川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります

ちゃぶだいの母・エビスダニが、小江戸川越でゲストハウス開業に挑戦~開業後のあれこれを書いています。一級建築士の田中さんと、番頭にっしーと、スタッフのみんなと一緒に頑張っているところ。

イチから出直し

今日、物件オーナーさんとの間に入って頂いていた市役所の方から連絡がありました。

 

諸事情により、あそこでの開業は不可能になったとのことでした。

 

とても残念でしたが、これまで(市役所の方を通じて)話を聞いてくださった物件オーナーさん、間に入ってくださっている市役所の方にはとても感謝しています。

 

物件探しから出直しですね。

 

それと、紹介していませんでしたが、

市役所の担当のかたで、田畑さんという方がいます。

恐らくご自分の時間をかなり削ってこのプロジェクトを担当してくださっています。

本気で、川越のエリアリノベーションを考えていられます。

これからもサポートしますとおっしゃってくれました。

今回のまちキャンで、不動産関係の縁もできました。

こういう場を作って頂いて、力を貸して頂いて、本当に感謝しています。

今後も頼りにしています!

 

私の方は、おかみ修行など、ゲストハウス開業に向けての活動は続けていきます。

ブログも続けます。

 

0からの出直しではなく、ちょっと進んだ、1からの出直しです。

 

とりあえず、ちゃぶだい第一幕は降りてしまいましたが、これからも応援して頂けたら嬉しいです‼

 

ちなみに、19日に今後の作戦会議も開きます!

 

よろしくお願い致します‼

 

 

あと・・・大したことではないですが、サトウサンズレストを訪れたのは12月3、4日でしたf(^_^;

 

サトウサンズレスト

前回のは、なんだか酔っ払い感出てますね・・・。

勢いでだだだーっと書いたので。

後で読むと不快な表現もあり、恥ずかしい気持ちもありますが、自分への戒めの意味でそのままにしておきます。

失礼いたしました。

私の特徴の一つに「お調子者」という短所があります。

 

さて、気を取り直して!

11月26、27日で、三ノ輪のサトウサンズレストというゲストハウスを訪れました。

f:id:chabudaikawagoe:20161212151122j:image

昔ながらの商店街の一角にあり、宿泊者にはありがたいお惣菜、お弁当屋さん、銭湯、安い居酒屋などがあり、

なにより目の前のおにぎりやさんが朝からやっているのは助かります。

 20代の頃に姉と荒川区で電気やガスを止められたりしながら暮らしていたので、

三ノ輪はけっこう懐かしかったです。

 

オーナーの 渡邉夏美さんはナナさんという愛称で呼ばれていて、ちゃぶだいの話も丁寧に聞いてくれました。

オーストラリア、ニュージーランドでのワーキングホリデーの経験があり、なんとなくバックグラウンドが似ていることに心が弾みました。

「佐藤さん」は、ナナさんの旧姓だそうです。

 

ナナさんは入谷のtocoという有名なゲストハウスでヘルパーをしてからの起業で、

同じように助けてくれる建築士さんが近くにいたそうです。

「保健所や消防は私たちみたいな素人が一人で行っちゃダメ」

と釘をさされました。

行くたびに毎回回答が変わったりして、知識がないと戦えないとのこと。

荒川区ではトイレのタンクの水道を洗面台に数えることができる、など細かいことも色々教えて頂きました。

けれど、自治体によって違うため、確認、修正の繰り返しが何度か出てくることになるでしょう。

金融機関へのプレゼン、オーナー提案が今の目の前の課題ですが、それをクリアしてもまだまだ開業までは先が長いぜー、としみじみ。

 

商店街の福引チケットを頂いたのでいざ、福引へ!

当たりが出ると、「〇等賞、どこどこのだれだれ君、おめでとうございます」などと放送がながれて、この商店街は「三丁目の夕日」のような世界でした。

私は100円引き券を2枚ゲットし、お惣菜とビールを買って戻りました。

 

外国人利用者の割合も多いようですが、この日は日本で働いている中国人女性と上海に留学中のアメリカ人の女の子の他は日本人でした。

この中国人女性は日本語もペラペラで、有名な企業にお勤め、

東京にも行きたい講座があって来たというすごく勉強熱心な方。

向上心の強い人の話は刺激を受けます。

 

就活中の女子大生と中国人女性と一緒に、ナナさんの話を聞きながら夕食を食べていると、窓の外から自転車に乗ってこっちをニヤニヤみているおじさんがいます。

そのちょっと前に

「変な人が来ないように、男の影を出せ」

という忠告と、変な人事例の話をしていたので

あれ、これ、変な人じゃない?

