川越から始めるサイクリング
ども!
いやはや、旅の報告はしつこかったかな、と反省中のエビスダニです。
一気に春になりましたね!
暖かくなって外に出たくなる季節。
サイクリングなんてどうでしょう?
川越は名前の通り、新河岸川や荒川、入間川などの川に囲まれています。
川沿いにはサイクリングロードもあって、今の季節だと菜の花がキレイだし、荒川沿いにはホンダのエアポートがあって長い時間飛行機を眺めて過ごしてる方もいます。
これは2年前くらいで吉見の桜堤へ行ったときです。
菜の花と桜がすごくきれい。
川越から自転車で行けます!
バスでも行けます。
このコースもいいのですが、今回行ったのは越生町。
入間川→小畔川→越辺川→高麗川を自転車で片道約30キロを遡って、、、のはずだったのですが、あいにくの雨のため、車で行きました。
途中、橋を渡る時には土手に菜の花や桜が咲いていて、自転車で行けたら気持ち良かっただろうなぁと思います。
川越から約一時間くらいで周りは里山の風景。
桜のトンネル!
そしてお昼ご飯で訪れたのがオクムサマルシェさんです。
二拠点居住を経て現在は本格的に拠点を移し、というかUターンされ、奥様やご家族とカフェを営んでいる浅見さんのお店です。
2階には周辺で活動されている職人さんやアーティストさんの作品も置かれています。
パートナーの元同僚で知り合いになった、ときがわ町のオーダー家具woodworks季の木の村田さんの作品もありました。
写真撮り忘れたけどf(^^;
めんごめんご。
食事も地場産の食材が使われていておいしい!
とろろ御膳。
薬膳カレー。
のらぼう菜やワラビのトッピングがありました。
トマトの酸味が柑橘のようにさっぱりで、辛さは控えめだけど一から丁寧に作られたカレーの味。
チームちゃぶだいの田中さんもオクムサマルシェには何回か行っていて、浅見さんともどんどん仲良しになっています。
これから、一緒にどんどん埼玉を盛り上げていきたいです。
浅見さんにご挨拶と少しお話をして、オクムサマルシェを出た後、越生町周辺をドライブして帰ることに。
大豆工房みやでお豆腐を購入。
おまけで油あげとおからが!!
試食も充実していて、豆の味がしっかり濃厚でおいしい!
そして、上谷の大クス。
私、一応写ってるんだけど、わかる??
全国巨木ランキング16位、埼玉県では1位!
すごい迫力です!
それから自転車乗りご用達、シロクマパン。
この辺はほとんどのお店で自転車ラックが備えられています。
シナモンロールとクリームチーズのパン。
オリジナルサイクルジャージが飾ってありました。
さくら山公園のさくら祭り。
斜面にたくさんの桜が!
都内のように混雑もなく、ゆっくり桜を眺められました。
ここのクロワッサンが大好きなんだけど今日はありませんでした。
カンパーニュなどを購入。
知り合いがここでリペアをやっているのですが、この日はお休み。残念。
器も、オシャレで素敵なものばかり!
これだけ楽しんで、10時に川越を出て15時頃帰宅できました。
他にも、酒蔵やワイナリー、有名な黒山三滝や梅林など見所はまだまだあるし、小川町やときがわ町へ足をのばしてもいいかも!
小川町でハイキングしたあと、マイクロブリュワリーでクラフトビールを飲むのもオススメですよ!
元競輪選手がやっているうどん屋さんは自転車乗りだと100円値引きしてくれたり、なんて店もあります。
川越で1日楽しんで泊まって、次の日はもうちょっと埼玉の奥の方を開拓してみる、なんていいと思いますよ~(笑)。
首都圏から気軽にアクセスできる距離で、街も里山も楽しめる埼玉、遊びたおしてみませんか\(^o^)/
おまけのコーナー
久しぶりのおまけコーナー。
川越では毎月行われるイベントがいくつかあります。
毎月1日は七福神縁日(市内7寺院)、8日は呑龍デー(蓮馨寺)、18日は川越きものの日、土日には朝市などがあります。
その中でも私が好きなのは、毎月28日の川越成田山別院で行われる蚤の市です。
古道具や陶器、着物など、宝探しのように楽しめます。
私もこれまでに、古い鏡台や針箱、そば猪口や昔のビンなどをゲットしています。
ちゃぶだいも!
マメちゃぶも!
鏡台も!
多くの店で値段交渉できるので、アンティークショップなどで購入するよりも安いのも魅力!
最近は外国人も多く、刀とか酒器、ガラスの浮きなどを購入する方をよく見かけます。
早朝から日没まで、とはいえ15時頃には店終いを始める店主も多いです。
業者が早い時間に買い付けに来るほどなので、午前中に行かれるのがオススメです。
27日の夜、ゲストハウスちゃぶだいに泊まれば、蚤の市も朝から行けるねぇ!
