のような施設の1画でカカオと砂糖だけで作ったチョコレートを販売していて、ホットチョコレートなどの飲み物も楽しめるカフェスペースも有ります。
そして窓からは絶景。
内装もカッコ良かったです。
店員のお兄さんと少しお話できました。
製品に対しては熱い想いがあり、でもほどよいユルさがあり話してすごく楽しかったです。
サボりたい時に、ビルの隙間で小さくなってタバコ吸うより、こんな景色のいい場所でサボりたい、と(笑)。
チョコレートは、カカオの種類別に三種類あり、本当に味が違うのでカカオの個性がよくわかりました。
街には古い建物を利用したカフェや雑貨屋さん、パン屋さんがたくさんあって面白かった!
ホホホ座などの雑貨屋やカフェがいくつか入っている建物。
小さいパン屋さん。ネコノテパン工場。
尾道空き家再生プロジェクトというNPOがあり、あなごの寝床が生まれたのもここから。
古い建物を利用した店舗が多いのも、このNPOが機能している証拠でしょうか。
あなごの寝床の宿長、つるさんと少しお話することができました。
つるさんは漫画家さんで、「0円で空家をもらって東京脱出!」という本も出されています。
気になった方はポチっとしちゃいましょ!
なんというか、第一印象はちょっと無愛想で怒ってるのかな?くらいの感じでしたが、話し始めるとけっこう笑顔がこぼれてホッとしました。
むしろギャップ萌え(笑)?
漫画家さんということもあり、「面白い感じが好き」で、あなごの寝床はDIYでオープンまで300日(!!)くらいかかったそうですが、遊び心いっぱいの造りです。
女ドミの窓からはこんな風景。
たまにクモの巣かかってることもあるとか(笑)。
間口が狭く奥が長い、細長い造り。
宿泊者同士でわいわいしたり、一人で過ごしたり、色んな過ごし方ができるように考えて作っていったそう。
2階の女ドミから商店街を見下ろせるスペース。
キッチン。
受付は番台みたいな感じでした(笑)。
つるさんが移住された時の話や、空き家再生プロジェクトの話などを聞くことができました。
このNPOの中心人物である豊田さんは女性で、事業を広げたい!というより、空き家を放っておけない方なんだそうです。
いつかどこかでお話してみたいです。
川越にゲストハウスちゃぶだいができたら、あなごの寝床の研修で行くかもと、どこまで本気かわかりませんが言って頂きましたんで、期待しています。
期待しています!!
あなごの寝床は個性が際立つオモシロイ宿でした。
尾道も楽しい街だったので、また行きたい。
帰りは、岡山の問屋町に寄ったり、明石焼きを食べるためだけに明石で途中下車したりしながら、また大阪から四列シートの刑で帰りました。
全体を通して思ったのは、楽しかった、また行きたいと思えるのは、出会えた人の要素が一番なんじゃないかな、と。
そしてその土地の人の暮らしに触れられるともっと身近になって、好きになる。
ダイナミックな自然とか、泉質の良い温泉とか、めっちゃラグジュアリーな客室を用意したりはできないけれど、あの宿なんか楽しかったなー、川越の街も思ったより面白かったしまた行きたいなって思わせることはできるかも知れない。
そして、自分が共感できる人に勧められた場所を訪ねるとガイドブック通りの旅より楽しく、人生を広げてくれる旅になる。
とにかく、ゲストハウスやまちづくりに関わるたくさんの人と出会えた旅で、旅もゲストハウスもますます好きになりました!
今日はシーナと一平でお留守番です。
早くゲストさん来ないかな~。
では、また!