と、ドキドキしましたが、正体はナナさんのお友達の建築士さんでした。

有名なハウスメーカーにお勤めです。

ピンクの自転車に乗ったこの人が建築士さんとはびっくりです。

 

しかしこのおじさん、

「ゲストハウスに年に500回行く」

というかなりのゲストハウス好き。

tocoさんのバーに毎日行くらしいのです。

「今から行く!?」

と誘われ、一緒にご飯を食べていた二人も引き連れ行くことに。

 

歩いてtocoに着くと、そこにはおじさんの顔見知りがたくさん!

自分の家のように庭まで案内していただき、一杯飲みました。

その場にいた常連さん男性も一緒になって、靴を間違えられた話、なんてたわいもない話で盛り上がったりして。

 

でも、おじさんは勇気が出る言葉もくれました。

「やりたい気持ちが強ければできる」

ずんっとお腹の底のあたりからじわじわとやる気みたいなものがこみ上げてくる一言でした。

やっぱり、そこにいる人、誰に声かけてもおかしくない場所、そういうところが魅力だ、とも。

 

常連さんは埼玉・岩槻の出身で、埼玉にはポテンシャルがあるのにアピールが下手だと言って、

埼玉の活性化のため(大げさ?)ちゃぶだいのことも応援してくれました。

 

そんなハプニングがあり、一粒で二度おいしい一晩になりました。

 

宿に戻って、寝る支度をしながら就活女子と雑談中、彼女が

「ここに来ると、就活とかうまくいかなくても大丈夫かなって思える」

って言っていたんです。

彼女は二回目の宿泊で、一度目は友達と来たけど居心地がよくて今回は一人で来たのだと。

しかも、千葉からです。

泊まる距離じゃないんです。

この場所やナナさん夫婦に会うことを目的として来ているんです。

そして、きっと来た時よりも少し元気になって帰っていく。

 

ナナさんはゲストのことをすごく大事に考えていて、でもおせっかいすぎず、いい距離感を作れる方でした。

そういう人がいればまた来てくれるゲストがいる。

それを実感できてよかった。

 

もっとお話ししたかったので、私もきっとまた行くと思います。

 

おまけ

川越の菓子や横丁に、楽々さんというサンドイッチのお店があります。

もともとあった楽々さんのパン屋さんの向かいに新しくできました。

こちらは朝の7時半からやっているので、宿泊した朝に行くのもいいと思います。

ちゃぶだい予定地からは徒歩10分。

朝の蔵造りの街並みの散歩も楽しめます。

イートインスペースはおしゃれで、コーヒーは無料。


f:id:chabudaikawagoe:20161212235639j:image

サンドイッチは見た目よりもボリュームがあり、サンドイッチ用パンも何種類かあります。

 
f:id:chabudaikawagoe:20161212235650j:image


f:id:chabudaikawagoe:20161212235933j:image

屋上テラスも気持ちいい!


f:id:chabudaikawagoe:20161212235802j:image

川越に泊まる日が楽しみになりませんか笑??

運営会社をつくります

えもさんとの出会いの後、単純な私は

よし!会いに行く!

と意気込み、

チームの一員、西村さんにおすすめゲストハウスをいくつか教えてもらいました。

 

最後の紹介となりましたが、西村さんは、ゲストハウスをやりたい人です。

誰でも知ってる某通信会社を辞めて(!)ゲストハウスを開業すべく活動している最中に出会いました。

ウォーターボーイズで有名な川越高校出身ということで、川越への思い入れも強いようですが、

彼は数々のゲストハウスを泊まり歩き、自分の作りたいゲストハウスもかなり具体的なイメージを持っていらして、

今回の物件はそのイメージとは違ったようです。

(おかげで私がおかみに、ムフ)

もともとの優秀さもありますが、ゲストハウス開業についてとても勉強されているので、かなり頼りになる存在!

このチームはみんながみんな、デキル人で頼りになります(私以外)。

甘えすぎないように気をつけなければ・・・。

 

その西村さんにいくつかピックアップしていただいた中で、

サトウサンズレスト(東京・三ノ輪)

マスヤゲストハウス(長野・諏訪)

こちらの二つが女性オーナーで特におススメとのことでした。

後でわかりましたが、どちらも東京入谷の人気ゲストハウスtocoでヘルパーさんをやられていた方みたいです。

 

どちらも予約を入れ、話を聞きたいと伝えました。

サトウサンズレストはすでに訪れています!