そんな皆様の為にも、開業に向けて頑張っています!
そろそろ物件が、、、!???
ふふふ!!
④やっとフィナーレ!
倉敷へ向かうまで5~6時間、旅情に浸る・・・ことなく爆睡でした。
ええ、なんと言うか、軽く二日酔い、みたいでして。
だってたみが楽しすぎるから。。
時々目が覚めるときれいな川が見えたりして、開いた口を閉じてまた寝る。
その繰り返しと乗換が何度か続き14時半頃倉敷に到着。
倉敷と川越は似ている、と川越エリアリノベーションシンポジウムの時にレイデックスの明石さんがおっしゃっていたので、訪れたかった場所です。
倉敷の美観地区と川越の蔵造りの街を比較すると、倉敷の方がエリアが広くて保存されている建物も多く、車の乗り入れが制限されています。
大原美術館という有名な美術館も美観地区の中にあります。
ただ、整備されすぎていてテーマパークにいるような感覚も。
岡山といえばデニムも有名ですが、EVERY DENIM 山脇さんに言わせると中には「岡山と言えばデニム」に乗っかって実は中国産なんてこともあるとか。
どこの観光地でも見かけるお店があったりする川越の蔵造り。
ん?と思うものも混じっている、それも共通点かもしれません。
ちょっと逸れますが、川越の蔵造りの街並みエリアの車両規制をしないことに対して、せめて土日だけでもやればいいのに、と思っていました。
ところが、3月に発売されたd design travel 埼玉に、
江戸時代に繁栄し、多彩な個性を持っていた、中山道や東海道の多くの宿場町は、自動車専用の新道が通された事で衰退し、今では「伝統的建造物群保存地区」ではあったとしても、本当の意味での活気はない。「生活感がない」といってもいい。だが川越には、それがある。
と!
そっか、そう言われるとこのままでいいのか、と、単純な私は思ってしまいますね。
さて、有鄰庵はカフェとゲストハウスが一体となっています。
カフェは日中行列ができるほどの大人気。
目玉商品はプリンと卵かけご飯だそうです。
名物の黄ニラ醤油で頂く卵かけご飯は宿泊した翌朝500円で食べることができ、即席味噌汁もついてきて朝御飯にちょうど良いボリュームだし、とても美味しかったです。
有鄰庵といえば、チェックイン時に自己紹介があることでも知られています。
ゲストもスタッフもみんな自己紹介をします。
どんな人がこの場所で一緒に過ごすのかわかるように・・・
私は自己紹介が苦手なので恥ずかしかったですが、スタッフの方々は有鄰庵に対する想いなともコンパクトにまとめて自己紹介して下さり、時期的にも春休み中の大学生ヘルパーさんもいて、これだけの人が集まってくる魅力のある宿なんだなと人を見て感じた夜でした。
この日は歩こう会のような?歩くイベントと重なり、初めてゲストハウスに泊まったという50代くらいの女性もいらっしゃったのですが、宿泊者同士の交流が持てることに感動されていました。
また、今後、黄ニラ醤油などの特産品を販売するスペースも作るそうです。
キッチン。
共有くつろぎスペース「蔵」。
夜は明かりのイベントがありました。
次の日に向かったのは尾道。
宿泊はあなごの寝床です。
こんな細い通路を通ってレセプションにたどり着きます。
尾道ではレンタサイクルで向島を一周、尾道タウンの散策をして過ごしました。
公民館のような施設の1画でカカオと砂糖だけで作ったチョコレートを販売していて、ホットチョコレートなどの飲み物も楽しめるカフェスペースも有ります。
そして窓からは絶景。
内装もカッコ良かったです。
店員のお兄さんと少しお話できました。
製品に対しては熱い想いがあり、でもほどよいユルさがあり話してすごく楽しかったです。
サボりたい時に、ビルの隙間で小さくなってタバコ吸うより、こんな景色のいい場所でサボりたい、と(笑)。
チョコレートは、カカオの種類別に三種類あり、本当に味が違うのでカカオの個性がよくわかりました。
街には古い建物を利用したカフェや雑貨屋さん、パン屋さんがたくさんあって面白かった!
ホホホ座などの雑貨屋やカフェがいくつか入っている建物。
小さいパン屋さん。ネコノテパン工場。
尾道空き家再生プロジェクトというNPOがあり、あなごの寝床が生まれたのもここから。
古い建物を利用した店舗が多いのも、このNPOが機能している証拠でしょうか。
あなごの寝床の宿長、つるさんと少しお話することができました。
つるさんは漫画家さんで、「0円で空家をもらって東京脱出!」という本も出されています。
気になった方はポチっとしちゃいましょ!