33歳、青春の18切符③
鳥取でめいっぱい楽しんだ後、電車に・・・いや、汽車?に揺られて約一時間。
松崎駅に着きました。
この日宿泊する「たみ」は、写真撮影はできません。
なぜなのかは是非こちらを読んでみて下さい。
http://www.tamitottori.com/about.html
たみを作った三宅さんたちの狙いとはズレるかも知れませんが私はそのルールで心が楽になりました。
最近はブログを書くために写真を撮らなきゃ撮らなきゃで、単なる記録の為に撮ることが苦痛な時もあります。
撮り忘れてしまうこともあるし。
旅をする、食べる、遊ぶ、学ぶ、その目的は、自分で体験して、感じて、考えて、人生の肥料にすることなのに、「発信する」ことにすりかわってしまっている気がして。
本当はただその場の出会いを楽しみたいのに、写真撮るの忘れないようにしなきゃ、とかって、気が散る。
でも、写真は好きなんですよ。
きっと、撮りたいものが違うだけで。
ただ、ブログを書きながら自分の中できちんと整理されることもあるので、写真を撮る行為が自然発生的に出てきて、結果ブログでも使えるっていうのがベストだなーと最近かんじています。
話がそれましたかねーf(^^;
ほいさっ、たみはゲストハウス、カフェ、シェアハウスが一体となっています。
昔、ミニバスの合宿とかで利用した施設を思い出させるかんじ。
キッチンは広く、お風呂場はタイルが張られた昔のお風呂場の風景のど真ん中に、真っ白な足が伸ばせる楕円の湯船がどーんと置いてあり、現代アートみたい。
たみのある湯梨浜町では、湯梨浜暮らしボランティアという制度があり、接客販売や農作業などいくつかの仕事から選び、1日から参加できてなんとたみでの宿泊が無料になります。
ごめんなさい、私は移住を考えている訳ではないけれど、どんな風に運営されているのか体験したかったので申し込みました。
無料になる二泊分の料金と自分の労力を時給で計算し、9時~17時の仕事を選びました。
樋口農園さんのお手伝いです。
樋口さん(バジルさん)も八王子から移住された方で、移住アドバイザーなどもやられています。
見るからに優しいお顔のバジルさんがたみまで迎えに来てくれて農園に着くと、湯梨浜町の役場の方が挨拶に来て下さいました。
すごくよく喋る方(笑)。
渡された資料をそういえばまだちゃんと見ていないのですがf(^^; この制度は確か2年間利用できるって仰っていました。
この日お手伝いしたのは、時期が終わって枯れたバジルの片付けとブロッコリーの収穫、袋詰めです。
あと、規格外の白菜やキャベツも収穫してたみにおみやげで頂きました。
バジルさんすごくいい人で、お昼のついでに絶景スポットに寄ってくれたり
滝を見せてくれたり
湯梨浜町ドライブをしてくれて。
地元の生産者達で開発したアイスも頂きました!
そしてこの日は、なんと三宅さんも来てくれて、宿泊した大学生達が三宅さんと同じ高校出身だったり、シェアハウスの住人の建築士さんが私がYに忘れたホタルイカの干物を届けてくれたり、そしてその彼女とめっちゃ話したり、シェアハウスの住人にかわいーい所沢出身の青年がいたりね、とにかく楽しくて。
これくらいの規模感がすごく好きだなーと思いました。
たみは三宅さんと蛇谷さんという方との共同経営だそう。
私たちチームちゃぶだいも、まちづくりキャンプで出会ったメンバー三人で会社を作る予定。
三宅さん達は何かを作って行くときに、どちらかが言い出したことを片方が叩いて、また叩き返されて、それが何度も続いて出来上がっていくそうです。
私たちはどうなんだろう?
思ったのは、良くしたいという気持ちからの叩きあいは、愛!
たみと、相手や地域に対する愛じゃない?
じゃなきゃそんな疲れること、したくない。
私たちは同じ方向を向いて進んで行けるのか。
今後何ももめないことは無いと思うので、そういうとき、きちんと自分の気持ちを言葉にできるようにしていたいし、「ああもう大っ嫌い!!」って思うことがあっても立ち返れる原点みたいなものや、信頼関係を不恰好でもいいから粘り強く築いていきたいです。
旅の話は折り返しまできました。
結局長くなりますね。
私もそろそろ息切れ状態。
残すところ倉敷と尾道、一回で書いていいかな!?
・・・・・・・・・。
聞こえたよ 私の耳に 「いいとも」と。
あざーっす!
んではまた!
すてき素敵カフェと東郷湖。
33歳、青春の18切符②
さて、大阪を出て鳥取へ向かいます。
移動は9時間くらい。
そして途中から吹雪f(^^;
乗り替え以外に一度だけ、途中下車をしました。
雪やんだ!
日本海側です。
ん?香住?ちゃぶだいブログを読んで下さっている方は覚えているかも?
はい、シーナと一平で干物を振る舞ってくれたマツトソさん!
というか干物が旨すぎて途中下車を決意。
マツトソさんに、何か旨いもの食べれる場所教えてーと頼み紹介してくださったお店がまたいいとこで◎!