この話も早く書きたい!

 

そして引き続きお粗末な頭を少しでもレベルアップさせるべく

ちまちまと勉強しつつ迎えたのが、

打ち合わせ!

まちキャン後、初めての打ち合わせ!

そうです、聞かずにいた、

事業スキーム様のおな~り~なのです。

ひー、、どきどき。

 

ちなみに、当初の打ち合わせ日があの11月の雪の日だったため、流れて次の日曜へ。

その生殺し状態の数日は気持ちも落ち着かないですね。

 

チームの皆さん多忙ですから、実際に会えたのは田中さんと姐さんと私。

ふぇいすぶっくふぉん?で、大我様へつなぎ、二次元で参加していただきました。

あ、さっき登場した西村さんは語学留学のため、まちキャン3日目15時で姿を消しています。

それ以上優秀にならなくていいから早くかえってきてーーー!

 

さて、内容ですが、

タイトル通り、運営会社をつくります!

私は借金王にならなくてすんだのです。

個人事業主の勉強はちょっと的外れでしたが。

えびちゃんが社長でもいい、と言われましたが、

いやいや、つぶすわ~。

こういう形ができるのは、田中さんのおかげです。

 

田中さんは一番さらっと紹介しましたが、すごくアツいお方です!

中目黒という埼玉県民らしからぬオシャレタウンに会社を構えているのに、あえて日高市から通勤する強者。

まちキャン当初から地元である日高市方面、埼玉の奥へ奥へと人の流れを呼び寄せたい、

そのために川越がきっかけになれば、という話はされていました。

後々の話ですが、

「東京で稼いだ金を地元に落としてる」

 という言葉を聞いたときに、

ほんとに、

わざわざ長距離通勤されているのが府に落ちました。

・・・「フニオチル」という言葉を漢字にするとああなるのか。

今まで知らなかったことを携帯電話に教えてもらいました。

田中さんは、ちゃぶだいよりずっと先のことまで考えています。

でも、私の言葉で田中さんの想いを語るにはあまりに陳腐になるので、このへんにしときます。

 

事業の話に戻ると、

リノベ費用が一番かかってしまう訳で、、

それをミスター田中の会社でやっていただく。

田中カンパニーがオーナーさんから借りる、

ちゃぶだいは田中カンパニーcotoからサブリースという形になるのです。

ゲストハウスと、飲食部門をまとめて運営会社にしようというのが今の流れです。

 

・・・あっ!

cotoって書いちゃった!

大丈夫かしら。。

ダメだったら早めに教えてくださいね(笑)

 

とにかく、

最初私は多額の借金を親に頼ろうと思っていました。

だけどこの話をしたとき、田中さんのことを

「いい人なんだね」

って口を揃えて母と姉が言いました。

(川越東屋さんでうなぎを食べながら)


f:id:chabudaikawagoe:20161211010918j:image

私の主観が混ざった話になったとは思いますが、私もなんだか安心しました。

 

実は打ち合わせの前に、川越の旧織物市場のクラフトマーッケットで田中さんの奥様にもお会いできて、少しだけお話することができました。

奥様が、田中さんに対し

「ワンマンなところあるから」

という忠告に田中さんが

「俺ワガママだから」

という受け答えになんか、

人間だ

と感じられて私はすごく嬉しかったです。

 

今は事業の話しかできないけど本当はチームのみんなと

パートナーとの出会いとか、

兄弟はいるのかとか、

学生時代の部活とか、

趣味とか、

そんなただの世間話をしたいです。

そのうちできたらいいな。

 

というわけで、今回のちゃぶだいは

運営会社をつくります、まででした。


f:id:chabudaikawagoe:20161211005316j:image

愛すべき学生時代の仲間と忘年会で行ったビアバーでの窓からの景色が余りにも四角だったので!無関係ですが!

 

では、次は

サトウサンズレストの話です♪

おもしろかったです!

 

素敵な出会い

その前に・・・

少しだけ前回の補足を・・-!