なんというか、第一印象はちょっと無愛想で怒ってるのかな?くらいの感じでしたが、話し始めるとけっこう笑顔がこぼれてホッとしました。
むしろギャップ萌え(笑)?
漫画家さんということもあり、「面白い感じが好き」で、あなごの寝床はDIYでオープンまで300日(!!)くらいかかったそうですが、遊び心いっぱいの造りです。
女ドミの窓からはこんな風景。
たまにクモの巣かかってることもあるとか(笑)。
間口が狭く奥が長い、細長い造り。
宿泊者同士でわいわいしたり、一人で過ごしたり、色んな過ごし方ができるように考えて作っていったそう。
2階の女ドミから商店街を見下ろせるスペース。
キッチン。
受付は番台みたいな感じでした(笑)。
つるさんが移住された時の話や、空き家再生プロジェクトの話などを聞くことができました。
このNPOの中心人物である豊田さんは女性で、事業を広げたい!というより、空き家を放っておけない方なんだそうです。
いつかどこかでお話してみたいです。
川越にゲストハウスちゃぶだいができたら、あなごの寝床の研修で行くかもと、どこまで本気かわかりませんが言って頂きましたんで、期待しています。
期待しています!!
あなごの寝床は個性が際立つオモシロイ宿でした。
尾道も楽しい街だったので、また行きたい。
帰りは、岡山の問屋町に寄ったり、明石焼きを食べるためだけに明石で途中下車したりしながら、また大阪から四列シートの刑で帰りました。
全体を通して思ったのは、楽しかった、また行きたいと思えるのは、出会えた人の要素が一番なんじゃないかな、と。
そしてその土地の人の暮らしに触れられるともっと身近になって、好きになる。
ダイナミックな自然とか、泉質の良い温泉とか、めっちゃラグジュアリーな客室を用意したりはできないけれど、あの宿なんか楽しかったなー、川越の街も思ったより面白かったしまた行きたいなって思わせることはできるかも知れない。
そして、自分が共感できる人に勧められた場所を訪ねるとガイドブック通りの旅より楽しく、人生を広げてくれる旅になる。
とにかく、ゲストハウスやまちづくりに関わるたくさんの人と出会えた旅で、旅もゲストハウスもますます好きになりました!
今日はシーナと一平でお留守番です。
早くゲストさん来ないかな~。
では、また!
33歳、青春の18切符③
鳥取でめいっぱい楽しんだ後、電車に・・・いや、汽車?に揺られて約一時間。
松崎駅に着きました。
この日宿泊する「たみ」は、写真撮影はできません。
なぜなのかは是非こちらを読んでみて下さい。
http://www.tamitottori.com/about.html
たみを作った三宅さんたちの狙いとはズレるかも知れませんが私はそのルールで心が楽になりました。
最近はブログを書くために写真を撮らなきゃ撮らなきゃで、単なる記録の為に撮ることが苦痛な時もあります。
撮り忘れてしまうこともあるし。
旅をする、食べる、遊ぶ、学ぶ、その目的は、自分で体験して、感じて、考えて、人生の肥料にすることなのに、「発信する」ことにすりかわってしまっている気がして。
本当はただその場の出会いを楽しみたいのに、写真撮るの忘れないようにしなきゃ、とかって、気が散る。
でも、写真は好きなんですよ。
きっと、撮りたいものが違うだけで。
ただ、ブログを書きながら自分の中できちんと整理されることもあるので、写真を撮る行為が自然発生的に出てきて、結果ブログでも使えるっていうのがベストだなーと最近かんじています。
話がそれましたかねーf(^^;
ほいさっ、たみはゲストハウス、カフェ、シェアハウスが一体となっています。
昔、ミニバスの合宿とかで利用した施設を思い出させるかんじ。
キッチンは広く、お風呂場はタイルが張られた昔のお風呂場の風景のど真ん中に、真っ白な足が伸ばせる楕円の湯船がどーんと置いてあり、現代アートみたい。
たみのある湯梨浜町では、湯梨浜暮らしボランティアという制度があり、接客販売や農作業などいくつかの仕事から選び、1日から参加できてなんとたみでの宿泊が無料になります。
ごめんなさい、私は移住を考えている訳ではないけれど、どんな風に運営されているのか体験したかったので申し込みました。
無料になる二泊分の料金と自分の労力を時給で計算し、9時~17時の仕事を選びました。
樋口農園さんのお手伝いです。
樋口さん(バジルさん)も八王子から移住された方で、移住アドバイザーなどもやられています。
見るからに優しいお顔のバジルさんがたみまで迎えに来てくれて農園に着くと、湯梨浜町の役場の方が挨拶に来て下さいました。
すごくよく喋る方(笑)。
渡された資料をそういえばまだちゃんと見ていないのですがf(^^; この制度は確か2年間利用できるって仰っていました。
この日お手伝いしたのは、時期が終わって枯れたバジルの片付けとブロッコリーの収穫、袋詰めです。
あと、規格外の白菜やキャベツも収穫してたみにおみやげで頂きました。
バジルさんすごくいい人で、お昼のついでに絶景スポットに寄ってくれたり
滝を見せてくれたり
湯梨浜町ドライブをしてくれて。
地元の生産者達で開発したアイスも頂きました!