カニうどん、こんなにカニたっぷりで750円!安い!
そして旨い!
2時前くらいに入店したのに嫌な顔せずに優しい対応の店主ご夫婦。
松岡塗装店さんらとも仕事の合間につかの間の再会ができ、ありがとうございました。
で、その時すごく気になる話が!
香住の近くで、地域おこし協力隊で移住してきた青年がゲストハウスをオープンさせるそう、な・ん・で・す・が・・・!
川越の高校に通っていた方とのこと!
わー会ってみたい!
今度はそのゲストハウスに泊まってもっとゆっくり滞在したいです。
気になった方はコチラをチェケラ!
再びのんびり鈍行の旅を楽しみます。
夕方に鳥取に到着しました。
泊まるのは、Y Pub&Hostel!
カッコいいー!
一階に多国籍料理などが楽しめるPUBがあり、朝食もとれます。
ドミトリーのベットはカプセルみたい♪
二階にも広い共有スペースがあって、夜は他の宿泊者たちと飲んだりできました。
湯タンポもあります。
鳥取駅周辺は温泉もいくつかあって、うらやましいです。
アーケードの商店街がけっこう続いていて、シャッター降りてる店は多いけど、私が思っていたより栄えている印象。
温泉に入ってからYのPUBでビールを飲みながらスタッフの中川さん達とお喋りできました。
カフェの仕込みで忙しい中、色々と教えて下さいました。
鳥取周辺のおもしろいお店やギャラリー、広島出身のスタッフさんは尾道での見所もたくさん教えてくれました!
このあと松崎でたみに泊まるのですが、たみとYは同じ方が運営されています。
たみの方が先にできているのですが、始まりが面白く、運営者の三宅さんと蛇谷さんというお二人はデザインやイラストのお仕事をされていて、瀬戸内の芸術祭の時に期間限定で宿をオープンさせたそうです。
その時に、宿泊者がイベントをする場合、割引になるというしくみを作ったら、折り紙で合コンとかファイヤーダンスとか面白いことがたくさんできて、宿をやったら楽しいんじゃないかと思ったそう。
たみは松崎という外からの人の流れがあまり無い場所にあります。
なので、ここを見つけて来る人はけっこう限られてしまう。
Yはもっと色んな人に来てもらいたくて鳥取駅近くというたくさんの人の流れがある場所に作ったと聞きました。
きっともっと様々な理由やきっかけがあるのでしょうが、宿をやる人って色んな人がいるなーとしみじみ思います。
最近、Yの近くに大きなホステルができたそうです。
なので今まではゲストに頼んでいたドミトリーのシーツのセットを宿側でやることにしたと。
これは、けーっこう大変だと思う!
どこまでサービス良くやるか、やりたい気持ちはあるけど、自分達に無理がなく続けて行けるでなければいけない、このバランスは難しいと思います。
でも私は、シーツがゲスト任せでもYに泊まるけどね!
さて鳥取では、ピースボートで出会った友達と10年ぶりくらい?の再会を果たし、鳥取をたくさん案内してもらいました!
初めての砂丘は感動ー!
サハラ砂漠もホワイトサンズも行ったけど、日本にこれがあるってのがすごい!
でも何でここに砂丘ができたのか?
まだ調べてないので調べてみます。
そして、鳥取のリノベーションスクールに関わっている方より鳥取での見所をたくさん教えて頂いたのですが、1ヶ所だけ書きたいと思います。
それは、ホンバコというお店。
リノベーションスクールで誕生したお店です。
本箱がたくさん。
本箱に名札があって、その人からの本が詰まっています。
本棚を見るとその人の人となりが見える。
確かに、そうだと思いました。
この人気が合いそう!とか感じた!
何だっけな、「ブスの褒め方」みたいな本があって、あれはけっこうコミュニケーションの勉強になりそうだなって思った(笑)。
そして、人が見えると街も見えてくる。
いろんな人に出会って、鳥取が身近になりました。
ブックカフェとして営業しつつ、味噌作りとか色々なイベントもやっています。
自由研究にもなっていました。
ここの良寛(りょうかん)さんはヒッチハイクの旅とかやってたみたいで、旅話ももっとしてみたかったです。
鳥取駅周辺だけで、1日過ごせます!
魚も旨いし!
モサエビって初めて食べました。
コナンと砂丘だけじゃない鳥取!
大好きになりました!
次は、松崎編!