どうしても、想いの方向に片寄ってしまう。

 

えー、中身のはなし。

一階にちゃぶだいラウンジとドミトリー一部屋、二段ベッド6個置きます。

二階に個室二部屋、2~3人利用ってとこでしょうか。

Tatami style デス。

 

そして、誰でも出入り自由エリアにはウッドデッキの庭があり、

屋内カウンタースペースには大きな本棚を置いて、川越や川越からアクセスしやすい土地のガイドブックなどを置きます。

トラベルカフェみたいな!

 

小さな飲食ブースから、キャッシュオンでおいしいお惣菜と、あの有名な地ビールなどを買えるようにします。

 

どこかにハンモックかけられないかなぁ。

なんて、妄想していますo^^o 

 

お待たせしました。

日本全国(目指せ)10万人のちゃぶだいファンの皆様。

やっと話が進みます。

しかし、今読んでくれてるのはみんな知り合いかなーと思うとけっこう恥ずかしいものですな。

 

それはさておき出会うためにやってきたのは、

豊島区。

ちなみにまちづくりキャンプの次の週、

11月19日のお話です。

まだまだ今に追いつかないですね。

 

池袋から西武池袋線で一駅、椎名町で下車。

するどいアナタは気づいたかもしれませんが、

ここの商店街に「シーナと一平」というゲストハウスがあります。

シーナと一平のおかみに会うべく川越より参上致しました( ロ_ロ)ゞ

 

きっかけは、田中さんがたまたま寄ってみました~というメッセンジャーからの、

「おかみはお友だちです」

という兄やんの一言。

 

兄やんもチームの一人で、そういえば正式な肩書きは聞いてませんが、知識も人脈も多岐に渡り、宣伝広告、情報収集、マネタイズなどなどの面で大変頼りになる存在!

この人も手放せません‼

 

そこから瞬時に私へおかみである「えもさん」を紹介していただき、早速会いに来たということです。

 

やたら焼き鳥屋の多い商店街を通り、駅からもまだ近い位置に「おやおや、なんだろうここは」と思わせる建物があります。

看板にはとんかつの文字。


f:id:chabudaikawagoe:20161210091457j:image

 すみません、話に夢中で写真撮ってないのでリーフリットより。

f:id:chabudaikawagoe:20161210091418j:image

とんかつ屋さんをリノベしていて、シェアミシンのあるカフェを併設しています。


f:id:chabudaikawagoe:20161210103310j:image

 

私が到着したときには、えもさんはお出かけ中でカフェスタッフのつよぽんさんがせっせと仕事中。

 

兄やんから聞いて~、と話を始めると、

シーナと一平の始まりの話や、つよぽんさんがカフェスタッフになったきっかけの話などをしてくれました。

とっても話しやすい、警戒心を抱かせない人です。

 

そうこうしてる間に、えもさんの登場。

ああドキドキ、

どもども、と挨拶をして、ちゃぶだいの話を聞いてもらう。

 

えもさんがシーナと一平を始めてから今感じている課題みたいなものや、運営形態などなど、

コーヒーとチーズケーキを頬張りながら、何だかんだで二時間くらいお邪魔してしまいました。

 

私がこの時に一番聞きたかったことは、

私は今、何をすればいいのか?

 

えもさんから頂いた言葉は

「バード面よりソフト面」

 

数字のことは得意な人に任せろと。

 

それよりも、ちゃぶだいで何をしたら楽しいのか考えたり、

色んな人に会いに行けばいいと。

 

たしかに、今から私がジタバタしたところで、できるのは穴だらけの事業計画でしょう。

もちろん、理解はできるように勉強することは必要だと思います。

 

そっか、私はおかみ道を突き進めばいいのね。

 

会いに行って本当に良かったです。

 

こうやって、人の縁がどんどん大きくなってく。

 

感謝です。

 

実は・・・・

先のことをバラしてしまうと、

私はこれからシーナと一平でおかみ修行をさせていただくことになりました!

えもさん、感謝です!!

 

このことはまた順に書いていきまーす!

 

ちゃぶだいの進歩をこれからも見てほしいです。

よろしくお願い致します!!

ちゃぶだいってどんなとこ?



素敵な出会いのことを早く書きたかったのですが、

どんな場所を作るのか、書き忘れていました。

いまのところ、

ちゃぶだいがある、

しか書いてないですよねf(^^;

 

物件オーナーからのGOサインがまだなので、

写真や物件の詳細は語れませんが、

場所は川越市連雀町、本川越が最寄駅で観光地エリアの玄関口となる立地です。

 

私がすごく気に入っているのは、

庭があって、果実のなる木が3本、

更に小さな桜の木があるところです。

庭と、果実のなる木は夢でした!