そしてこの日は、なんと三宅さんも来てくれて、宿泊した大学生達が三宅さんと同じ高校出身だったり、シェアハウスの住人の建築士さんが私がYに忘れたホタルイカの干物を届けてくれたり、そしてその彼女とめっちゃ話したり、シェアハウスの住人にかわいーい所沢出身の青年がいたりね、とにかく楽しくて。
これくらいの規模感がすごく好きだなーと思いました。
たみは三宅さんと蛇谷さんという方との共同経営だそう。
私たちチームちゃぶだいも、まちづくりキャンプで出会ったメンバー三人で会社を作る予定。
三宅さん達は何かを作って行くときに、どちらかが言い出したことを片方が叩いて、また叩き返されて、それが何度も続いて出来上がっていくそうです。
私たちはどうなんだろう?
思ったのは、良くしたいという気持ちからの叩きあいは、愛!
たみと、相手や地域に対する愛じゃない?
じゃなきゃそんな疲れること、したくない。
私たちは同じ方向を向いて進んで行けるのか。
今後何ももめないことは無いと思うので、そういうとき、きちんと自分の気持ちを言葉にできるようにしていたいし、「ああもう大っ嫌い!!」って思うことがあっても立ち返れる原点みたいなものや、信頼関係を不恰好でもいいから粘り強く築いていきたいです。
旅の話は折り返しまできました。
結局長くなりますね。
私もそろそろ息切れ状態。
残すところ倉敷と尾道、一回で書いていいかな!?
・・・・・・・・・。
聞こえたよ 私の耳に 「いいとも」と。
あざーっす!
んではまた!
すてき素敵カフェと東郷湖。
33歳、青春の18切符②
さて、大阪を出て鳥取へ向かいます。
移動は9時間くらい。
そして途中から吹雪f(^^;
乗り替え以外に一度だけ、途中下車をしました。
雪やんだ!
日本海側です。
ん?香住?ちゃぶだいブログを読んで下さっている方は覚えているかも?
はい、シーナと一平で干物を振る舞ってくれたマツトソさん!
というか干物が旨すぎて途中下車を決意。
マツトソさんに、何か旨いもの食べれる場所教えてーと頼み紹介してくださったお店がまたいいとこで◎!
カニうどん、こんなにカニたっぷりで750円!安い!
そして旨い!
2時前くらいに入店したのに嫌な顔せずに優しい対応の店主ご夫婦。
松岡塗装店さんらとも仕事の合間につかの間の再会ができ、ありがとうございました。
で、その時すごく気になる話が!
香住の近くで、地域おこし協力隊で移住してきた青年がゲストハウスをオープンさせるそう、な・ん・で・す・が・・・!
川越の高校に通っていた方とのこと!
わー会ってみたい!
今度はそのゲストハウスに泊まってもっとゆっくり滞在したいです。
気になった方はコチラをチェケラ!
再びのんびり鈍行の旅を楽しみます。
夕方に鳥取に到着しました。
泊まるのは、Y Pub&Hostel!
カッコいいー!
一階に多国籍料理などが楽しめるPUBがあり、朝食もとれます。
ドミトリーのベットはカプセルみたい♪
二階にも広い共有スペースがあって、夜は他の宿泊者たちと飲んだりできました。
湯タンポもあります。
鳥取駅周辺は温泉もいくつかあって、うらやましいです。
アーケードの商店街がけっこう続いていて、シャッター降りてる店は多いけど、私が思っていたより栄えている印象。
温泉に入ってからYのPUBでビールを飲みながらスタッフの中川さん達とお喋りできました。
カフェの仕込みで忙しい中、色々と教えて下さいました。
鳥取周辺のおもしろいお店やギャラリー、広島出身のスタッフさんは尾道での見所もたくさん教えてくれました!
このあと松崎でたみに泊まるのですが、たみとYは同じ方が運営されています。
たみの方が先にできているのですが、始まりが面白く、運営者の三宅さんと蛇谷さんというお二人はデザインやイラストのお仕事をされていて、瀬戸内の芸術祭の時に期間限定で宿をオープンさせたそうです。
その時に、宿泊者がイベントをする場合、割引になるというしくみを作ったら、折り紙で合コンとかファイヤーダンスとか面白いことがたくさんできて、宿をやったら楽しいんじゃないかと思ったそう。
たみは松崎という外からの人の流れがあまり無い場所にあります。
なので、ここを見つけて来る人はけっこう限られてしまう。
Yはもっと色んな人に来てもらいたくて鳥取駅近くというたくさんの人の流れがある場所に作ったと聞きました。
きっともっと様々な理由やきっかけがあるのでしょうが、宿をやる人って色んな人がいるなーとしみじみ思います。
最近、Yの近くに大きなホステルができたそうです。
なので今まではゲストに頼んでいたドミトリーのシーツのセットを宿側でやることにしたと。
これは、けーっこう大変だと思う!
どこまでサービス良くやるか、やりたい気持ちはあるけど、自分達に無理がなく続けて行けるでなければいけない、このバランスは難しいと思います。
でも私は、シーツがゲスト任せでもYに泊まるけどね!
さて鳥取では、ピースボートで出会った友達と10年ぶりくらい?の再会を果たし、鳥取をたくさん案内してもらいました!
初めての砂丘は感動ー!
サハラ砂漠もホワイトサンズも行ったけど、日本にこれがあるってのがすごい!
でも何でここに砂丘ができたのか?
まだ調べてないので調べてみます。
そして、鳥取のリノベーションスクールに関わっている方より鳥取での見所をたくさん教えて頂いたのですが、1ヶ所だけ書きたいと思います。
それは、ホンバコというお店。
リノベーションスクールで誕生したお店です。
本箱がたくさん。
本箱に名札があって、その人からの本が詰まっています。
本棚を見るとその人の人となりが見える。
確かに、そうだと思いました。
この人気が合いそう!とか感じた!
何だっけな、「ブスの褒め方」みたいな本があって、あれはけっこうコミュニケーションの勉強になりそうだなって思った(笑)。
そして、人が見えると街も見えてくる。
いろんな人に出会って、鳥取が身近になりました。
ブックカフェとして営業しつつ、味噌作りとか色々なイベントもやっています。
自由研究にもなっていました。
ここの良寛(りょうかん)さんはヒッチハイクの旅とかやってたみたいで、旅話ももっとしてみたかったです。
鳥取駅周辺だけで、1日過ごせます!
魚も旨いし!
モサエビって初めて食べました。
コナンと砂丘だけじゃない鳥取!
大好きになりました!
次は、松崎編!
33歳、青春の18切符①
旅に出ていました。
一昨年の9月に五島列島へ行って以来の一人旅。
やっぱり、私は一人旅が好きだあああ!
出会いも増えるし、旅に浸れる時間、自分と向き合う時間が多い。
たくさんの人の日常に触れて、自分の日常も少し外から見られることで、自分の人生も悪くないじゃんって思える。
私にとって旅は心のデトックスなんだな。
今回はいままでと違って、泊まりたい場所を選んでの旅でした。
いつもは、行きたい場所へ行く旅。
若干の慌ただしさはあったものの、めいっぱい楽しんできました。
さて、何をどう書こうf(^^;
ええと、まず、そうですね、
松崎で二泊、他が一泊、全部で六泊の旅でした。
旅のルポルタージュになってしまうと文庫本一冊でき上がってしまうので、このブログに書くべきだなと思ったことを報告させてください。
大阪では LODGING & KIN に宿泊しました。
まだ開業して間もなく、山下さんという男性が一人で営んでいらっしゃいます。
こちらは、あの「まちづくりキャンプ」の中でチューターだったオープンAの大我さんから何度も
「パタゴニア好きな人が、パタゴニア好きっぽい人に来てほしい宿を作った」
と話して頂いたゲストハウスです。
そりゃもう、呪文のように「パタゴニア好きのパタゴニア好きのパタゴニア好きの・・」
と頭に残ってしまった宿です。
貧困層に属する身分の為、貴族の乗り物である新幹線なんぞ手が届かず片道3900円の夜行バスで大阪に着いたので、
(初バスタ新宿) 事前に連絡した上で朝の9時頃に一旦荷物を預けに伺いました。
ロッジのような造りのラウンジでおいしいコーヒーを頂き、すがすがしい朝の音楽♪
四列シートで一夜を明かした疲れも和らぎます。
「ヒロシマル」という日本顔の犬を飼っているイタリア人二人組とワイワイおしゃべりをしました。
「アキタイヌ イズ ベリースペシャル!」と、愛犬と一緒にキメ顔の自分の写真を何枚も見せてくれました。
イタリア人の楽観的な雰囲気、好きです。
大阪では観光はほとんどせず、西梅田の素敵なパン屋さん foodscape! のパンをおみやげに、高校時代の友人宅を訪問。(パン旨し!)