 

ええ、お察しの通り、古いです!

どれくらい今の形状を残してリノベできるかわかりませんが、

そこは田中さんの腕の見せどころ。

私は体を動かすことで応えます。

よっ!一級建築士

 

そして、素敵なイメージ画があるのです。

じゃーん。

 


f:id:chabudaikawagoe:20161208070015j:image

 
f:id:chabudaikawagoe:20161208065820j:image

 

姐さん作です。

姐さんとは、DIYアドバイザーであり、絵も描けて、

お金の知識も兼ね備えたチームの姐御的存在。

うん、絶対に必要な存在!

楽しそうだし、ほっこりもできそうでしょう?

 

円卓で、そこに集った人の縁を囲むのです。

 

ビジネスホテルは、

そこそこ安くて、

個室で、

シーツがパリッとしていて、

シャワーも朝食も付いていて、

快適に眠れるかもしれない。

 

でも、どこに行ってもだいたい同じですよね?

内装とか、だいたい想像つきますよね?

 

そして、一人で旅して、

仕方がなくそういう場所に泊まるときもあるけれど、

ものすごく、

ひとりぼっちだ、

って思います。

1日楽しかったけど、結局いま、

誰とも繋がってないな、

私は立派なよそ者だな、

って思います。

 

でもゲストハウスなら、

その土地で見たこと、感じたことを共有することができます。

お互いに、どこの誰か、顔と名前が伝わる距離で。

よそ者に変わりはないかも知れないけど、

自分が今ここにいることを認めてくれる人がいるのといないのでは、

その滞在には大きな違いがあると思うのです。

 

一人でホテルに泊まってSNSで「川越なう」

とかじゃなくて!

ここにある偶然の出会いを、

現実のこの場所で、

寝る寸前まで楽しんじゃってほしいのです!

 

そういう場所を作りたい。

作ります!

 

次回こそ、素敵な出会いのお話です。

まちづくりキャンプを終えて

 

・・・ふぅ。

なんだかすごい3日間だった。

人生が変わる3日間だったなぁ。

 

・・・で!?

これからどうなるの?

何をすればいいの?

まちづくりキャンプってどこまで?

 

私は一体何をどうしていいのかわかりませんでした。

 

おかみをやると言ったからには、やる!

けども、一人では開業までたどりつけない・・・

 

消防や保健所からトイレの数増やせだとか言われたときに、図面を書き直すことができない。

金融機関へお金を借りる為のしっかりした事業計画を立てる方法もわからない。

 

私、何もできないじゃん!

 

とりあえず、個人事業の始め方、初めての事業計画、、のような本を読んでみるものの、

うーん、

ざっとわかったような、、

わからないような、、

当然これで、よし!できる!というようにはならないのです。

 

一人で悩んでいても仕方がないので、チームの皆さんに聞きました。

これからも、この事業に関わって頂けるのか、

それはどのような形なのか。

 

すると、田中さんから、

事業スキーム考えてます!

と返事がありました。

 

田中さんとは、リノベ会社をやられている方なので、建築のプロ!

この人は絶対に必要!

 

おお、事業スキーム!

(スキームという言葉を当たり前のように出しましたが、このキャンプで生まれて初めて使いました)

どんな!?

と、目の前の餌にとびつく勢いに待てをかけ、

答えを聞くのは次に会うときにするわ、

なんて、うまくいってないカップルの吐くようなセリフを頭のなかで送信するのでした。

 

そして、次に会うその日よりも前に、

素敵な素敵な出会いが訪れてしまうのです。

 

続きはまた明日!

(か、明後日)