昼から夕方まで、いつの間にか走れるようになった彼女の娘と、ベットの周りを何周もおいかけっこし、アンパンマンの絵を何十回も書いたりして過ごしました。
夜に、山下さんに教えて頂いた立飲み屋に行きました。
魚が充実した店で、たまたま隣に同年代であろう女性が一人で一杯目から焼酎お湯割りをたしなんでらっしゃる。
しかもつまみがツブ貝!
話したい!
私が頼んだ「きく菜とじゃこのサラダ」が少し多かったので、「よかったら少し食べませんか?」とナンパ。
難波の近くにある食品の市場で物流関係の事務をされていて、帰宅前に軽く寄ったとのこと。
「私の好きななめろうを頼んでましたよね、シブイ人が来はったな」と思っていたと(笑)。
家族の話とか、仕事の話とかけっこう盛り上がり、楽しい夜を過ごしました。
こういう出会い、嬉しいです!
さて肝心のゲストハウスの話。山下さんは今は宿に住んでいて、夜は併設のバーを開けます。
野外フェスの運営などの経験もあり、音楽にはかなりこだわりが。
立飲みの後、バーでお話を聞きつつ飲んでいる時もさりげなく心地よい音楽が流れていました。
山下さんは音楽と照明を駆使してこの空間をコントロールしている、そんな印象でした。
ゲストの朝を、夜を、最高に心地よく演出してくれます。
山下さんはもともと神奈川の方で、大阪には仕事で縁があり住み始めたそうです。
どんな宿にするか、仲の良い工務店さんだったか設計士さん?(スミマセン)と一緒に色んな場所を訪れて、この感じがいいとかたくさん語らいながら作ったそうです。
本棚にはフェスやキャンプに関する本があったり、バーには木が立っていたり、トイレや宿の入り口が秘密基地のように低かったり、
宿の中に山下さんのこだわりがたくさん詰まっていました。
大我さんが何度も例に上げていたのもよくわかりました。ふぅ。
ゆる~くやっているようでも色んなことが計算されている、そして音楽が心地よい、そんなお宿でした。
えっと、続きも急ぎますがとりあえずここまでっ!
80%のこと
ちゃぶだいの兄貴分?の80%!
古い長屋の空き店舗をリノベーションして、川越においしいおでんやさんができます♪
旅に出ている間に80%の物件に足場がかかっていました。
屋根やってますね~。
ポストが!
6月オープン予定です!
Facebookページもできたみたいです!
次は鳥取編!!
守って直して甦らせること。
先輩訪問!
実はですね...川越には古民家宿泊施設があるのですよ。
訪ねてみました。
その名も「恵比須屋」さん。
偶然にも私の名前がえびすだに、なので親近感(笑)?
今は宿泊はairbnbで受けていて、他にレンタルスペースや織物体験、福祉施設で作られた商品を販売されています。
色々なアーティストやミュージシャンによるイベントもあるそうです。
川越祭の際には石原町の会所にもなるそうです。すごい!
カッコイイ!箱階段!
織り機があります。
秘密基地へと続く階段。
囲炉裏がついてる座卓が!
なんとなく屋根裏感覚。
吹き抜け部分では、一階から物を上げ下げできるアナログシステムが!
(ちゃんと写ってないけど)
あの、ロープでさ、滑車があってさ、ああいうやつよ!
これ絶対楽しいですね~♪
お米やさんだった頃の名残が。
これはあえて残していくそうです。
いやぁ、本当に素晴らしい古民家で、色々な人が関わっているから色んなことができる。
甲冑を着て記念撮影ができたり、懇意にしているお蕎麦屋さんや和菓子やさんでの製造体験など、独自のオプショナルツアーなども考えていらっしゃいます。
あと、お風呂が広くてキレイで木の香りがして、あれはいい気分になっちゃいますね~♪
ゲストハウスちゃぶだいはライバル?
いやいや、共存したいです。
(まだ開業していないのにおこがましいですが)
私たちは甲冑を用意したりできないので、開業できた暁には、ちゃぶだいのお客さんが恵比須屋さんで体験ツアーを申し込むのもアリですかね???
おずおずと聞いてみたら快諾して下さいました\(^o^)/
私も甲冑着てみたいなぁ。直虎みたい(笑)?
昔、合コンで髪型だけで柴崎コウに似てるって言われてすげー気まずかったなぁ。
ファンが聞いたら激怒しますよ。
過剰に誉めるのやめたほうがいいですよ、男性諸君。
この古民家を守って、地域の為に活用している恵比須屋さん。
せんぱーい!!今後ともよろしくお願い致します!!
この日、スタッフルーム以外の内部全部快く見せて頂き、感謝です!
恵比須屋さんの始まりのストーリーは川越スタイルさんというブログに詳しく書かれていました。
リンク貼っていいのか、ブログルールがよくわからないので、検索してみてください(笑)。
愛が詰まった感動のストーリーでした。
ていうか、この川越スタイルさんってすごいんですよね。
川越にすごく詳しくてイベントでは必ずお見かけしていて勝手に知ってます。
いずれ自己紹介できればと。
あ、あとダースベーダーミュージアムコーナーもできるみたいです!
解体し隊!
80%、解体のお手伝い行ってきました( ロ_ロ)ゞ
初めての、壁剥がし、そして破壊!
マスクをしていても鼻の中まで真っ黒になりました。
ヤバいっす、黒いハナミズたらしてたら教えてくださいね!絶対!
でも、すっごく楽しかった‼
イェーイ!
壁の薄板剥がしは、だいぶコツつかみましたよ(^-^)v
こっからの
じゃーん!
ビフォー・アフターだけじゃなくて途中経過が見られる&自分の手が加わることできっとオープンした時の感動は何倍にもなるだろうな。
って、一度手伝っただけですがf(^^;
そして何よりも、自分が地域と関わってるって実感できました。
って、一度手伝っただけですがf(^^;2回目。
ほんの少しだけど、役に立った!!かな?
でもこの日の夕食準備は包丁持つ手が震えました~。
川越のまちづくりに関わっている人はたくさんいらっしゃいます。
守ることを頑張っておられる方、再生・再利用を頑張っておられる方、再生の方法も色々です。
みんな必要なんだと思います。
でも、古くて価値がないし、活かせるとこ活かして作り直すなんてコストパフォーマンス悪いし、とりあえず更地にしちゃえ、とかは私個人としてはとてももったいないと思います。
古い建物のいい感じの梁とか、そうなるまでに何十年もかかるもの、大事にしたいです。
古い建物ぶっ壊してマンション建てるのが良いとか悪いとかわかんないけど、私はもったいないと思う。
何でもかんでも使い捨てるのもうやめませんか?
私たちがやろうとしているのは、街の風景を変えずに、危ない所や直さなきゃならないところはキレイにして、また再び人の集まる場所に戻してあげることです。
(本当はもっと深いけど私の言葉ではこれが限界!リミット!)
私は難しいことはよくわからないけれど、今は自分が共感できる人達の話をたくさん聞かせてもらって、自分にできるやり方で街とつながっていこうと思っています。
機会があれば自分とは違う人の考えも聞いてみたいですが、今はとりあえず今の流れを大事にしてみます。
物件が見つかるまでの時間を無駄にせず過ごしていきたいですね!
ちゃぶだいのビッグニュースが聞ける日はいつになるのか⁉
その時は突然やってくるかもよ?
Don't miss it!!
ここからどうなる?!
ファイツ!80%!
シンポジウムだよ全員集合
お久しぶりです、ちゃぶだいのエビです(*`・ω・)ゞ
全員集合は叶いませんでしたが、12日に川越エリアリノベーションのシンポジウムがありました。
ゲストには㈱レイデックスの明石さんがいらっしゃって、岡山の問屋町というエリアをどうリノベーションしてきているのか、お話をしてくださいました。
いやぁ、とにかくかっこいいんですよね。
まじめ一辺倒でなく、わかりやすく、心に残る言葉がたくさん!
その全ては書いていられませんが(笑)、何度もおっしゃっていたのが「文化と歴史」。
人間のエゴで変えてきたこと、例えば川の流れを変えたり、無理やり道を通したり、そういう風に作ったものはいずれうまくいかなくなる。
まちづくりキャンプの中で、氷川神社の山田宮司と、kawagoe premiumという素晴らしいフリーペーパーを作られている櫻井印刷所の櫻井さんからも同じようなお話を聞きました。
まずはこの土地のことをもっと調べてみよう。
最近おもしろかったのは、川越城の本丸御殿を見に行ったのですが、天井にバレーボールのようなボールの跡があるんです。
え、文化財でボール遊び??
いやいやいや、ないでしょ。ダメでしょ。
ないない、と思いつつも尋ねてみると、戦後に中学校の体育館として使われていた頃があったそうです。
城を体育館に!