自己紹介が遅れました。

そもそも、お前は誰だ⁉

ってことですよね。

最初の記事に書きましたが、えびすだに、という名字なので、
えび、えびちゃん、えびぞう、などと呼ばれています。
33歳の女で、川越市に住んでいます。

旅に目覚めたのは
写真の専門学校生だった頃、初めての海外と、初めての一人旅を経験したことがきっかけです。

場所はパリ。
ええ、ジェンヌのパリです。

頭では、テレビなどの情報でパリの街並みのイメージはありましたが、
実際に訪れ、自分の目で見た初めての海外に私の心は予想以上に動かされました。

遠く離れた場所で、自分とは違う言語、違う文化、違う風景の中で生活している人が本当にいるんだ。

当たり前のことだけど、ちゃんと理解したのはこの時だと思います。

日光街道を辿り、会津まで

初めての一人旅は、会津でした。

街道を撮るという課題で、私は当時の自宅から近いという理由だけで日光街道を選びました。

日光までは原付で日帰りを決行しましたが、
講師から、会津まで行ってこい!と。

青春18切符でトコトコ会津まで。
サザエ堂やら、武家屋敷やら、大内宿やらをパシャパシャ撮影し、
もう場所も忘れてしまったけど会津か、喜多方あたりのユースホステルに泊まりました。

初めてのドミトリー体験で、私以外には一人女性がいました。
たしか、宿でお蕎麦やさんか何かをしていて、
食事はそこでとり、お風呂は近くの銭湯を紹介してもらいました。

そう思うと、まちをホテルと見立てる「まちやど」みたいな形は昔からあったんですね。

たぶん、この二つの旅行をきっかけに旅にハマることになったんだと思います。

世界一周

専門学校を卒業して、バイト掛け持ちして、
第48回のピースボートに乗船しました。

105日で、19ヵ国を巡りました。

一人ではなかなか訪ねるのが難しい国(イースター島など)を訪れることができたし、

船内では次の寄港地に関する勉強会があったり、
運動会みたいなイベントがあったり、
毎日飽きずに過ごしました。

同室だった3人とは今でも友達で、お互いの結婚式にも参加したり、

船で働くクルーは多国籍にわたりましたが、コミュニケーションがとれるようになり、
一緒にお酒を飲んだりして、
国籍も、人種も、宗教も違う人たちのことを、
大切な友達だって思えることに感動しました。

そして、海外を旅する自信がつきました。

ワーホリ一回目

24歳の時にニュージーランドへ。

オークランドで語学学校に通い、
韓国人とフラットメイト生活をし、
日本食レストランでバイト、
花屋でボランティア生活を4ヶ月。

その後1ドルから乗れる長距離バスでニュージーランド各地を旅して回りました。

もちろん宿泊はバックパッカーズホステル。

それぞれに個性があるし、
知らない人に声をかけるのが普通な場所。
出会ったばかりで一緒にご飯を食べたり、
ゲームをしたり、散歩したりできる場所。

自分とは全く違うバックグラウンドを持つ人たちと自然に出会えて交流できる、
そういう場所の魅力にどんどんハマっていきました。

お金を稼ぎにブレナムという街でしばらくフルーツピッキングをしました。

その時は8人部屋のドミトリーの全員が違う国籍だったけど、
家族のように、一緒に生活をして、
25歳の誕生日は、みんながそれぞれの国の料理を作って祝ってくれました。

この時仲良くなった日本人とフランス人と3人で、
オーストラリアの旅も共にしました。

f:id:chabudaikawagoe:20161204205354j:plain

ニュージーランド、大好きです。
(写真はオージー)

その後は

長くなるので、出来事だけを綴ります。
細かいことはタイミングをみて小出しに(笑)。

オーストラリアで1ヶ月過ごして帰国。

西新井の花屋と、
町屋のホルモン焼き屋を掛け持ちして資金を作り、
二度目のワーホリでカナダへ。

バンクーバーで半年くらい、
海産物を加工する工場で働きつつ、
バンクーバーを満喫。

シアトルからアメリカに入り、グレイハウンドでアメリカ横断。

ここにきて、ニューヨークで初めて、
おもてなしする側を経験しました。

ニューヨークの日本人宿、ムーンパレスで管理人を一ヶ月やらせて頂きました。

とっても楽しくて、
ゲストの滞在を素敵なものにする手助けができることが嬉しくて、
自分でやれたらもっと楽しいはず!
と、開業したい気持ちが本当に強くなったのはここからだと思います。

その後カナダへ戻り、カナダも横断して帰国。

帰国してからは、
カメラマンやったり、
発掘調査やったり、
四国88ヶ所歩いたり、
家具作りを勉強したり、
ミャンマー行ったり、
国内ちょこちょこ旅したりして、
現在は額縁屋で働き始めて4年目になります。

あと、
結婚したり、
離婚したりもしました(;^_^


そんなこんなで、今に至ります。

次は、ゲストハウスちゃぶだいを作るために
いま頑張っていることを書いていきたいと思います。

では、また^^