もし川越城を訪れることがあれば、是非天井を見上げてみてください。
明石さんの言う歴史とはちょっと違うかも知れませんが(^^;)。
また、問屋町とは別にビジュアルディレクターを務めているJリーグチームのファジアーノ岡山のクラブ理念は「子供たちに夢を」。
問屋町の場合はそれが「みんなでつくる町」。
プロが考えた割には単純明快すぎるのでは?と思われますが、やっぱり、計算してのこと。
誰もが覚えやすく、わかりやすく、いつも携帯してもらえる為に、だそうです。
ファジアーノ岡山の試合前にはいつもこの理念をみんなで確認することで、一人一人がどうしたら子供に夢を与えられるか考え、チケットもぎりの女子大生は応援ユニフォームを着た子供の目線までしゃがんで、「ユニフォームかっこいいね!今日も一緒に頑張って応援しようね!」と声をかけるようになったそうです。
川越のエリアリノベーションに関する話では、エリアをきっちり分けて性格を変えていったほうがいい、というようなアドバイスも。
蔵造りの街並エリアにたくさん人が来るからって蔵風の建物をどんどん作ればいい訳じゃないんです。
むしろ、それは街がダメになる。
「ふむふむ」「へぇぇ」「おぉぉ」が止まらない講演を聞くことができました。
それから、まちづくりキャンプでエリアリノベーションコースだった田中さん、飲食チームだった荒木さんのプレゼンの後に明石さん、㈱オープンAの馬場さんと4人での公開企画会議が開かれました。
㈱8598(ハコクリエイト)代表であり、川越のライフスタイルギフトショップcotofogオーナーの田中さんは、ほんっっとに色んなことやられています。
みんなを笑顔にするために何をしたら楽しくなるか、大人が本気で楽しいことをつきつめていくとこうなるのかっ。
段ボール迷路を持って全国行脚したり、社員を芸人にしてしまったり!
その芸人の名は、、、
「ファッティー腹」
いや、違うな、
「ハッピー原」!だ!
まさに腹を指さされている彼です。
ポーズが、ザ・芸人(笑)!
シンポジウムでも、まじめな討論が繰り広げられた後の質問コーナーで公開ダイエット宣言をするという強いハートの持ち主。
本当に独特に愉快な方々ですが、cotofogというお店はすごくおしゃれです。
この前行ったのですが、お休みだったので外観だけ。
とある飲食店の方は田中さんのことを「おもしろいと思ったことは何でもやる人」と言っていました。
色んな事をやられていますが、一番大事にしているのは「ヒト×ヒト」。
どんなにインターネットが普及して、AIが進化したって、楽しいことは「ヒト×ヒト」から生まれるのだということ。
すごく共感しました。
川越の表には出てこないけれどかっこいいお店やおいしい飲食店などを「うらかわ」と名付けて「うらかわプロジェクト」を立ち上げ、川越というハコを楽しくクリエイトしていく、馬場さん曰く「クリエイティブ変態」な方です(笑)!
そして荒木さん。
以前にも書きましたが、昨年末に80%という会社を立ち上げ、連雀町の長屋をリノベーションして活用する事業を担っている方。
完成予定図です。
こちらはいよいよ解体が始まります!
完璧じゃなくていい、ちょっといい日常。80%。
地場産の旬のものがいただける「すずのや」さんが入ります。
私もDIYはお手伝いさせてもらいます!!
この長屋に直接関係がある話ではありせませんが気になったのが、水辺の活用の話。
川越は新河岸川や入間川、荒川、越辺川など川に囲まれた街で、名前にも「川」があるのに水辺を活かしきれていないと。
荒木さんは新河岸川でカヌーを楽しんだりするそうです。
なにそれ、楽しそう!
新河岸川沿いは春は桜が両岸に咲き乱れて、その中で渡し船に乗れるイベントがあったり、昨年の夏には半世紀ぶりに伝統行事の灯籠流しが行われました。
しかし、普段楽しめることがないのです。
なかなか素敵な散歩道があったりして、人が来ないのはなかなかもったいないなぁと思っていたので、カヌーに乗れたりしたらいいな!!
そちらのほうも、頑張っていただきたい!
ちなみに昔からの川越っこは新河岸川を「赤間川」と呼ぶそうです。
話はたくさんありましたが、明石さんからは、田中さんの事業はふわっと散らして、荒木さんの事業は人の導線や歴史などをがっちり計算してやったほうがいいって感じで締められました、たしか(笑。
80%も「うらかわ」に入っていくのかな。楽しみだな。
シンポジウムの後は、人気の居酒屋囲坊主へ移動して懇親会!
8598の田中さんが川越駅前のストリートミュージシャンに声をかけて「うらかわソング」を作ってもらい、ちゃんとレコーディングまでやったという、
そのミュージシャンのLiLoさんが来てくださり、「うらかわソング」を歌ってくれました!
織物市場でのマーケットなど、市内の色々なイベントや飲食店で歌っている方です。
すずのやオーナーの豪さんが口説いてたので、すずのやさんでも聴ける日が来そうですね♪
楽しいことも、勉強になったこともたくさんあった1日でした\(^o^)/
ちゃぶだいも、がんばるぞー!